少年まんがの人気漫画「トリコ」３８巻を無料で試し読み!?
2017/10/26
『トリコ』のアニメ＆映画もオススメ!!
少年まんが『トリコ』あらすじ ３８巻 ネタバレ
無料試し読みも紹介であらすじを全巻ネタバレ！
人気少年まんが『トリコ』の結末まで３８巻をネタバレ！
「トリコ」３８巻あらすじとネタバレ
「トリコ」３８巻あらすじ
グルメ日食目前、アカシアのフルコース集めを急ぐトリコは狼王ギネスと対峙！ その真っ只中、突如小松から“アナザ”調理完了の一報を受ける。小松たちの死闘、そしてドン・スライムのプロジェクトが明らかに!!
「トリコ」３８巻 ネタバレ
グルメ３４１：最強共の捕食合戦！！
猿達の地獄絵図…
↓
バンビーナが参戦！
↓
八王の前に次々と降り立つアカシアの悪魔
↓
トリコはグルメ界のうねりを感じ取るアカシアの悪魔の一部がエリア７に降り立つ。
その生物は仮としてアカシアの悪魔Aと名付けられた。
Aが降り立ったのは猿武の師範、
師範代クラスが集まっていた場所。捕獲レベルでいうと１０００は下らない
猿武の達人達がたくさんいる場所なのだが…Aの細胞の記憶では彼らは敵ではなく餌…
噛み砕き、吸い込み、切り裂き、溶かす。
Aには特定の食べ方が存在せず
圧倒的な強さで捕食するまさに地獄絵図…Aには好みの食べ方がひとつあった。
それは餌をいたぶり怯えさせること。
恐怖が最高潮に達するまで
とことん追い込んでから食す…トリコの世話になったイアイアイも
食べられてしまうのか…と思ったその時！テリーが触手を噛みちぎって救出！
クインとキッスもかけつけじっと睨みつける！
怯みなど全くないするどい目つき。
だが、Aが見つめていたのは彼らではなく
その後方から現れた一匹の猿。猿王バンビーナ！
バンビーナは不意に膝蹴りを喰らわせ
Aは破裂したような状態になるが、
まだまだ死ぬ気配はない。むしろ冷静にバンビーナを餌ではなく敵だと悟る！
同じ頃、馬王の丘に降り立った生物は
すぐに体を大きく膨らませ始めた。それほど敵の姿が巨大だからである。
もちろんその敵とはヘラクレス！
続いてエリア６。
アナザはそのとき光の速度を超え
裏の世界へ消えていったという。それを追うように海に飛び込んだあの生物は
その瞬間にこの世から消え去った。その行方を知る者は鯨王ムーンのみ。
ムーン自身も自分の腹がどこに繋がっているのか
検討もつかないそうだが…エリア５に降り立った生物は
最も多くの敵を相手にしなければならない。鹿王スカイディアは八王の中で
最も穏やかな性格だそうだが
その角に広がる森は強獣たちの巣。オクトパスマンモス 捕獲レベル４５００
火グマ 捕獲レベル３８２０
戦龍 捕獲レベル４１２０こんな奴等がわんさかいる！
本当にやばい鹿の王を怒らせないために
彼らは闘うといいます。怒ったらいったいどうなるだろうか…
ちなみにそこにはアカシアの肉料理ニュースがあり
アナザを食べなければ味を認識できないという。エリア４はアカシアのデザート・アースがあり
地球上のすべての甘味が凝縮し
ソフトクリームのように溢れ出す場所。花畑が広がっておりすごくいいところに見えるが
その地へ降り立った生物は決して幸運とはいえない。目の前に蛇王マザースネークがいるから…
エリア３にはアカシアのドリンク・アトムがある。
それはグルメ界で最も危険な環境に流れ落ちる
猛毒の滝のことを指している。その地に降り立った生物は瞬時に羽根を生やす。
飛ばなければ殺されると察知したから。
死の影を作り出し一羽ばたきで
毒の竜巻を巻き起こす巨大な鳥。グルメ界の全制空権を握るその者は
烏王エンペラークロウ！グルメ界全体を巻き込む大騒動って感じです！
それを匂いで感じている者がいました。
エリア２でバトルウルフと闘うトリコ！
仰向けになりながら２年前の感覚を思い出していた。
鼻の穴を塞いでないと全部匂いでわかるというが
これは何かの布石だろうか…スタージュンはなにやらピンときたようだが…
その時、小松から連絡が入ります！
グルメ３４２：トリコ、スイッチオン！！
２年前のトリコ
↓
三虎の驚くべき発言
↓
狼王ギネス登場！
↓
小松から嬉しい報告！捕獲レベル２７００のロックミミックが
何かの気配を察知し逃げ出す。それは２年前のトリコだった。
彼は匂いを頼りにある場所に向かっていた。
その集中力は極限にまで達していて
