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少女漫画ネタバレ

人気の少女漫画やまんが全般をネタバレで紹介!漫画のネタバレならお任せ!!

少年まんがの人気漫画「マギ」24巻を無料で試し読み!?

      2017/11/09

『マギ』のアニメもオススメ!!
少年まんが『マギ』あらすじ 24巻 ネタバレ
無料試し読みも紹介であらすじを全巻ネタバレ!
人気少年まんが『マギ』の結末まで24巻をネタバレ!

マギ24巻あらすじ

 

 




「マギ」24巻あらすじとネタバレ

「マギ」24巻あらすじ

すべての異種族のために王となり、父であるダビデとの決戦に臨んだソロモン。そして多くの犠牲の果てに、ソロモンは「運命」、そして世界の「神」に触れる…。ソロモン王の伝説、そしてアルマトラン滅亡の引き金となった「組織」。『マギ』世界の謎がアラジンから明かされたとき、世界会談に集結した金属器使いたちは――!!? 壮大なスケールで贈る魔導冒険譚!!




「マギ」24巻 ネタバレ

世界最強の魔導(第229夜)

本拠地を捨て、ソロモンたちの基地を攻めるダビデたちが
遠隔魔法で見せる空中に映し出された基地の映像に
「ママー!!ママー!!こわいよー!」と助けを求めるテスが映ります。

ダビデの本拠地に『絶縁結界』を張る作戦を立てたソロモンたち。
そのために『神杖』を使えるほとんどの魔導士たちはダビデの本拠地側にいて、
基地には『神杖』をもつセッタや弱い魔導士たちのみしかいない現状。

しかもまともに戦えるのはセッタのみ。
ダビデたちは『神杖』を12本持っている。

セッタ一人じゃ到底かなうわけがないじゃんよぉおおおおっ!(涙)

自分の息子の映像が映り思考が止まるファーラン。
しゃがみこみ、身体を掻き毟る異常行動をし始めます。

そうだよね・・・
かわいい我が子が危険にさらされてる映像をいきなり見せられた、
ってだけでも信じられない光景見て頭ン中ぐっちゃぐちゃだろうに
そのうえ自分たちは動けないんだもの。。。(悲)

どうしていいかわかんなくなるよね・・・。
発狂してもおかしくないレベルだよ!!!

そんなファーランを落ち着かせるためにソロモンは言います。
「お前の息子はまだ生きてる。俺が絶対に助け出してやる!」

イスナーンも自分を兄と慕ってくれるセッタの無事を心配します。

ダビデが仕込んだ強力な防壁魔法を解除しようと言い出すソロモン。

まぁね、確かにどんなに強力な防壁魔法でも
『魔法』である以上解除式が存在するってことなんだろうけど
複雑な『魔法』は基本的にはかけた本人にしか解除できないんじゃなかったっけ?

「無理だよ・・・ソロモン・・・見ろよ、このシステムを・・・」

そうつぶやくウーゴ君の見立てでは、
このシステムはダビデが何百年もかけて都市丸ごと一つを魔法道具に仕立てあげ
これを理解し解除するには同じだけの時間がかかるという。

・・・つまり解除するにも何百年かかるってかっ!?

無理無理無理ムリッっっ!そんなに時間かけてらんないし
・・・って言うかそれだけ生きることも難しいだろうし
テスたちマジピンチなのに!!今助けなきゃいけないのにいいぃ!(悲)

そんなウーゴ君にソロモンは『お前なら出来る!』と言い張ります。

・・・イヤぁ・・・無茶振りしますな・・・(汗)

「やるしかねーんだ!」と説得しソロモンと二人で解除を試みるウーゴ君。

たくさんの魔法が組み合わさっていて複雑に仕上がっているダビデの魔法。
一つ一つ全部を解読していたらそれだけで時間がかかってしまう。

ソロモンは全部相手にするのではなく
重要部分のみ選り分けて解読しろとウーゴ君に言います。

少しずつ、そして確実に選り分けながら
ソロモンの誘導でダビデの魔法を解読していくウーゴ君。

すげぇなぁ・・・ウーゴ君・・・。
そしてそのウーゴ君が導き出した理論を形にするソロモンもすげぇえ。
このコンビ、マジ、パネェエッ!!(驚)

