少女まんがの恋愛漫画「菜の花の彼―ナノカノカレ」１２巻を無料で試し読み!?

2017/04/30 2018/09/16

少女まんが『菜の花の彼―ナノカノカレ』あらすじ１２巻ネタバレ
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人気少女まんが『菜の花の彼―ナノカノカレ』の結末まで１２巻をネタバレ！

「菜の花の彼―ナノカノカレ」１２巻あらすじとネタバレ

「菜の花の彼―ナノカノカレ」１２巻あらすじ

半年間の記憶を失った菜乃花。　菜乃花の中から消えてしまったのは自分だと会うことさえできないでいる隼太。一方、鷹人は、菜乃花とやり直そうと動き出します。隼太を思い出させるべきだと分かっていてもそうできない自分を下劣だと苦しみながら…

「菜の花の彼―ナノカノカレ」１２巻ネタバレ

「半年間の記憶が消えてる・・・？」
前回、もう桜治が魔王のごとく活躍しちゃって菜乃花ちゃんと一緒に飛び降りるとかいうもう読者真っ青の展開になったわけですが、二人は助かっていました。
しかし菜乃花は記憶を、この半年、つまり隼太くんの記憶を無くしてしまっていました。
友達の千里（ちさと）ちゃんは知らせてあげようとしますが、冷静な優子（ゆうこ）ちゃんは隼太くんが彼氏だったことを教えても本人が思い出せないなら辛いのではないかとそれを止めます。

何より事件の日以来、隼太は菜乃花の前から姿を消しているのでした。
ぽっかりと空いてしまった半年という時間。
菜乃花ちゃん本人は何を忘れているかもわからないので、ただ地続きだった期間が半年だけ抜けているのだと忘れてしまった授業の分を頑張ってとり戻さなきゃと考えています。
それでも不安がないはずはない。
鷹人は自分の気持ちは自分だけで背負うと決め、菜乃花が気持ちを見失っているなら尚更味方になってやりたいと考えているのだが、菜乃花を目の前にするとどうしても隼太のことは言い出せない。

そして半年間の記憶がなくなってしまった菜乃花に再び告白し、二人はやり直すことになります。
納得いかない千里ちゃんは隼太くんに話しに行くのですが、その帰りに菜乃花と遭遇します。
千里を見つけて駆け寄ってくる菜乃花。
その手前には隼太が居ますが菜乃花は・・・・。

他人事ながら泣き出してしまった千里は何も言うことが出来ないのでした。
このシーンは初めに菜乃花が隼太くんに顔も見ずに告白したシチュエーションを模していて、結論が出た感じでした。
愛する二人が再会したら思い出すかもなんて夢見てた千里ちゃんですが、思い出せなかったら責任とれんのかと優子ねーさんに怒られて黙ってたんです。
そんな千里ちゃんの目の前でこのシーン。
隼太くん大ショック、千里ちゃんも大ショック。そして読者もこの漫画そんなに甘いわけないとわかっていても大ショック。
そして隼太は菜乃花に声をかけることもなく出国の日を迎えるのでしたー。

ここからは我らが鷹人くんをメインにしております。
ネタバレも多いので鷹人くん派以外の人は読み飛ばしOKですので(o´艸`)
駅のホームらしきベンチで子すずめたちに囲まれる鷹人くんの扉絵からはじまったこの12巻。
前回までが怒涛の事件てんこもりだったのですが、まさか鷹人くんと菜乃花ちゃんがよりを戻すとはね！

菜乃花ちゃんからしたら記憶が抜け落ちているので、ちょっと前に別れた彼氏と元サヤになったって感覚なのでしょうか。
基本的に鷹人に興味ないのかと思っていたけど、中学時代にOKした時もまったく気持ちがないってわけでもなかったんでしょうかね。
隼太くんが彼氏だったときほどときめいたり幸せそうには見えない（泣）のですが、しっかり向き合っていこうとしてくれています。
鷹人くんからすれば、いつ隼太くんのことを菜乃花ちゃんが思い出すかも知れない状態だと言うのにまた自分から辛いとこばっかり選んで飛び込んでってますよ～。
これだからこの人は目を離せない。