ひたすら小松のいる場所を目指す！本人はそのとき全く気付いていなかったが
最強のオーラを放っていた。それから息を吸うと世界中の情報が
匂いとなって舞い込んでくるので
鼻栓をしないと眠れないほどだった。小松を守る懸命さが危険なルートを
避けることに繋がったのだが、
すべてが安全な道というわけではなかった。グルメ界の猛獣たちの多くが、
実はトリコを避けていたのです。のちに三虎はスタージュンに
驚くべきことを話していた。あのとき、小僧を簡単に引き渡さなかったら
力づくで奪われていただろう、
私も無事では済まなかったかもしれない、と。そのときのトリコはそれだけの気迫と
実力を感じたといいます…スタージュンはトリコと戦ってから
半年しか経っていなかったこともあり、
それはリップサービスが過ぎると思った。だが、今は三虎のその言葉が
嘘ではなかったことがハッキリわかった！トリコはあの時と同じように
匂いだけで世界中の出来事を把握できていた。フルコースが順次産声を上げ始めたことから
えらいことになってきたこと。そしていよいよGODが現れることもわかった！
しかもトリコたちがいる近くに出現すると！
エリア２は様々な環境の大陸が集まる場所だが
一見何の変哲もないこの島が一番匂うらしい。だからバトルウルフもここにいるのだと思った。
このときバトルウルフは確信した。
２年前のトリコの目覚めによる鼓動。
全八王が反応したそれはこの男のものだと！
そしてトリコはいま対峙してる狼が
八王ではないことを指摘する。旨そうな匂いがするこの島を偵察にきていた
いわば群れのNO2である若頭じゃないかと。すると本当の狼王ギネスが出現！
トリコと戦っていた個体よりも
何倍もでかく迫力がまるで違う！両者は全く悪意など持ち合わせておらず、
闘うために歩を進める。衝突は数々の要因が重なったことによる必然。
両者の行動の明白がスイッチがあるとしたら…
食欲！！！
先制攻撃をしたのはトリコ！
巨大な鬼の拳がギネスの頬を捉える！
そしてトリコのメインのスイッチを
いつも入れてくれるのは小松！リドルチャプターを通して小松から連絡が！
なんとアナザの調理が完了したらしい！！！
これからみんなで向かうそうだが
みんなの様相がかなり変わっている！小松は長髪となり他の者も髪や髭が伸び、
長い時間が経過したような風貌となっていた。理由はそのうち語られることでしょう！
十貝五人衆も仮面を取って素顔をさらけ出してます！
さらにはドンスライムが巨体となっているが…
グルメ３４３：直撃のドン！！
ドン・スライムがネオに直撃！
↓
話はブルーグリルの中へ
↓
プキンはセーフゾーン研究中
↓
鯨王ムーンが動き出す
↓
ドン・スライムの計画自らを悪意に満ちた天災と称するドン・スライム。
ふわっと浮き上がると海に思いっきり降下し
大きな波が巻き起こる！そして宇宙まで飛び上がって小惑星に足をつけると
猛スピードで地球にジャンプ！！！彼が降りる先にいたのは…アカシア、そしてネオ！！！
その衝撃はトリコがいるエリア２まで伝わるほど！
小松から連絡を受けるとさらに困惑する！
何十年も過ごしたからちっともびっくりしません！
この意味は、これから語られる。
３週間ほど前、
エリア６からトリコたちがバラけて
まだ１時間ほどしか経っていない頃。ジャイアントシェルの中はすでに２日以上経っていた。
再生屋のプキンはジャイアントシェルに到着してから
ずっとセーフゾーンの研究に没頭していた。ユンユンから出る謎の空間を分析すると
意識しても見えない世界のようだった。まるで食べられない食べ物には
意識が向けられないかのように。そしてグリルスタジアムでの料理対決の
最終戦が行われている最中に地震が起きる！それは鯨王ムーンが動き出したことにより
あたりの海全体が引き込まれていることが原因。さらに食霊の門から数え切れないほどの
食霊たちがわんさか出てきます。その中にはトミーロッドの中にいたやつと
似た食霊もいるようだが・・・料理対決は千流とアサルディーが対戦してたが
ドン・スライムは中止を宣言し、
全員で常しえの厨房へ向かうよう指示。そして驚くべき計画を打ち明ける。
フルコースの調理を完成させ一龍を復活させると！
グルメ３４４：裏の世界へ！！
ドン・スライムたちが動き出す
↓
小松は列車でシェルマウンテンを目指す
