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少女漫画ネタバレ

人気の少女漫画やまんが全般をネタバレで紹介!漫画のネタバレならお任せ!!

少年まんがの人気漫画「マギ」17巻を無料で試し読み!?

   

『マギ』のアニメもオススメ!!
少年まんが『マギ』あらすじ 17巻 ネタバレ
無料試し読みも紹介であらすじを全巻ネタバレ!
人気少年まんが『マギ』の結末まで17巻をネタバレ!

マギ17巻あらすじ

 

 




「マギ」17巻あらすじとネタバレ

「マギ」17巻あらすじ

週刊少年漫画史上、最大の戦争始まる!レーム帝国がマグノシュタットに宣戦布告!! 地上最大の帝国の脅威がマグノシュタットに迫る!!マグノシュタットで学ぶ少年達の行方は!?




「マギ」17巻 ネタバレ

魔導士の孤独(第159夜)

アリババくんたちはじめ、アラジンが今まで沢山出会ってきた愛する人たち。
”でも僕は・・・ほんとは誰とも・・・”

そんな愛する人たちと”魔導士”は『違う』というモガメット。

『他者と違う』という”孤独”は共通しているという魔導士。
では何故そんな存在で生まれてきたのか?

「導士とは『なんのためにこの世に生まれたのか』それを考えたことはあるかね!?」

世界の全てを動かしている”ルフ”、
そしてその”ルフ”を見て世界を動かす力を操れるのは『魔導士』だけだ、とモガメットは言います。

しかしその”魔導士”が世界の歴史を動かしたことはあるか!?というと
それは『ない』という。

魔法使いはせいぜい占い師や巫女、王に使役された程度で
過去できた数々の帝国・・・その全てが魔導士ではなく”非魔導士”が王となった事実。

「今からその一端を見せよう・・・」

そういって自分の血を垂らし込んだ杯に”遠隔透視魔法”をかけ
自分のルフの記憶を天井に映し出し、生徒たちに見せるモガメット。

この魔法・・・シンさんが紅玉に夜這いをかけたかどうかの不貞を検証するために(笑)
ヤムライハが見せてくれた魔法と同じようなもの。

・・・つまり、”真実”を見せるものだ。

天井に映し出されたモガメットのルフの記憶。

そこには70年前のムスタシム国・・・
若かりし頃のモガメットとその娘の生活が映し出されていました。

数十名の”魔導士”が王家に従え、王家の権力のもと強制的に使役されていた時代。
モガメットの妻は魔力が尽きるまで魔法を使わされ、死んでいったという。

娘のサーナも魔導士だった。

魔導士の楽しみは『仲間との魔法の研究』で、”知的欲求”は何物にも勝っていた。

時代的に地位の低い魔導士という立場だったが
魔法を研究すれば王様も自分たちを認めてくれるかもしれないと研究を重ねる日々。

助けた民には”魔導士様”と感謝され、そんな日々に喜びを感じ
今は王家の権力のもとで制限されている魔法を
自由に使う権利を自分たちにくださいと王様に申し出ます。

”魔法はたくさんの人を助けられる。俺たちは・・・きっとこの世界を良くするために、助けるために生まれてきたんだ”

”だから、どうかこの先何があっても、魔導士に生まれたことを悔やまないでくれ。”

”魔法は、素晴らしいものなんだから!”

そう娘に言い聞かせるモガメット。

この時点では妻は魔力が尽きるまで使役されたという悲しい出来事があっても
全然黒い部分などなく『非魔導士』を敵対してなかったんだな・・・。

すごく良い人じゃんっ!!モガメットおじーちゃん!