しか本当に反省したのかしらこの人は。
隼太くんのことを知らせようと思ったけどムリで、俺は卑怯だぁ～～～最低だぁ～～～と気持ちは悶えながらもちゃっかりとクリスマスイブは菜乃花ちゃんにデートを申し込んでいます。
デートに現れた私服の菜乃花が可愛くて顔にはあまり出ないがきっとテンションMAXな鷹人くん。
映画に行こうと言うんですが、チケットはもう買った。
ちょっと不服そうにする菜乃花ちゃんに今から並んでたら映画見れないとかなんとか。
そして映画開始早々自分はデートプラン考えすぎて睡眠不足だったので寝ちゃう。

菜乃花ちゃんと一瞬はぐれてあのお祭りの日を思い出して顔面蒼白になる鷹人くんですが、クレープを作るところに見とれていた菜乃花。
レストランに目をつけていたのですが、クレープ食べちゃっておなか一杯に。
菜乃花ちゃんがスケートをやりたいと言い出し、スケートリンクに入るんですが、このシーンは狙ってるんですかね？ギャグなんですかね？
上手くいかないデート、微妙なプレゼント。

映画やプレゼントが好みじゃなかったと、菜乃花ちゃんの顔を見て分かっても上手くフォローできない鷹人くん。
最終的にプレゼント気に入らないなら捨てていいとか言い出すから今まで大人しく黙ってた菜乃花ちゃんにさすがに怒られます。
むしろよくここまでこんな最悪なデートにつき合ってあげたよ、さすがにモテるだけあっていい女だよ菜乃花ちゃん。
どんなにイケメンで自分のこと大好きでもこんな彼氏ふつうに困るよね。そりゃそうだ。

菜乃花ちゃんになんで拗ねてるのかわかんないと言われ、オマエの前でかっこつけそこなったからと素直に言う鷹人くんだからギリ許してあげて。
そこからはお互いに口に出していこうってなったので、いい流れではあるんですが鷹人くんがぶっとび過ぎてました。
個人的にお気に入りのシーンなので未読の人は本編でもチェックをお忘れなく。
菜乃花のかばんをもってあげたい鷹人くん。

持ってあげるって気持ちが嬉しいから甘えてるけど全部持たなくていいしそもそも持たなくていいと言う菜乃花に、何キロ以上なら持っていいのか、複数なら一つは自分で持つのかそこハッキリしてくれとぶっとび鷹人。
菜乃花のお気に入りのおやつを度々持ってくる鷹人くん。
好きだけどこんなに頻繁には食べれないし、太っちゃうという菜乃花にどのくらいの頻度必要なのか、あと菜乃花がふっくらするのはそれはそれで良いとぶっとび鷹人。

隼太くんの海外行きの話が出てきたあたりでそろそろ締めるのかと最終回まで予想していたのにまさかの重大事件勃発で驚き！
そして我らが鷹人くんにまた日の目が当たる時が来るなんてね・・・。
その分辛くなるだけなのではという気持ちもありますが、不完全燃焼だった中学時代の二人の恋がなんかいい感じで鎮火してくれたらいいんだけど。
もう完全に最終的には隼太くんに持って行かれることを想定して言ってますが、まさかこのまま鷹人と菜乃花ちゃんが末永くお幸せになんてならないでしょ。そりゃそうでしょ。それが鷹人でしょ。

こんなキレイな絵の少女漫画なのに血まみれシーンが多すぎなのと、胸キュンよりも心臓握りつぶされそうな胸痛シーン（特に鷹人）で最高にハマってしまう漫画です。
もしまだ読めてないって人がいたら、最終回までに追いついておいてくださいね。
最後は前と同じこの言葉で。
最終回が気になって早く結末が知りたいけど、ここまで詳細にきめ細やかに描いてきてくれたので絶対消化不良で終わってほしくない漫画なんです。