↓
チャコが寸前のところで…
↓
食霊の門の前にてドン・スライムは一龍の復活をもくろんでいた！
だがそれに必要なフルコースはこの国にはないと豪語し
アサルディーに裏のチャンネルを出すよう指示。今からそこを通っていくそうだが…
シェルマウンテンの山頂では
奴隷となった市民がどんどん生贄にされていた。その列の中にはチャコもいた…
小松はシェルマウンテン行きの列車に乗っていた。
チャコの家の前にいつもいたおじさんと一緒に。
途中で何度も蘇えさせられ
強制労働を強いられた者たちが
酒におぼれる哀れな姿が窓越しから見えた。それこそがこの文明を象徴する闇。
でも小松は見た目とかは関係ないと
前向きな考えを示します。実はおじさんはチャコが連れて行かれる際
必死に止めようとしていた。本当に何も希望がない人が
そんなことをするだろうかと核心をつく。この国の抱える闇や問題は
もっと別のところにあると小松は思った。そしておじさんの話から
この国のプロジェクトとはアカシアのフルコースの
再生と調理であることを確信します。そう思うとワクワクする小松であった。
とこしえの厨房ではブルーグリル総料理長の
メイルが調理に勤しんでいた。ただ液体をかき混ぜてるだけにみえるが
そうとうHPが削り取られるらしい！どうやらGODの肉片が入ってるらしく
多くの生命(うまみ)を求めているという。その補充として人間も投入されているのだが
ついにチャコが食霊の炎の前に立たされる…が、寸前のところで女性に止められます。
そのとき丁度食霊たちが大量に出現したので
どさくさに紛れてチャコは逃げ出すことに成功。ワープロードという道を通ってやってきた
ドン・スライムは食霊たちの前に立ちはだかり、
威嚇をすると食霊たちは消えていった…彼等は復活を求めていたというより
何かから逃げてきたようだったが…人間界の料理人達はここで初めて食霊の門を見る。
使命感からか中に入らないといけないと思う
ダマラスカイだったがその前に訪ねたいことが
山ほどあった。裏の世界とかこの国のプロジェクトのことなど。
ジジはそれらを全て話してくれるそうです。
そのとき描かれたのは一龍らしき男…
これはいったいどういうことか。そして小松もシェルマウンテンに到着。
列車から降りると何やら女性が立っていたが…
グルメ３４５：プロジェクトの真実！！
チャコと謎の女性
↓
小松は第一調理場へ
↓
裏の世界の秘密
↓
常しえの厨房へ小松の前に現れた謎の女性。
小松の名前を知っており、
待っていたようだがスーッと消えてしまう。その女性はかつてフローラの中にいた
グルメ細胞の悪魔のようにも見えるが…もちろん小松は初見なのだが
なんだかなつかしい声に感じていた。軍服のような服装の人間が立ちはだかるが
同行したおじさんがプロジェクトに
参加しにきたといって係りの者についていく。大きな鍋があるエリアでは
謎の女性がチャコに仮面を被って
赤い鍋の列に並んでと指示する。かなりチャコに思い入れがある感じだが…
小松はエスカレーターで移動中に
おじさんからプロジェクトの真実を聞かされる。強制収容された者はまず選別をされる。
体か精神に異常があるものに分けられ、
後者だと魂の取引きが行われる。怠け者やボンクラ、凶暴な者もそれに含まれる。
それらの魂は優秀なものと入れ替えられ、
料理人としてプロジェクトに参加したり、
腕によっては店を出すこともできる。十貝五人衆がその代表例。
彼等は何十回も蘇っているので
その分、人生の経験値が増して腕が洗練される。そして体に異常があったものは
フルコースの旨みにされる…端的にいうと殺されるということ。
軽度だとそうはならないが
労働に回されるので運がいいともいえない。かつてニトロの奴隷だった先祖たちと
同じことをさせられていることに…小松たちが案内されたのは第一調理場。
ここではエアの調理が行われており
小さいがたくさんのエアの実があった！エアは魂の再生屋・閻魔大王イカと
ドン・スライムが長年かけて
再生させた幻の食材らしい。他の食材とくらべて調理時間は短いほうだが
それでも数年はかかる超特殊調理食材。長い歳月がかかることから
何度も魂を蘇らせていたというわけです。彼等はエアの中の空気を少しずつぬいて
冷却する方法しか知らなかったので小松が乗り出す。本当の調理法を実践し、