魔導士の国(第160夜)

しかし・・・ある事件が起こります。

しばらくたってムスタシム王国の魔導士たちは『貴族』の称号を授かります。

そんな魔導士たちの活躍ぶりを良く思わなかった『非魔導士』の金持ちたち。

ここでいったん投影をやめ、アラジン、ティトス、スフィントスの3人に
”地下で何を見たか”を聞くモガメット。

「20万もの人々が魔力を吸い上げられて”虐げられている!!”」
そう激しい口調で叫び答えるティトスにざわめく会場。

しかし・・・

「ほお、虐げる?”本当にそうだったのかね”、ティトス?」というモガメット。

うーん、虐げられるというのとはちょっと違うかなぁ・・・。
子供たちは別だけど、大人たちなんて堕落した生活おくってたもんなぁ。。。(苦笑)

そんな5等許可区に住む大人たちの現状を知っているモガメットは涼しい顔で言います。

「食欲、性欲、そんな目先の原始的な欲求さえ満たせればよい。まるで牛や馬、豚・・・そう、”非魔導士”とは『家畜』となんら変わらない生き物なのだよ。」

しかし非魔導士には牛や豚にはないものが一つあるというモガメット。

それは”支配欲”!!

魔導士にも多かれ少なかれそういった欲望はある。
しかし、魔導士が最も欲するのは”知識欲”!

だからかつての魔導士たちは誰も国を建てようとは思わなかったのだという。

なるほど・・・
支配欲の強い”非魔導士”は他者から奪い、蹴落とし、踏みにじりながら国を建てようとする。

対して魔導士は”知的探究心”が強い生き物。
それ以上に何かを支配したりしようとは思わないのだ。

だかそれではいけないと思わせる事件が起きたというモガメット。

魔導士たちが”貴族”となった3年後、
伝染病が国中に流行り、その原因は魔導士だと言い始めた『非魔導士』たち。

もちろん根も葉もない嘘のうわさ。

しかし魔導士に対して快く思って居なかった『非魔導士』の貴族たちは
そういったうわさを流し魔導士たちを追い詰めます。

魔導士たちに感謝していた民衆たちは手のひらを返し魔導士たちを恐れ憎み、
ムスタシム王は魔導士たちを投獄しあらぬ罪を着せ拷問したり殺処分されたという。

そしてその30年後・・・

”パルテビア帝国”との大戦争が勃発する。

すると『非魔導士』たちはこんな時ばかり”魔導士”の力を借りたがり
無理やり戦争に借り出され、魔力が尽きるまで戦わされて多くの仲間が死んでいった。
モガメットの娘も・・・。

そうやって魔導士ががんばっている中、
『非魔導士』の貴族たちは安全な場所で美味しいものを食べ、
酒を飲み、笑い声を上げている姿を見たモガメットは思うのだった。

「こんなもののために・・・”魔法”はあるのだろうか?」

更に聞いてしまうムスタシム王の痛烈な一言。

「『魔導士』とは、なんとも便利な”種族”だな!」

あーーー・・・こりゃ怒るわなぁ・・・。
ってか怒って当然だわ・・・。
安全な場所で高みの見物だけして言いたい事言ってる人間って居るよねぇ・・・。
そういう奴、マジむかつく!(怒)

しかも”種族”って!!
自分たちとは同じではないと言ってるようなもの。
ドゥニヤのとーちゃん、殺されてもしゃあない事やってたんじゃねーか。。。(呆)

そんな何の生産性もない『非魔導士』たちの言動を見て
『魔導士こそが!!世界を正しく導ける!!』
という考えにたどり着いたモガメットは決意します。

「『非魔導士』の支配から脱却せねばならん!!欲望を抑えられん『非魔導士』は我々魔導士が完璧に管理せねばならん!!魔導し主導の魔導士のための・・・『魔導士の国』を作らねばならんのだ!!」

なるほどねぇ・・・そういう経緯があったのかぁ。。。
『非魔導士』と肩を並べたかった、助け合いたかったと思っていたのに
先に裏切られたんだね・・・。

変化(第161夜)