ウーゴ君はどんどん解読しながら言います。
「ソロモン!!君は世界一すごいヤツだ!!君とならなんだって出来る!!」

しかしソロモンは逆に『すごいのはお前なんだ、ウーゴ』と思っているのでした。

確かにウーゴ君の言ってることを形にしてしまうソロモンもすごいけど、
ウーゴ君は今まで”0(ゼロ)”から何かを作り出そうと常に理論立てて考えてるんだものね。

発明とかさ、”0”から何かを作り出す力ってみな持ってるようでもってないというか
夢物語で終わらせちゃう人ってのはたくさんいるけど、
ウーゴ君はちゃんと理論付けてソロモンに話すから、
それを理解したソロモンが形に出来たりするんだよね。

まだ誰も”見ぬ何か”を想像できるものは何者よりも強いと考えるソロモン。

だからこそ、”世界最強の魔導士”はウーゴなんだ!とソロモンはいいます。

そうしてダビデの複雑な防壁魔法を結局15分で解いてしまったウーゴ君。(笑)
イヤぁ・・・すげぇぇええっす!!

急いで基地に戻るソロモンたち。

しかし彼らが基地に着き見たものは・・・

全てが焼き尽くされ建物は破壊され人々は真っ黒になって倒れている惨状でした。

『ママ・・・』とファーランを呼ぶテスの声が聞こえ、
その場所に行き真っ黒になったわが子を抱きかかえるファーラン。

「ママ・・・パパ・・・こわいよ・・・あついよ・・・た・・すけ・・て・・・・」
そういって動かなくなってしまうテス。

うわぁあああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!

こんなんファーランじゃなくても発狂するよ!!(悲)
なにこれ、なんだこれっ!?ひでぇ・・・酷すぎる・・・。(涙)

跡形もなくなったセッタの遺体であろうそばに
セッタの「神杖」を見つけたイスナーンも声が出なくなる。

絶望の淵に追いやられたソロモンたち・・・どうなっちゃうんだろう・・・。(涙)

ダビデとソロモン(第230夜)

あまりの惨状に悲しみ、うなだれる仲間たち。

ソロモンはすぐにダビデを追うため、『大聖堂府』へ戻ります。

怒りをダビデにぶつけるソロモン。
大聖堂府を捨ててまで自分たちの基地を襲う理由があったのか!
と攻撃しながら聞くソロモンにダビデは言います。

「彼らは供物だ。今日は『イル・イラー』の降臨祭の吉日だ。より多くの魔力を『イル・イラー』へ捧げることこそ、我らが信徒の使命!」

そして基地ではセッタをじわりじわりといたぶって殺したことを告げたダビデの言葉に
イスナーンは殺意を向けます。

ファーランやワヒードも応戦しますがダビデには全く攻撃がきかず、
はじき返されてしまいます。

ダビデはソロモンたち『抵抗軍』を異種族と交わった大罪人だとし、
異種族も含めてすべて神の元へ召されるべきだ!!といいます。

ダビデとソロモン、父子の戦いが続きます。

「なぜ・・・貴様のような男が俺の父親だったんだ・・・」というソロモンに

「運命だよ」と答えるダビデ。
今ソロモンがやっていることも、人の死も、どんな理不尽な不幸も、悲運も
”ただ運命の流れのままに、全て決まっていた”ことだという。

これでやっと神とひとつになれるというダビデ。
「さらばだ、ソロモン!わが愛しい息子よ!いや・・・本当はそう思ったことも・・・一度もなかったかな?」

そしてソロモンに抱きつきながら自分の杖を残し自爆するダビデ。

”『運命』とは決して予知ではないんだよ。全ての魔導士が『運命』を知った私のように絶望するか・・・はたまた、いつか人間は、それでも『運命』に立ち向かい、奮い立とうとすることが出来るのか?”