このプロジェクトを終わらせると宣言！その頃、魂の丘ではジジが裏の世界について語る。
魂の世界はアナザが世界で初めて辿り着いた
究極の安全場所(セーフゾーン)といえるところ。時間の流れは違えど広義では
魂の世界やキャンピングモンスターの
セーフゾーンも同じもの。アナザはグルメ界の全海洋に流れる旨味の原点。
アカシアのフルコースの中でも
トップクラスの旨味をもつ魚。ゆえに世界中から多くの捕食者が押し寄せる。
その頂点が八王の一角である鯨王ムーン。ムーンのもつ超重力は光さえも飲み込むほど！
ブラックトライアングルが暗いのはそのため。アナザはムーンから逃れるため
あるときついに光の速度を超えた。光速を超えた場所の時空は歪み
誰にも認識できない特殊な空間となった。それこそが裏の世界への入り口！
その中は時間が止まっているかのような世界なので
そこに入るとまるでワープしたかのような感覚に陥る。料理対決でコンドルウインドーが出していた
ワープキッチンも裏の世界のひとつであり、
移動に使ったワープロードもそうである。人工的に作られた裏の世界は
時空の歪みが弱いことから
生身でも入ることができるらしい。だが魂の世界はそうはいかない。
時間や空間の概念がない
意識のみが辿り着ける特別な世界。食霊の門はかつてアナザが光速を超えた場所にあたる。
ちなみに人工的な裏の世界を作り出せるのは
フルコースのおかげらしい。そして一行は常しえの厨房に到着！
まるでひとつの国家のような規模の調理場で
巨大な調理器具が数多く並んでいる。それをあくせく動かしたり
調理したりしているのが住民たち。そんなカオスな現場を見ていると…
第一調理場から勢いよく空気が吹き出る！
小松がエアの調理を完了させていた！！！
さすがです！グルメ３４６：金の調理器具へ！！
人間界の料理人達の偉大さ！
↓
GODの調理に必要なもの
↓
アナザの調理時間に驚愕！
↓
金の調理器具の素材はとんでもないところに…小松がエアを一瞬で調理したことは
あっという間にブルーグリル中に広まった！１２０％のエアの旨味には
十貝五人衆でも驚く美味しさだった。アサルディーが注目していた料理人とは
やはり小松のことだった。料理対決は２対２と互角の展開で
千流とアサルディーは戦っている最中だった。だがもはや戦うまでもなかった。
みんな似たような実力があるとわかり、
ワープキッチンや食霊の声がある分
我々に有利な勝負だった、彼等のほうが料理の腕は断然上だったと
アサルディーは認めました。他のメンバーも食への感謝や探究心を忘れたこと、
人間界の料理人がベストメンバーではなく、
頭一つ抜きん出た千代が出ていなかったことや
小松がいなかったことも振り返る。よって裏の世界には全員がいくことになった！
だが金の調理器具が足りないらしい…
小松はここではじめて十貝五人衆と出会う。
さっそくサインをねだる小松だったが
すでにジジが先読みして書いていた！汚い字でｗ
常しえの厨房は小松の件で大騒ぎになっており
すぐに調理を再開せねばと切り込むアサルディー。そこでマッチはスラムの住民の命が
犠牲になっているのは本当か？と問う。さすが人情深いグルメヤクザ組長。
犠牲になっているのは本当のことで、
人間を肥料にするレシピはGODを調理すため。それは小松がグルメピラミッドでみつけた
ノートに記されていたものでもある。GODの調理には多くのエネルギーが必要で
下手すると料理人の命も奪いかねない危険なもの。ジジが様々な生物を試していたとき、
最も効率がよい生物が出現する。それが人間。
人間は弱く、それでいて賢く、よく繁殖もする。
だからフルコースの材料にぴったりだったという。
四獣はそんな人間を多く集めるために
生み出されたものだが数十万年前の話なので
フルコースの調理の歴史上ではほんの最近の出来事。ブルーグリルでフルコースの調理が行われている理由は
ドン・スライムの復活、だった。いまは違うらしいが・・・
で、ほとんど犠牲を出さずにGODを調理する方法は
存在するらしいがそれは神の料理人と言われた
フローゼしか知らないことらしい。そこで珍老師は食没を利用して
自分たちのエネルギーは使えないかと提案。ここにあるGODはほんの欠片だから
少数の食没でも持つかもしれないとジジは言う。だが本当にやっかいなのはGODではなくアナザらしい。