第1回目のモガメットの講義を聴き終え、それぞれ意見を言う生徒たち。

そして翌日、2回目の講義が開かれる。

そこではパルテビアとの戦のあと、
ひそかに国を作ろうと決意したモガメットたち魔導士たちが起こした反撃が映し出されます。

王族のみならず、庶民含め全ての国民に対し
わざと非魔導士たちのどんな些細な欲望も魔法で叶えてあげた魔導士たち。

すると・・・モガメットの読みどおり『支配欲』の強い”非魔導士”たちは『魔導士』に執着し、”便利な”『魔導士』たちを我が物にしようと内乱を起こします。

そう・・『魔導士』が直接手を出さなくとも『非魔導士』たち同士が勝手に争いを起こすように仕向けたというモガメットたち魔導士たちの作戦。

何もしらなかった子供のドゥニヤは
そんな大人たちの『支配欲』の争いに巻き込まれたってワケだ・・・。(悲)

しかしそんな争いを”誘発”したのはモガメット。

そんなモガメットにアラジンたちは納得できないで居ました。

モガメットは言います。

「私は何も非魔導士を虐げたいわけではないのだ!多くの者が幸せに生きられる国をを作りたい! だが、何度も言うように!!”魔導士と非魔導士は、『違う種族』なのだ!!”」

無意味な争いのない世界!秩序に満ちた、平和で文明的な社会!!

それを目指しているというモガメット。

なのに魔導士は”不当な扱い”を受けることが多いと嘆く。

それを聞いて思い当たりのある生徒たち・・・。

不思議な力があるせいで王族に利用されたり、
中には両親にすら気味悪がられたりする者も・・・。

そういうことを考えると『魔導士の国』というのは魔導士たちにとって魅力的な国なのだ。

講義を聴き終えるたびに生徒たちは集まりディスカッションをする。

地下に暮らす5等許可区の子供たちはかわいそうだという意見がでたり
スラム街や奴隷たちと比べたらどちらがマシか!?という意見が出たり・・・

実際見てみないとわからないという意見が出てみんなで5等許可区に行くも
怠惰で堕落した生活をお送る大人たちを見て幻滅する生徒が出たり・・・

そうだよねぇ・・・
働かず、酒飲んだり好きなもの食べたり自由勝手にやってる大人たち見たら
「あーーーーーー・・・・(呆)」ってなんともいえない気持ちになるよねぇ。。。
自分たちが色々考えていたのがバカバカしくなるって言うかさ・・・。

でも子供たちは違うんだよーッ!それはわかってあげてーッ!(涙)

モガメットの真実(第162夜)

するとモガメットも5等許可区に現れ、
ティトスたちにマルガのもとへ案内しなさいと言います。

そしてマルガを外に出し、「何なら地上でティトスとずっと暮らせばよい」という。

ティトスがレームのマギ、シェヘラザードの手のものだということもお見通しのモガメット。
マルガに肩入れするティトスを見て
モガメットはティトス自身が抱える何かを感じ取っていました。

マルガを抱き上げティトスに渡すモガメットのその行動は
犬や猫を抱き上げ、欲しがる子供に渡す行動と同じもの・・・。

そう、モガメットは魔導士以外はすでに”同じ人間に思えなくなっていた”のです。

しかし世界中の魔導士たちが支えあいながら幸せに生きられる国を作りたいというモガメット。

確かにね、”魔導士が”幸せに生きられる国は理想だと思うよ?

でもそれじゃ『世界が終わってしまう』ということを
ソロモンの知恵により見せられた光景で知っているアラジンはどうにかしようと考えます。

地上に出たマルガは目に映るもの全てに感動します。
・・・あっ・・・デジャヴ・・・(笑)
ティトスと反応同じやんけ。(笑)