”私はその果てが見たいのだよ。その為にお前に全てを託そう。この杖が、その鍵だ。”

あー、もうダビデの考えよーわからんわぁああ!
ってかなんてこと言うんだ!?
親にそんな子といわれたらいくら大きくなってるからって言ったって
子供としたら大ショックだよっ!(悲)

異次元世界へ(第231夜)

ダビデの自爆を共に浴びたソロモンは丸二日意識が戻りませんでした。

人間たちだけではなく異種族同士が笑いあい自由を喜んで
平和を取り戻したかのように見える街。

しかしダビデとの戦いによって家族を亡くした魔導士たちは
あの日戦ったことを後悔し、異種族が笑いあっている現状を受け入れることが出来ません。

そんな中、やっとソロモンは意識を取り戻し、
ウーゴは『もっと早く自分が防壁を解いていれば・・・』と自分を責め
引きこもっていました。

みんなの前に出てみなの家族を救えなかったことを謝るソロモン。

ダビデとの戦いに本来なら巻き込まれる必要のなかった基地が襲われた・・・。
戦略的に無意味だった基地でなくなった人たちを思うとやりきれないイスナーンたちは
やり場のない怒りをソロモンにぶつけます。

しかし「意味ならある。」というソロモン。

ダビデが死ぬ間際に言っていた”こうなることは全て決まっていた”という言葉。

一見無意味だと見えるセッタやテスたちの死の上に成り立つダビデの理想や
その為に蓄えている莫大な魔力を見過ごすつもりはないというソロモンは
ダビデの隠している何かを暴こうとします。

もう一度ダビデの大聖堂へ向かうソロモンたち。

すると、ソロモンが強力な時限のゆがみを見つけます。
ダビデから託されたダビデの杖を持つものにしか感知できないその次元のゆがみ。

ソロモンはその次元のゆがみの先に行こうとします。

『誰も来るな!!!』というソロモンのあとを追うシバ、ウーゴ、アルバ。

次元のゆがみを抜けた先には白い触手を持ったあの塊が・・・・!!!
この世の創造主、”イル・イラー”!

それを見てアルバは涙を流しながら言います。

「お会いしとうございました・・・『我らが父』よ・・・!!!」

うわぁ・・・・似たようなセリフどっかで聞いたわぁ~。
玉艶とか言うヤツが言ってた気がするわぁ・・・・。

もしかしてアルバが玉艶の先祖なのか!?(怖)

そしてこの『イル・イラー』、
ダビデが空けたのであろう穴からたくさんの魔力が漏れています。

しかしどうやってダビデは『イル・イラー』と繋がる穴を開け、
『イル・イラー』から直接魔力を剥ぎ取っていたんだ!?

原始竜が言っていた『神を殺そうといているもの』それがダビデだったというのか!

ルフが溢れるこの場所へソロモンを呼んだ形になったダビデは
一体何を考えていたんだ!?

謎だ・・・謎過ぎる・・・

ソロモンの世界(第232夜)

イル・イラーが触手を伸ばし、第3の目をもつソロモンやウーゴ君、アルバ、シバ・・・
そして別時空には来なかったファーランやワヒード、イスナーンたち全ての魔導士に
”ルフ”の力で『神の”計画書”の真実』=”運命”を見せます。

ダビデが言うように『予知』ではなくそれはただの『流れ』。
すべては一つの結末へ向けてただただ流れていく。

自分の意志で様々な経験をしたり行動を起こしたりしているように見えても
『すべては神のために決まっていたこと』なのだ!

たとえ『運命』に抗おうとしても、どんな生き方をしようとも・・・逃れられない。

当然ソロモンたちにイル・イラーが『運命』を見せることも”流れ”の一つ。
そう、ダビデが仕向けたのだ。

何をやっても抗えない、無力だと悟ってしまったソロモンたち。

しかし!ソロモンは気づきます。この異空間には莫大な力が存在していること。
それはこの世界の『運命』すらも変革してしまえるほどの力だと。

神とは別の意志がある自分たちは神が作った道筋から外れるときが来たのでは?といいます。

「ルフの力をイル・イラーから奪い、次元を一つに重ね合わせる魔法・・・それを使うときがいまだ。」

つまり・・・今の神を殺し新しい世界を創ろうとしているソロモン。

アルバは止めます。
それではダビデと同じだと。

しかしソロモンはそうじゃないといいます。

自分が神になるのではなく、全ての知的生命体で神を共有するのだと。

『運命』を神に支配されたままでは絶望で生きてはいられない。
みんながそれぞれの生き方で未来を変えられる可能性がある世界にしなくては。

というソロモン。

そうだよね!『運命』を回避しようとしても
今のままじゃ神が望む一つの結末に向かっていってしまう。
遠回りするか順当に行くかの違いだけで・・・。

でも『運命』を支配されない世界だったら・・・。
悲しい結末しか待っていないことを回避できるかもしれない。
もちろん・・・身動き一つでチャンスを手放すことも出てくるだろうけど・・・。(苦笑)

