少年まんがの人気漫画「弱虫ペダル」２４巻を無料で試し読み!?

2017/04/02 2017/11/26

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「弱虫ペダル」２４巻あらすじとネタバレ

「弱虫ペダル」２４巻あらすじ

後方より現れた京伏・御堂筋!　それを抑えるべく飛び出した箱根学園・真波。そこへ巻島の思いを託された坂道が加わり、三つ巴バトル開戦!!

「弱虫ペダル」２４巻ネタバレ

レースは完全に決着間近。
トップを争っているのは箱根の福富と総北の今泉です。
それを今必死に追いかけているのが坂道、巻島、東堂、真波の4人。
勝負はほぼこの二校に絞られた、と思われたのですが……！！

後ろから感じる威圧感。
何かが近づいてきます。
グングンと追い上げてくるそいつは……そう、御堂筋！！
デッドヒートを繰り広げる箱根と総北の戦いの影で、密かに足をためていたのでしょう！

猛烈な勢いで追い上げてきた御堂筋は、そのまま巻島や東堂をあっさりと抜き去っていってしまいます。
今泉なんかをエースとして戦闘に送るなんて、勝負を捨てたとしか思えない、と言う罵倒の言葉を残して。
ですが総北はもちろんのこと、箱根もここでおめおめと御堂筋を見送ることはできません！
藤堂は咄嗟に真波に御堂筋を追うよう指示！
真波はその命令にいち早く反応し、即座に御堂筋のすぐ後ろにピッタリとついて行ったのです！

すぐに追いかけて行きたいのは総北も同じ。
ですが巻島にもうその余力は残されたおらず、ポテンシャルはあるとは言え初心者同然の坂道にその指示をするのは難しいところでしょう。
それでももしかしたらと後ろを振り返りますが、やはりそこには坂道の姿はありません。
トップレベルの攻防についてこれなかったのか、と肩を落とす巻島。
ですがいなくなったと思われていた坂道の声がすぐ横から聞こえてくるではないですか！！
坂道は巻島の振り返ったほうとは逆のサイドにピッタリとついていたのです！！
そして坂道は言います。

僕も前を追いかけた方がいいですか、と！！
返答は決まっています。
ここから先は何も残さなくていい。
エースを守れ！！
そう言って巻島は、坂道を送り出したのでした！！

坂道は巻島の、そして散って行った鳴子や田所の思いを力にしてペダルを回します。
ですが坂道が追いかけている真波と御堂筋は超一流の選手でして。
こうしている今も、非常にハイレベルなデッドヒートを繰り広げているのです！
底知れない力を感じさせる真波を見て、流石の御堂筋もいつもの小ばかにした態度をとることは出来ないようで。
熾烈なサバイバルであるこのレースを三日目まで生き残っていながら、未だ未知数な真波。
坂を上るとき、坂道のように笑いながら自転車をこぐ。
しかし坂道と違うのは、その笑いの根源です。
坂道が思わず笑顔を浮かべるのは、ただただ楽しいからに他なりません。
ですが真波は違うのです。
心のそこから、戦いそのものを楽しんでいる。
だから笑う……！！

御堂筋は、トップを走る二人に追いついた時点で、どちらが前に走っているかで勝負しよう、と真波に提案します。
負けたほうは、買ったほうをゴールまで追い抜かない、と言う条件をつけて。
そんな、生き残りの人数が少ない御堂筋に有利になる提案を受ける必要などないはず。
しかしそんな受ける意味のない勝負を、真波は嬉々として受けるのです。
ギリギリで面白そうだ、生きてるって感じがする！

ギリギリの戦い、生きていると言う実感。
それを体感するために自転車に乗る真波を見て、御堂筋はにやりと笑います。

おまえ、キモくないな、と。
御堂筋すらも認める、真波の純粋な戦いを求める気持ち。
あまりにもハイレベルすぎる二人が、トップを走る今泉と福富に追いつくのは間近でしょう。
ですが、その二人を猛烈な勢いで追いかけるのが坂道。
技術も経験もない坂道ですが、それだけに追いつくと言う一点だけに集中し、ただただペダルを回すことだけに専念することが出来て……

坂道はその真っ直ぐな思いだけで二人に追いつくことが出来るのでしょうか？
御堂筋と真波の直接対決の結果は？
そしてレースの命運を握るエース対決はどうなっていくのでしょうか！！

というわけで、残り数キロという地点までやってきた本作。
坂道の宿命のライバルのような登場をして以来、4年近くたってやっと真波の真の力が発揮され始めました。
同じのぼりで笑顔になると言う特徴を持つ二人ではありますが、その笑顔の向けられた方向性は別物。
戦いを楽しむ真波か、登ると言う行為そのものが楽しい坂道か。
その勝負の軍配が上がるのは、どちらの笑顔となるのでしょうか？
そしてまだまだ死んでいない御堂筋の動向も気になるところ！
このレースの要ともいえる存在となっていた彼は、最後の最後までレースを引っ掻き回してくれそう。
勝負の行方は、まだまだ読み切れなさそうです！！