「外へ出してくれてありがとう。」と涙ぐみながら嬉しそうに言うマルガ。

そういった姿を見てアラジンはスフィントスに
モガメットの意見に賛成なのかどうかを聞きます。

「非魔導士を家畜だなんて思わねえけどよ・・・魔導士が幸せになれる国を作るべきだと思うぜ!」

というスフィントス。
それを聞いてなんともいえない顔になるアラジン。

そうだよねぇ・・・誰もが幸せになれる国って目指したいもんね。
その気持ちはアラジンもわかってるもんね。

魔導士だけじゃなく他の人たちも幸せに暮らせる国を目指すならいいと思う!
でもモガメットは”魔導士”だけに焦点を合わせてるんだよねぇ・・・。

そこが問題・・・。(悩)

”魔導士だけ”が幸せになってもなぁ・・・
それだけじゃ”世界が終わっちゃう”んだよねぇ。。。

研究室(ゼミ)(第163夜)

”思想教育”が終わったアラジンたちは次の高度な授業を受けることになります。

しかし選べる研究内容は一つだけ。
たくさん推薦状を貰ったティトスとアラジンはその中からお互い違う講義を一つだけを選び、互いに習った知識を交換し合います。

アラジンが選んだ研究は『ルフと特性の変質』、
ティトスが選んだのは『魔法道具の生産』の研究。

そしてアラジンが選んだ『ルフの特性の変質』の研究所には
”黒いルフ”がたくさんありました。

「これこそわたくしの授業で扱う最たるものですよ。」という室長のイレーヌ先生。

黒いルフを授業で使うって!?一体どういうこと!?

白いルフにある働きかけをすると黒く転じたルフとなるということが、12年ほど前の報告で判明したというが・・・

きっと『アル・サーメン』関連の事件だよね?

そしてこの黒いルフは白いルフでは起こせなかった”奇跡”が起こせると言い、
イレーヌは黒いルフから『人工生命体』を作り出します。

魔法の中でも究極といわれるルフから人工生命体を作り出す力。
つまりそれは”マギ”にしか起こせなかった奇跡。

しかしこの黒いルフを使って練成術を行えば”人工生命体”=ジンが作れるという。

そう・・・カシムやドゥニヤが黒いジンに変化したように・・・。

険しい顔つきになるアラジンを見てレイーヌは言います。

「ふっ、アラジン・・・あなたはやはり要注意ね。」

黒いルフや人工生命体の話は普通の学徒は知らないはず、
なのに目の前で見せても驚きもしないアラジンにイレーヌは不信感を抱きます。

「あなたは一体”何”を知ってるのかしら?」

そんなイレーヌにアラジンは逆に質問をします。

「イレーヌ先生こそ”なぜ”知っているんだい?」

”世界の異変”を起こしている人たちに教えてもらったんじゃないのかい?
マグノシュタットは”とある組織”と繋がりがあるんだね。というアラジンに

「なんのことかわかりませんが・・・この講義はあなたにとって必ず有意義なものになるはずですよ。」

というイレーヌ。
一体モガメットたちはアラジンについてどこまで知っているんだろうか!?

しかし”黒いルフ”を実際マグノシュタットで見たことによって
マグノシュタットと『アル・サーメン』とは
繋がりがあるようだということはわかったアラジン。

そのことをアラジンから聞いたティトスはシェヘラザードに報告します。

しかしそれを聞いたシェヘラザードは言います。

「それは・・・おかしいわ・・・マグノシュタットと”組織”に繋がりがあるのなら・・・とうに煌帝国と手を組んでいるはずよ・・・」

あ、確かに!
しかしマグノシュタットはいまだ煌帝国とは手を組んでいない。
それどころか誰とも手を組まず”魔導士が幸せになれる国”を作ろうとしている。
そもそもモガメット、『非魔導士』と手を組むことなんて考えてないもんなぁ・・・。

マルガと一緒に暮らすことになったティトスは
シェヘラザードとの報告が終わったあとマルガと話します。

ずっと一緒に居ると約束をするティトス。

しかし・・・シェヘラザードに言われています。

”わかっていると思うけど、あなたにはもう・・・あまり時間が残っていないの。”

うーん、これは一体どういうことなんだろう?
ティトス自身なにか病気抱えてるとか
使命が終わり次第自国に帰らなきゃいけないとかそういうことか??