イル・イラーの膨大な魔力を使って行う”新世界の創造”は
力魔法を極めているソロモンでも、ソロモンの身体がどうなってしまうかわからない。

それでもやるとソロモンは覚悟を決めます。

何か世界に異変が起きた時、抗うための力は残しておかねばならないと
アルバ、ウーゴ、シバの3人に『世界の異変に抗う力』を残し

ソロモンは『神(イル・イラー)』を構成していたルフのほとんどを引き剥がして
本体は異空間に封印し、引き剥がしたルフは地上の全ての種族に分け与えます。

そして黒いイル・イラーの意志の代わりにソロモンの意志が宿り、ルフは白く輝き始めます。

この『世界の異変に抗う力』って・・・”マギ”の力じゃね??

イル・イラーを倒すことに力を使いきったソロモンは一気に老けてしまいます。
どことなく歳をとったダビデにも似てるけど・・・て親子だから当たり前か。(苦笑)

光への造反(第233夜)

ソロモンが平等にイル・イラーの力を地上の人々に分け与えたため、
今までイル・イラーから力を分けてもらっていた魔導士は
以前のように力が使えなくなります。

そのことで身の危険やこれからまた争いがこったら・・・という危機を感じたり、
ソロモンがやったことに納得が出来ない魔導士たち。

しかしシバはそうはならないといいます。
”全ての知的生命体に幸せに生きて欲しいというソロモンの意志”が
分け与えられたルフには宿っているからと・・・。

だがそれまで黙っていたアルバが口を挟みます。

「『運命』が消えたわけじゃない。ルフに宿る意志が『イル・イラー』から”ソロモン王”に変わっただけさ」

『イル・イラー』ではなく
今度は『ソロモン王』の”運命”という監獄に支配されただけだというアルバ。

さすがにこれを聞いてソロモンの望みとは違っていたのでウーゴ君が怒鳴ります。

全ての種族が平等に争わず前へ進める可能性を持てる『理想郷』を創りたかったソロモンの願い。

しかしイル・イラーが見せた世界の果てを見て絶望し、
たとえソロモンの意志とすげ変わったとしても
『運命』というもの自体を受け入れることが出来なくなっていた魔導士たちは
自分たちに相談無しで決めてしまったソロモンに対し怒り、傲慢だと言い出す。

子供を失ったワヒード、ファーラン、弟分をなくしたイスナーンも
ソロモンが最後に残した自分のルフ以外からも魔力を受け取れる特別な存在、
『世界の異変に抗う力』をもつシバ、アルバ、ウーゴに対して
「もう”同じ”じゃない」と言います。

平等を掲げて今まで戦ってきた”抵抗軍”。
王になりたくないといっていたソロモンを王に仕立てあげ
ソロモンが『運命』を支配していた”イル・イラー”を倒して全ての人に平等に力を分け与え

いざ平等になったら我慢ならないとか・・・いやぁみんな勝手過ぎるわぁ・・・。(呆)

そしていまだに『我らが父よ・・・』とか言ってるアルバの様子もおかしい。

一気に老けちゃったソロモンも
もうソロモン自身の魂の一部はどこかへ預けてしまって
せっかく夫婦になったシバのことを見ていない。

しかしシバはソロモン王の手足や口となり
異種族たちが指導者を失い迷わないように、世界が再び混乱に飲み込まれないように守るため
立ち上がり人々の不安を取り除いていきます。

そのうちソロモン王にたてついていた魔導士たちはなりをひそめていって
シバも安心していたのだが・・・。

まぁ・・・そううまくはいきませんよねぇ。。。(汗)

アルバが黒いルフからなにやら作り出していました。

うわぁ・・・もうホント、アルバの顔こえぇええよ・・・。
何考えてるのかわからないしニタァ・・・って感じの笑顔がマジ怖い!(怖)

八芒星の反乱(第234夜)

