少年まんがの人気漫画「弱虫ペダル」２７巻を無料で試し読み!?

2017/04/02 2017/11/26

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「弱虫ペダル」２７巻あらすじとネタバレ

「弱虫ペダル」２７巻あらすじ

ゴールまで残り500m!!　先頭を走る真波に追いついた坂道。そして坂道、真波の2人はスプリント体勢に入り、ゴールを賭けた最終勝負へ!!

「弱虫ペダル」２７巻ネタバレ

インターハイもいよいよ大詰め。
全てを決定付ける最後の戦いは、坂道と真波に託されました。
残り500メートルの登り。
その長くて短い距離を走りぬき、勝利をつかむのは果たして！？

残り500メートルの時点で、坂道は真波と並んでいました。
王者箱学と、総北。
その最後の勝負に送り出した選手は、奇しくも1年生のルーキー同士でした。
以前、合宿に向かう際に出会い、インターハイで勝負しよう、と約束した2人。
その約束が、まさかこの大舞台の大詰めも大詰めで実現に至るとは。
真波は言います。
やる？勝負。
500メートル先、大きなゲートを先にくぐったほうが勝ちだ。
そして坂道も迷うことなく答えるのです。

やる、競争しよう！
その言葉をきっかけに始まったのです。
総北と箱根の、インターハイの最後の勝負が。
そして、坂道と真波の約束の勝負が！！

最初にとびだしたのはやはり真波。
やはり技術や体力といった実力面で坂道に勝っていると言うのは誰しもが認めるところでしょう。
カーブの立ち上がりでさらに差をつけるのですが、坂道もこのまま引き下がるわけがありません。
坂道の売りといえば、尋常ならざるケイデンスと、それを産み出す心の力。
直線となるやそのケイデンスを爆発させ、すぐさま真波へと追いついてみせたのです！！

気がつけばのこりは350メートル。
ここまで来ても二人の差は依然ゼロのままです。
つづらおれのカーブを二つこえた所にあるゴールに先に飛び込むのは、どちらなのでしょうか？
そんな息詰まる場面で、2人の関係者が丁度観戦にやってきていました。
真波の幼馴染である委員長と、坂道のお母さんです。
子供のころから隣通しで、体が弱かった真波の世話を焼き通しだった委員長。
自転車を始めてからみるみると体も丈夫になり、2人の距離は離れていってしまいました。
ですがそれでも、二人の心は繋がっていました、
そのつながりを保持しているのもまた、自転車なのです。
自分のことなんてもうどうでもいいかのように自転車に打ち込む真波。
ですがその真波が時折委員長に話しかけてくるのもまた自転車のこと。
真波が自転車に打ち込むのは「生きてる」と感じられるから、といいます。
一般には理解し難いその言葉、彼のすぐ近くにいる委員長には伝わってきているのです。
だから委員長も、真波に伝えるのです。

勝って！と！！

坂道のお母さんはというと、実はいまだに坂道が競技自転車をやっていることを知らなかったりします。
自転車の部活と聞き、みんなでサイクリングに行くようなのん気な部だと思っているくらいで……
ですからここまで大きな大会に坂道が出ているなんて予想すら出来ていなかったわけで。
それでも、その小野田坂道と言う選手がやってきて、同姓同名の他人なんかではない自分の息子だとわかり、そして彼が一生懸命にやっていることがわかると……

自然と口から頑張りなさい！と言う言葉が出てきたのでした！！

母親のような声がしたからと、思わずはいと答えた坂道。
ですがもし母がこの場でこの様子を見ていたら、あぶないから降りろとでも言うのかな、と思いをめぐらせます。
昔の坂道ならばそれに従っていたのかもしれません。
ですが、今は違います。
ボクはこのハンドルは放さない。
このペダルも緩めない。
このジャージをゴールに届けるためにボクはここにいるんだから！

坂道は張り裂けそうになる心臓に鞭を打って、ペダルを回します。
引き離されそうになってもすぐに追いつき……
差を開かせないまま、残りは100メートル。

仲間達の想いをその背に載せているのは、2人ともが同じこと。
坂道と真波、その全てをぶつけあった戦いは泣いても笑っても間もなく決着！！
勝利の女神が微笑むのは、果たして！？

というわけで、長かったこのインターハイもとうとう決着を迎えます。
優勝の賜杯を抱くのは？
その勝負の先に見える光景は……？
様々なドラマが沸きあがっては散っていった熱い戦い、その決着をその目でお確かめください！！
そしてこの決着がこの物語の決着か？と思っていた方も少なくはないかと思うのですが……お話はまだまだ続きます！！
衝撃の結末を迎えたインターハイ、そこから始動する新生総北に立ち込める暗雲とは！？
熱すぎる戦いの決着、束の間の休息、そして幕開け。
物語は第2のスタートを迎えるのです！！