ティトスの真実(第164夜)

モガメットの計らいにより
上級魔導士たちの力でマルガの病の進行を遅らせる現場を見たティトス。
それを見てティトスは何かを思います。

そしていつものようにシェヘラザードへの報告。
ティトスが選択して受けた授業は魔法道具の生産についての研究。
それによってわかったこと・・・

マグノシュタットでは本来迷宮にしか存在しない魔法道具を”生産”していること。
何故生産できたかというときっかけは本物の”魔法道具”を手に入れたからだという。

入手経路は不明だが12年ほど前に入手し、
それからここ2~3年の間に量産できる体制が整ったというのだ。

そして授業で見せられたマグノシュタットが初期に開発したとされる”魔法道具”を見て
レームで見た”海賊の魔法道具”とほぼ一致していたという。

「必ず、繋がりがあります!」

そう報告するティトスにシェヘラザードは言います。

「マグノシュタットが魔法道具を賊に横流しして、レームをおびやかそうとしているのならば・・・『私は、黙ってはいません。』」

そしてその調査が終わったらティトスの役目も終わりだというシェヘラザード。
それが終わったら帰っておいでと言います。

「残った時間に、できるだけのことはしてあげる・・・”他の子たち”も皆そうしてきたのよ・・・」

ん!?任務を果たしたら自国に帰るだけじゃなく、
自国で”残った時間”をすごすということか!?
ってことはやはり命に関わる何か病気的なものを抱えてるんだろうか!?

でも”他の子たちも皆”???

いつものようにアラジンやスフィントス、そしてマルガが青空の下はしゃぐ姿を眺めながら
ティトスはぼんやりと何か考え事をしています。

皆それぞれ学院でのことが一段楽したら・・・と先のことを口にするたび
作り笑いをするティトス。

・・・なんか変だぞ・・・どうした!?

そんなティトスは夜更けにモガメットの部屋を訪れます。

「ボクは・・・まだ・・・死にたくありません・・・!」

・・・えぇえええええええええええええええーーーーーーーーーーーっ!?
死にたくないってどういうこと!?やっぱ何か病気なの!?

発端(第165夜)

事情があって長くは生きられないというティトス。

「でも・・・それじゃあいやなんです・・・!」

そう涙ながらにモガメットに言うティトスに対しモガメットは心配し優しく声をかけます。

「もしや、お前もマルガと同様に病に侵されているのか?」
「ならば 力になれる!人のための魔法・・・人間の病を治す魔法なら我々がずっと昔から研究してきたことだからな。」

そうモガメットは言うが・・・

「”人間”の”病”・・・?じゃあ・・・ダメかも・・・僕のは”病”じゃないし、ボクは・・・『人間』ですらないから・・・」

「ボクは・・・”シェヘラザード様の魔法で作られたただの人形”です・・・」

って・・・なにーーーーーーーーーっ!?人間じゃないだとぉおおおおおお!?

ティトス曰く、
自分はシェヘラザード自身が自分の肉と骨のひとかけらに魔法をかけ続けて作った分身だという。

しかも!

”外の世界”で生きられるのは、魔法をかけられた時間の10分の1だけ・・・。

魔法をかけられた時間は14年間。
その10分の1ってぇと・・・
ものすごいアバウトな計算だけど1年ちょいしか生きられないって事?