ある日、シバは全ての種族がソロモン王に忠誠を誓う儀式を行うため
イスナーンたち魔導士を始め、『賢者(マギ)』であるウーゴとアルバを集めます。

一気に老けたソロモンはもう長くはないという。
その前に何とか異種族たちの心を一つにしたいと思っているシバ。

しかしまだわだかまりの残る魔導士たちがいる中ではひとつになどならない。
時期尚早だというアルバと対立します。

どんな状態になっても自分はソロモンの味方。
そんなアルバたちの気持ちを無視して強行突破しようとするシバ。

そしてその頃、ウーゴと共にシバは『神杖』をもとにした特定の魔法式がこめられ、
魔力を送ることでそれを引き出せる『魔法道具』を開発していました。

72のその金属の神器は各種族の長に配られ、
これにより各種族が平等に力を持つ体制を作っていたのです。

何もかも順調に進んでいたと思えたシバの行動。

しかし気づくとアルバやワヒード、ファーラン、イスナーン、
そしてまだわだかまりを持つ魔導士たちのルフが黒くにごっていたのでした。

アルバたちはウーゴとは真逆の研究をしていました。
”白いルフを黒く染め戻す技術”と更に”その黒いルフから生命体を作り出す技術”・・・。

そしてとうとう”魔導士たちの反乱”が起きます。

ソロモンの意志が宿った白いルフからソロモンの意志を離し、
もはや『イル・イラー』の加護すらもなくなった黒いルフ。

そしてアルバたちはソロモンより分け与えられた白いルフ以外にも
黒いルフから直接魔力を吸い取ることが出来ていて
以前ほどではないが強力な魔法を使えるまでになっていたのでした。

あぁ・・・これが『アル・サーメン』の始まりなんだねぇ。。。

シバと戦うアルバ。

シバはアルバの強力な魔法攻撃を受けて倒れてしまいます。

そしてそんなシバの状況すらもソロモンのせいにし
『シバ王妃はソロモン王にだまされていた』と大きな声でみなにいい知らしめるアルバ。

ニタァ・・・っとした顔で

「安心してお死にください。シバ王妃」
『シバ王妃の遺志は私が受け継いだ!!』

といいシバの『神杖』を奪うアルバ。

・・・こっ・・・こえぇえ・・・・(怖)

シバを助けに来たウーゴくんたちだったが、既にシバは虫の息・・・。

そうだよね・・・まさか『賢者(マギ)』の一人であるアルバ自身が
ソロモンの意志に抗い裏切るなんてね・・・・。

薄れ行く意識の中でシバはウーゴにルフを通してお腹の子を託します。
「ソロモンが残していってくれた子だから・・・この子を、おねが・・い・・・ね・・・」

子供の名前は『アラジン』だといい遺し逝ってしまうシバ。

薄々は気づいていたけど、やっぱりアラジンはソロモンとシバの子だったんだね!!!

”あなたに会いたかった。一度も抱いてあげれなくて本当にごめんね・・・”
そう思いながら亡くなって行ったアラジンの母親であるシバ。

アラジン、愛されてたんだよー!(涙)
そもそも争いが終わった幸せな世界で生んであげたいって思ってたくらいだものね。

シバ・・・わが子を抱きたかっただろうなぁ・・・無念だろうな・・・。
うわぁあんっ、めっちゃ悲しくなる!!!(涙)

ソロモンの帰還(第235夜)

シバが息を引き取った頃、
最後のときを迎えようとしていた寝たきりのソロモンにシバのルフが届きます。

シバから託された胎児のアラジンを守りながら移動するウーゴ君。
「俺が代わりにこの子を育てるんだ!!」

するとウーゴ君の目の前に
異次元へと分離されたはずの以前の意識を持ったソロモンが立っていました。

その時!真っ黒のイル・イラーを引き降ろそうとしているたくさんの”依り代”が現れます。

ソロモンは異種族の長達に言います。

「みんな・・・俺の決断のせいで・・・世界をこんな風にしてしまって本当に申し訳ない。導く先を違えた王にも力を貸してくれるだろうか。」

長たちは口々にいます。

確かにソロモンに導かれたが、一族を守るために自分たちの意志でソロモンに従ったのだと。

「そして今、再び仲間を守るためにこの命を燃やすことを惜しみません。」

『世界を守るために。』

そういってソロモンと一丸となった異種族の長達。

そして『最後の戦い』が始まります。

黒いジンと依り代を撃破していくソロモンたちが優勢!

