「それでも世界は美しい」122話をネタバレ！『花とゆめ』2018年2号(12月19日発売)
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「それでも世界は美しい」122話あらすじとネタバレ
「それでも世界は美しい」122話あらすじ
ウルスラがリビを許す？
「それでも世界は美しい」122話 ネタバレ
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↑前回のネタバレです。
ずっと考えていたことがある
あの時私はネロに救われなかったら
心が死んだままだったら苦しまずに
済んだのだろうかと
リビが水の中に落ちる
太陽王
濡れてない？
絶対かぶったと思ったのに
何かしらそれに体の周りに
何か膜みたいなもしかして
全く影響がないわけじゃないけど
冷たさは感じない
気を失ってる
かろうじて引っかかってはいるけど
この氷水の中で長くは持たない
多分みんなのいるフロアはこの上
もう私ひとりで運べる
太陽王を助ける理由はない
何もしなくていいそのまま
背を向けてここを去るだけ
もう一度私の全てを黒く塗りつぶせ
どうして太陽王は私にこれをよこしたのかしら
これがあれば自分だけは助かっただろうに
今更懺悔のつもりだろうか
私をまっすぐ見る瞳を思い出すんだろう
あの瞳を思い出す時だけ胸がすくのは
ネロごめんねもう少しだけ待ってて
今ならまだあそこまで足場がある
水の勢いはもう弱まってるけど止まってない
早くしないとここも水に沈む
浮力があって良かった泳げないのよ私
何してるのかしらこんなに必死になって
ネロを置いてまでなぜ私は太陽王のもとへ行くの？
助ける理由なんかないわ
あれは敵皆を殺した敵
だけど気づいたことがある
あの瞳あれはもうかつての太陽王のものじゃない
私たちを虫のように見てたそれじゃない
憐れみと悔恨を抱いた人間の瞳だった
太陽王が私を人間として見ていた
そんなことで救われたりはしない
でもこの瞳を見捨てたら今度こそ私は
人間でなくなってしまう
恨みたい殺したい時を止めたい救われたくない
いろんな感情が渦を巻いて胸がこわれそう
あなたには全てを呪う権利がある
でもそれができないならあなたの
苦しみなんて何の価値もありませんね
うるさい価値なんてなくっていい
冷酷にも悪者にもなれない
死にかけている敵すら殺せない
半端で揺らぎやすいただの弱い人間それが私だ
父様母様リーリやオリーヴァアーウラ
ごめんなさいでも私は人間でいたい
あなたたちのために
堕ちることのできない私を許して
足場が崩れそうになるところを
ネロがふたりを抱きかかえて引き寄せる
ありがとうごめんなさい
無理させてネロしっかりして
大丈夫ですそれより早くここを出ないと
ネロどうして俺まで俺まで助けたんだ
必要ないだろもう
さっき驚いた
もう少しだけ待ってて
ウルスラ様がお前を助けに行く時
俺を助けた時と同じ顔をしていた
あの時の姫が戻ってきた気がした
その姫が助けようとした人間なら助けよう
と思ったあの瞳にもう一度会いたかった
嬉しいよウルスラ様
ウルスラ思いも助けてくれて
何も言わないで今は何も言わないで
私だって何でこんなことしたか
わからないのよでもきっと
救いたかったのはあんたじゃないわ
何だろう
長い間思い出すこともなかった
あの風景が蘇ってきた
声がする
心が死んだままの方が良かった？
いいえいいえ
だって今あなたを思い出せた
私の一番美しい世界
私の真心
☆ニケ☆
出口がほ本当に外につながってた
すごいリュカあんなに入り組んでたのに
よく迷わないで
やっぱり外はすごい風が
あの屋根にあった白い塊が時々にある
ここはもしかして
氷の王国の聖域でしょここが有名な
そうなのか？
そうだそういえばここに来た時
ニールがそんなこと
平面一面何もかも白い世界で
想像を超える美しさを
リュカが自分と同じ仲間を見つけて
遠吠えを上げる
なんて悲しい声
例えその姿が永遠にに失われてしまっても
これからはずっと共にある
この胸の中にずっと
以上です。次回は5号2月5日発売です。
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