意識だけの暗闇の中で14年間”外の世界”の話を聞かされ続け
ずっとあこがれ続けていた”外の世界”。

でも・・・

「出ない方が良かった・・・」というティトス。

目に映るすべてのものが眩しくて、大好きな人たちも増えてきて・・・
自分と同じように生まれた”他の子たち”は平気でも”ボク”はダメだったという。

自分が死んだあとの話をされるとたまらない気持ちになるというティトス。

あぁ・・・大好きなものが増えすぎちゃって、
それを残して役目を終えたからといって自分が消える運命に
抗いたくなっちゃったんだね・・・。(悲)

「なぜ・・・ボクだけが・・・こんな風に生まれてきたのか・・・ゆ・・許せない・・・」

「大切なはずの人たちや親代わりのシェヘラザード様にまでこんな気持ちになるなんて、嫌でいやで仕方ないんです・・・自分のことが!!」

そういったティトスの周りのルフがざわめき黒くなりはじめてしまう。

そんなティトスを抱きしめ鎮めようとするモガメット。
「しっかりしろ!恥ではない!羨むのも・・・アラジンたちもお前を責めない、助けようとするはずだ!」

しかし「ボクに・・・生きてる価値は・・・ない・・・」というティトス。

すると・・・突然ティトスの中のルフが一斉に光だし
ティトスの意識がなくなった変わりに
”シェヘラザードの意識”がティトスの身体を借りて話し出します。

ティトスと自分は”同じルフ”を共有するいわば「同じ命」だという。
だからティトスの異常は遠く離れていても感じることができるし
少しの間ならティトスの身体に意識を同調させることも出来るというのだ。

・・・さすが自分の骨と肉でティトス作っただけの事はあるな・・・(怖)

「マグノシュタットは、レーム帝国の属州になりなさい。」というシェヘラザード。

近い将来マグノシュタットの選択肢は二つに一つになるはずだと言います。
一つはレーム帝国に下るかもう一つは・・・

「煌帝国の属国となって、レーム帝国と戦火を交えるかです。」

そんなシェヘラザードの言葉に言うモガメット。

「・・・いいや”非魔導士”の支配する国では生きられない・・・魔導士は魔導士の国でしか生きられない。」

そんな自滅にティトスは任せられないというシェヘラザードは
ティトスを返してもらうと言いますが、モガメットは言います。

「返さない。こんな・・・悲しみにおしつぶされそうな魔導士の子こそが、私が守ると決めた存在だ。この子を見捨てては・・・私は生きる意味すらない。」

そういってシェヘラザードとモガメットはティトスの取り合いをする。

「返さない。たとえレーム帝国を敵に回しても!!」

シェヘラザードに宣戦布告とも取れる言葉を投げかけたモガメットは
ティトスの手を握り言います。

「すべての魔導士は、私の息子も同然だ!」

生きてる価値なんてないなんて、そんな悲しいことを言わないでくれと
ティトスに言うモガメット。

あー、ホント、魔導士にはめっちゃ優しいおじーちゃんだよなぁ、モガメットって・・・。

開戦の前(第166夜)

魔導士たちを集めてモガメットはレーム帝国と開戦することを発表する。

その前の晩、モガメットはアラジンを呼び出し
ティトスのこと、レームとのことを話し
アラジンが自分に聞きたいことがあるのではないか?と聞きます。

そして今まで聞きたかったことを聞くアラジン。
「『黒いジン』の作り方を誰に教わったんだい?『アル・サーメン』の仲間なのかい!?」

するとモガメットから
「アラジンも・・・イスナーンを知っているのかね?」という答えが出ます。

12年ほど前にイスナーンたちがやってきて、
非魔導士が不当に支配する世界を変えたいという自分たちと志を共にしていたという。

それに漬け込んだイスナーン。
「我々は『知恵』を提供しましょう。」

そして非魔導士に王たる力を与える”迷宮”の存在、
そこに眠る魔法道具やジン、金属器の事をイスナーンから聞き
非魔導士の王に対抗しうる力を生み出そうと”黒いルフ”と”黒いジン”、
そしてその力を封じ込めた”黒い金属器”の研究が始まったというのだ。

”黒い金属器”を創り出したのはモガメットとイスナーン!!
やはり『アル・サーメン』の仲間だったのか!?