敵の1人となってしまったファーランをも攻撃する異種族の長達。
そんなファーランをワヒードがかばい攻撃を受けます。

「おまえまで私を置いていくアルか!?」と泣きながら言うファーラン。

そうだよね、最愛の息子のテスも死んでしまった・・・。
そして最愛の夫のワヒードまでだなんて・・・(涙)

「そうじゃ!すまんファーラン、おまえが死ぬのは耐えられん!ソロモン・・・何が正義か、わしにはもうわからん。だが、最後の命の炎は・・・・愛した女と息子のために使わせてもらうぞ。」

そういって自分の命と引き換えに
『イル・イラー』に手をのばし引きずり降ろしてしまったワヒード。

うわぁああああああああああっ!!!(涙)
ワヒードかっけぇえよォおお!単純バカかもだけど”漢”だよ!(泣)
なんでこんなことになっちゃったんだろう、ホント・・・。(悲)

ワヒードが引きずり降ろしたイル・イラーの力により
地上にいるほとんどの命から生命の源たる”ルフ”が奪い去られ、
人々はもちろん草木や動物さえも死んで行ってしまいます。

しかし地下都市に避難している人々はまだ生きているはず!との望みをかけ
ソロモンはウーゴ君に言います。

「忘れるな。世界最強の魔導士はおまえだ。世界を創れ。」

自分は残ってイル・イラーを退治するというソロモンは
生き残っている人々とウーゴ君を地下としに行かせます。

そして最後まで神を貶めたソロモンを憎むアルバとソロモンは戦います。

「たとえ意識だけの存在になろうとも、あなたの創った偽りの世界を滅ぼしますからね」

そういってイル・イラーと共にソロモンの攻撃を受けるアルバ。

あぁ・・・
この二人も分かり合えそうで結局はわかりあえぬまま最後のときを迎えちゃうのね・・・

みんなみんな、仲良かった頃を知っているだけにすごく悲しい・・・。(涙)

ソロモンのうつし身(第236夜)

地下都市に逃げ込んだ生き残った民たちとウーゴ君は
最後の力で自分たちを守ってくれたソロモンの亡骸を前に嘆き悲しみます。

ソロモンは最後の魔法でイル・イラーと『アル・サーメン』を異空間へ封印したのでした。

ルフが奪われた地上ではもう人々は生活が出来る状態になく
ウーゴ君を先導に、生き残った人々は地下都市で過ごす事になります。

奮闘するウーゴ君。
みんながわずかな資源を有効に使い節約しながら日々を暮らしますが
次第にそんな生活に嫌気が差し、再び指導者を求める声が民から出てきます。

確かにね、いつまで続くかわからないこの生活。

”生きてる”と欲も出るし不安にも押しつぶされそうになるし
『生きてるだけでいい!」って言うふうには考えられなくなっちゃうんだよね・・・。

そんな時、ウーゴ君はまだまだ胎児の”アラジン”に相談します。
ウーゴ君の魔法でいまだに胎児のままのアラジン。

赤ちゃんとして生まれてしまうと寿命が発生してしまうが、
この状態だとウーゴ君が魔力を送っている限り何千年でも生きていられるというのだ。

考えに考えて、ウーゴ君はそんなアラジンを『ソロモンの移し身』として
指導者がいなくて不安にかられていた民たちに紹介します。

「『ソロモンの移し身』に拝礼を!!」

すると”あのソロモン王の移し身”というだけでみんなの心に希望が持たれ
効果絶大だったウーゴ君の策。

この日からウーゴ君はアラジンとは”王と臣下”という関係でいることを決意します。

でも心の中ではいつかアラジンと友達になりたいって思ってるんだよね、ウーゴ君・・・。

アラジンがみんなを繋ぐ掛け橋になって5年。
ついにアルマトランには資源がなくなり
これ以上この世界では生活が出来ない状態になってしまいます。

しかし5年の間にソロモンの遺言を研究し『新世界の創造』をしていたウーゴ君。
そこへアルマトランの生き残りの民たちを移住させる計画を立てていました。

やっぱウーゴ君すげーぇええ!
ソロモンが言うように最強の魔導士だよ!!!

だって『世界』を”0”から創っちゃうんだよ!?
魔導士って言うかもう”神”じゃね!?

新たな世界の理(第237夜)
アルマトランの民にルフごと新世界への移住を提案するウーゴ君。

そして生き残った異種族の長達に言います。

「ソロモンは王を抱かない完全に平等な世界を望んでいたけれど俺はやはり・・・新しい世界には・・・王様が必要だと思うんだ。」というウーゴ君。

確かにねぇ、この5年の間にさ、貧しくともみな平等の生活をしていたのに
知能があるからこそ余計なことを考えて保身や不安に駆られてしまい
結局は誰かを”王”として立てないといけない状態になって
『アラジン』を崇める事になったんだものね・・・。

このままアラジンをずっと王様に出来ればいいけれど、アラジンは人間。
いつか寿命が尽きてしまう。

だからいい王様が生まれては死に、また生まれ・・・というシステムを
新しい世界には取り入れたいと思うということを長達に聞いて回るウーゴ君。

ウーゴ君が創った新しい世界は
基本的にはソロモンの”全てが平等”という意志で満たされている。
移住したら異種族もその差は限りなくゼロになるという。

しかし世代交代を繰り返すうちに徐々にアルマトランの悲劇も薄れていってしまう。

それでも世界が指導者を、正しく見定め続けるために
”マギ”というシステムが必要だというウーゴ君。

アルマトランのときと同じように3人のマギという存在を新世界にも引継ぎ
ソロモンの遺志を受け継いだ王にふさわしい器を見つけ王に選べば
もうアルマトランのような悲劇は起こらないのではないかと考えます。

そして王には力が必要で、力が全く均一になってしまう新世界において、
他とは違う”軌跡”の力を金属器に宿し地下都市に眠らせておきたいというウーゴ君。

いつか・・・何十年後か何百年後かわからないが、地下都市に王の卵がやってくる。
もしかしたら複数かもしれないし、
『マギ』に選ばれたとは言え黒い心を持っているかもしれない。

そんな『王の器』を更に見定める役目を
「ジン」として永久の命を持ち、
アルマトランの悲劇をずっと忘れずにいられる異種族の長達に
”金属器”の『守護神』になって欲しいと頼むウーゴ君。

しかしいつ来るかもわからない地下都市で
それぞれたった一人で何十年、何百年、あるいは何千年と
”王の器”を待たなければならない。

しかしそんな条件でも快く引き受けてくれた『ジン』達。

これが『迷宮』システムの誕生かっ!!!

そしてその”マギ”と”迷宮”システムを
『聖宮の番人』になって管理すると申し出たのは言いだしっぺのウーゴ君♪

まぁそうだよね、そんな複雑なシステムの管理、
頭のいいウーゴ君しか無理っしょ。(苦笑)

そして新世界に移住した民たちは
”ある一部”を除いた全ての知的生命体の姿と言語は統一されます。

もともと人間(魔導士)だった人々は魔法に対する抵抗力のせいか
新世界に移住してもアルマトランの記憶はなかなか消滅せず、
今も”アルマトラン時代の言語”を使い続け数々の記録を残す民が生まれます。

それが『トランの民』!

『原始竜』と『赤獅子』達は
ウーゴ君が考えた魔法理論を持ってしても新世界のルールに当てはめきれず、
彼らの住む大陸ごと新世界の南の果てに移住させるしかなかったという。

それが『暗黒大陸』の『大峡谷』と『ファナリスの故郷』ってワケか!!

100年か200年ごとに人々が王様を選んでいくというシステムを考えたウーゴ君。

これでもう、アルマトランのようにはならないだろう!そう思って安心していたが・・・

1000年の時を経て『アル・サーメン』が復活してしまったのだ!
今でも異空間に封印されてはいるが”意識だけの存在”となって新世界へ介入しているという。

うわぁ・・・・アルバの怨念こえぇえええええ・・・・(怖)

アルマトランのときのように暗黒点を作り、依り代を生み出し
『イル・イラー』を降臨させようとする『アル・サーメン』達。

そしてせっかくウーゴ君が送り込んだ”マギ”の魂を宿した子供が
『アル・サーメン』に奪われてしまい・・・ってそれジュダルちゃんのことよね?

『聖宮の番人』となったウーゴ君は何かあっても新世界へ直接介入できないという。

そこで動けないウーゴ君の代わりに全てを託されたのが”アラジン”!!