しかし、非魔導士の手下たちに
”黒い金属器”を分け与えたイスナーンが許せなかったモガメットは
イスナーンたちとは手を切ったと言います。

まぁそうだよねぇ、非魔導士に対抗する力を研究してたのに
それを非魔導士に横流しされたんじゃ、
モガメット的にはイスナーンに裏切られた!って思ってもしゃぁないよな・・・。

敵ではないが、それ以来イスナーンたちとの話し合いは決裂し連絡も取ってないという。

そしてもう一つアラジンが気になっていたこと。

「『魔法道具』をどうして盗賊にあげたんだい?」

開発初期の粗悪品を欲しいというものたちに売り払っただけだという。

あくまでも守りたいのは非魔導士ではなく”魔導士”だというモガメット。

モガメットの気持ちもわからんでもない。
最初は非魔導士と分かり合いたいと思っていたけれど、
分かり合えないことに気づいて作った国。

だからこそ
”この国を守りたい”
”魔導士が不当に利用されない国を作りたい”

この人はただそれだけなんだよね・・・。”自分の理想とする居場所を守りたい”
それを非魔導士が支配しようとすることが許せない。

・・・そっとして置いてやりゃいいのにね・・・。

そうすりゃきっとこの人は非魔導士に対して
ここまで酷いことをしようとは思わなかったはず。。。

しかし
始まってしまったレームとの開戦。

ティトスは心配します。

レームの王の器達、シェヘラザードが選んだ3人の金属器使いがレームにはいる・・・。

その中にあのファナリス兵団団長、ムーもいる。

3人の金属器使い相手にマグノシュタットはどう戦うのか!?

鬨のこえ(第167夜)

その頃、紅覇の耳にレームとマグノシュタットの開戦の話しが入ります。

「あそこはレームのものじゃない。我らが兄王様の属領だ。」

一方、マグノシュタットではレームと戦争する話が国民にも広まり、慌てふためきます。

学徒たちもざわめく中、上級魔導士の教官たちは言います。

「安心しなさい・・・」
「私たちは、そのような傲慢な非魔導士の王たちを打ち倒すべく”力”を蓄えてきたのですから・・・」

そしてその中に”上級魔導士”と同じ格好をしたティトスもいました。

腕に埋め込んでいたシェヘラザードと交信できる石を壊してレームとの交信も出来なくし
完全にマグノシュタット側に寝返った形になったティトスは
”上級魔導士”の一員になったというのだ!(驚)

死にたくないから親同然のシェヘラザードとも戦うというティトス。

そんなティトスにアラジンは言います。

「レーム帝国と戦うのは気が進まないな。僕たちの本当の敵は彼らじゃないし・・・」
「その源は、この街のどこかに眠っているかもしれない・・・僕は、それを止める。」

そうなんだよねぇ、本当の敵は”アル・サーメン”!!
そしてイスナーンとは手を切ったとは言ってはいるがモガメットが隠している何か・・・。
それをどうにかしないと・・・・”世界が終わる”・・・・。

そんな中、ファナリス団員を初めとするレームの兵を乗せたレーム帝国の舟が
マグノシュタットへと出航します。

その中に・・・・
ん?・・・あれっ???
アリババくん???

マグノシュタットに大事な友人がいるということで
ムー団長に頼み込んで同行させてもらったアリババ。

なんか・・・すげぇたくましくなってるぞ!?(嬉)
これはもしや・・・完成したか!?”全身魔装”!!

守護神(第168夜)

マグノシュタットにたどり着いたレームの兵たちを乗せた船。
シェヘラザードは遠隔魔法を使いマグノシュタットに呼びかけます。

「最後の勧告です。戦を避けたければ杖をおさめ、降伏しなさい!!」

もちろん降伏などするはずもないマグノシュタット側。

とうとう戦が始まります。

モガメットを止めないと・・・「みんな死ぬ。」

防壁魔法の結界を3重に張りレームの兵を中に入れようとしないマグノシュタット。

それプラス!魔導士たちの魔法を使った攻撃!!

「この国の、すべてを守る盾になる・・・それが私たち・・・マグノシュタットの魔導士の存在意義だ!!」

そういってマイヤーズなど上級魔導士たちはレーム軍に攻撃をします。

上級魔導士たちはまさに”守護神”!!

強い結界も張られている。強い!マグノシュタット!

しかしその結界の源は学院都市内部で作られ続けている大量の魔力という。

・・・それって・・・5等許可区に住む人々から吸い上げてる奴じゃねぇーのっ!?(怖)

なんか魔力吸い取られすぎてどんどん人が倒れてる姿しか想像できないんだけどさ・・・
5等許可区に住む人たちが今どうなってるのかすごい心配なんですけどっ!?

モガメットの”魔導士の国”を作りたいという気持ち・・・なんかすごくわかるわぁ。。。
確かにね、いろんな種族が皆分かり合えたらそれがベストだと思う。

でもそれができないなら仲間が幸せに生きられる国を作りたい
って思うようになるのは自然なことのように思えるんだよなぁ。。。

だからこそ、どこの国の属州に下るとかそういうのではなく、
ホント、この国はこの国でそっとしておいてあげればいいのになって思っちゃう。

もちろん、戦う相手が自分の国だけではなく、
『アル・サーメン』のように世界中を終わらせようとしている相手に対しては
他の国と徒党を組んでの参戦が望ましいところだけどさ。

ティトスが人間じゃないってことにもビックリだった巻だったけど
マグノシュタット、レーム、そして煌帝国まで出てきて
このままだと三つ巴の戦いになりそうな感じだけど、どうなっちゃうんだろう!?

こういうドロドロしたところを狙ってまた『アル・サーメン』が出てきたら嫌だなぁ。。。

マグノシュタットとヒゲとヤムライハ(巻末おまけ)

眠れぬ夜を一緒にすごしたり、一緒に湯浴みまでしたり・・・と
”最初の男性が忘れられない”というヤムライハの好みの男性は

『ヒゲの年上の男性』だという。

・・・それって・・・育ての親のモガメットか?(笑)

しかも夜を共にとか湯浴みとか・・・子供の頃じゃねーか!(笑)

そんなヤムライハは”男性のひげを伸ばす魔法”を研究していました。
・・・ドンだけヒゲ好き・・・。(苦笑)

素直じゃないシャルルカンw

しかし何を誤解したのかそれを聞いてナメクジのように溶けかけるシャルルカン。

・・・なんだかんだ言ってシャルルカン、ヤムさんのこと好きだよね?そうだよね?(喜)

シャルルカンがいじけてる間にもヤムライハの研究は続くのだが
”ヒゲ”を伸ばすための薬のはずが・・・

ジャーファルの髪が伸び、ヒナホホの髪が伸び、シンドバッドの眉毛が伸び・・・

って失敗ばっかりやんっ!(苦笑)

王にまで気を使わせてしまったことに対し自分を責めるヤムライハは

「過去の面影にすがったりしないわ・・・そうよ・・・もうヒゲの男は味方じゃないのよ・・・”敵”・・・そう、ヒゲの男は私の天敵なのよ!!」

そう思いなおしたヤムライハの前に・・・

「お~い バカ女~~~!!」といって現れたシャルルカン。

その口元には・・・ヒゲ!!

「お前が欲求不満だっつーから 俺がヒゲ生やしてやったぜ~~~~ただの気分転換だからなァ~~~別にお前のためだけってわけじゃないんだからなぁ~~~」

って、あなた、やっぱり好きだよね!?ヤムさんのこと!?(笑)

しかし・・・あーあ・・・なんッツータイミングの悪さ。(苦笑)

『敵め!!!のこのこ現れおったなヒゲ男め!!そのヒゲ ゆるさん!!』

そういってヤムライハにヒゲだけではなく
いろんなところをそられてしまったシャルルカン。(笑)

かわいそうに・・・。ってか素直になりなよ、シャルルカン。(笑)

前回と次回のネタバレです↑↑
 




 

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