「マギ」として新世界に降り立ちみんなを導いてくれと託します。

既に新世界には3人のマギが存在していたため、
アラジンにはアルマトランのマギである”シバ”のルフを宿したという。

ソロモンの意志で満ちたルフの流れを壊してはいけないと細心の注意を払いながら、
アラジンを育てていくウーゴ君。

そして・・・・アラジンがある程度大きくなり、自分の存在価値に疑問を持ち始めたある日。

ウーゴ君はアラジンに言います。

『我が王よ。あなたが望めば巨万の富も、幾億の星々の支配も思うがまま。アラジン、君はそんな存在だ。そんな中で君はどんな王を選ぶ?どんな色にこの世界を導くんだい?』

『さあ、あなたの願い事は、なんだ?』

そして『僕の友達になって!』ってのに繋がるのねぇ・・・。(笑)

アラジンの提案(第238夜)
ここまで”ソロモンの知恵”の記憶で見せられたアリババたち。

アリババは思い知ります。
アラジンがうまれ持った責任の重さに・・・。

二つの世界の運命を託された唯一の存在。
だけど・・・アラジンもいろんなことに悩むただ1人の人間。

あまりにも壮大でショッキングな出来事の連続だった
アラジンに見せられた『アルマトランの話』を見終わり静まり返る会場。

モルジアナがアラジンに駆け寄り、アラジンのことを知れて嬉しい事。
そしてこれからも一緒に戦いたいといいます。

アリババくんも同じ事思ってたんだけどね・・・モルさんに先越されちゃったね。(苦笑)

満面の笑みで『ありがとう』というアラジン。
あー、かわいいよぉお!アラジン!!

会場が次第にざわつき始めます。

「『大峡谷』・・・の守り人、か。」とつぶやくユナン。

「そうだったんだな、『ソロモン王』よ・・・」とつぶやくシンドバッド。

いやいやいや、この二人、何かを悟ったね!?
ってかやっぱユナンは『原始竜』と関係するのかな!?

そしてシンさんは『ソロモン王』について以前から知ってる風だったけど
やはり関係あるんかな!?

うわぁあ!気になるーーーッ!

アラジンは王たちに言います。

「この”アルマトラン”の話は、実際に起きた『歴史』だ。」と。

アルマトランはもう滅びた過去の世界。
ソロモン王が正義だったのか悪だったのかはわからないが
今、この世界の現実こそ向き合い決断をしなくてはならないんじゃないか!?と言います。

『君たちは世界を救うつもりか、それとも滅ぼすつもりか!!!!』
そう力強く言い放つアラジン。

確かにね、このまま『金属器』同士がいがみ合っていてはアルマトランの二の舞。

だからこそ、勢力の強いシンドリア、煌帝国、レーム帝国の3国に
停戦協定を結んでもらいたいというアラジン。

せめて『アル・サーメン』を倒すまでは
金属器使い同士で戦争をしないでおくれよ!と言います。

そう提案された3国の王。
シンドバッド、紅炎、ムー。

3人はそれぞれに決断をしたようだった。

さぁ・・・この決断がいい方向に全員一致であればいいのだけど・・・。

なんか絶対ひと悶着あるでしょ!?
だってもともと反りの合わない者同士だもんなぁ・・・(苦笑)

別次元の過去の世界、『アルマトラン』の話はこれで終わりましたが・・・

いやぁ・・・壮絶すぎてこれだけでももっと巻数稼げる漫画作れるんじゃないか!?
って思える内容でしたが、これらを全て見た王たちの決断ってどうするんだろうね・・・。

再びアルマトランのような出来事は起こしたくはないはず・・・。
でもだからといって素直に手を取り合う仲には見えないんだよなぁ。(苦笑)

力も地位もまだまだ中途半端なアリババくんがこれから活躍するんかな!?
まだまだ発展途上国的な伸び代たくさんあるアリババくんだものね!

玉艶はまだイル・イラーのこと諦めてないだろうし、
その玉艶を倒そうとしてジュダルと手を組んでる白龍ちゃんも気になるし・・・。

個人的には3人の何考えてるかわからない王様たちより、
アリババとアラジン、そしてモルジアナの3人組を応援したいところ。

がんばってくれーっ!

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