アナザの調理にかかる時間は…
なんと６０万年！！！！！
だからこそ時間が流れない魂の世界を利用するわけだが
何万年と使い続けられる調理器具はふつうない。ましてや魂の世界に持っていけはしない。
そこで登場するのが金の調理器具。
霊食を捌くという７つ道具らしいのだが
まずは素材集めからしないといけない。もちろんそれも一筋縄ではいかない…
素材はエリア６に生息する
七獣達から取る必要がある！包丁は鮫王(こうおう)電撃鮫(ライザメ)の葉
鍋は亀王(きゅうおう)パンドラの岩石
まな板は瑚王(こおう)サンゴーレムの胴体
フライパンは鱗王アトランティスのウロコ
おたまは蛸王(しょうおう)ヤマタコオロチの足
エプロンは海王オーシャンの皮膚
いずれも捕獲レベル４０００を超える強獣たち…
そして７つ目のフライ返しは、
貝王(ばいおう)ジャイアントシェルの鉱物から取れる。ジャイアントシェルはもともとアナザの棲み家で
この貝が小さかった頃から鯨王ムーンから
隠れるために利用していたそうです。その間にアナザから出る旨味により
特殊な旨みの鉱物に変えたという。そんなある時、アナザは貝の中で
光速を超えて魂の世界に消えたそうです。それ以降、貝の中は時空が歪み
貝そのものが裏の世界となったのです。旨みの鉱物は裏の世界へ直接持ち込めるようになり、
ジャイアントシェルは鯨王ムーンににも飲み込まれない
究極のセーフゾーンを備えているらしい。他の七獣たちも同じく
アナザがかつて巣にしていたところで
光速を超えた場所でもある。鯨王ムーンに対抗できるのはそのため。
そんな強獣たちから素材を集めないといけない…
だがグルメナイト達がその役を買って出ます！
素材の加工は鍋職人の栗坊、
包丁研ぎはメルク、
料理はもちろん小松たちが担当！
彼等の姿をみてジジはなんとも頼もしい！と大絶賛！
なんだかとてもいい雰囲気ですが、
食霊の門の中は陰鬱な空気が流れていた…ドンスライムは閻魔大王なる存在と話していた。
今にもネオが復活しそうだと…
グルメ３４７：試される騎士！！
GODの命がけの調理！
↓
小松はチャコの母親と出会う
↓
素材集めの過酷さ
↓
グルメナイトの覚悟ドンスライムは一龍の復活をもくろんでいたが
閻魔大王イカによるとネオが復活しそうな上に
一龍の魂がどこにも見当たらないらしい…常しえの厨房では珍師範とマッチが中心となって
GODの調理に取り掛かっていた。煮えたぎった液体をかき混ぜるだけの作業だったが
かなりのエネルギーを吸い取られることから
それだけでも重労働となっている…リンはちょっと離れたところから応援していた。
披露宴が控えてるから死ぬわけにはいかないからｗ
そこで小松はある女性に話しかけられた。
その女性はなんとチャコの母親だった！
彼女は半年前に強制収容され
そのまま肥料にされてしまっていた。でも魂の世界で料理の腕が認められたことから
新しい別の体で蘇ることを許されたらしい。あまり目は見えていなかったが
生前からよく見えていなかったので問題はなく
匂いでだいたいのことはわかるとのこと。それで小松がチャコと一緒にいたことを察知し
エアを調理したこともわかっていた。そして小松はあるお願いをされる。
愛丸達グルメナイト達が出発して３日が経過していた。
ブルーグリルに待機している料理人たちは
彼等の安否を気遣っていたそのとき、
プキンから衝撃的なことを知らされる！七獣それぞれの時間の流れがわかったらしい！
３日前の南西の砂浜。
七獣を可愛くした小さなキャンピングモンスターが
用意されていた。もともとは七獣の切れ端だが
ドンスライムが手なづけたようです。彼等に乗っていけば七獣に全く気づかれることなく
近づくことができるらしい。素材は引っこ抜くだけという簡単な作業らしく、
一人でめいっぱい引き続けなければならない
というルールがあるという。ジジは６日分の食料を用意します。
すでに３日経ったということは
作業終了まであと３日ほどだと思われるが
それは地上での時間のことを指す。七獣はすべて裏の世界であり、
彼等がいるジャイアントシェルもそうです。地上とは時間の流れが全く異なる。
ジャイアントシェルの場合、時間の流れは
地上の約６０分の１のスピード。つまりジャイアントシェル内での１分は
地上では１秒ということになる。地上で６日だと３６０日！ほぼ１年という計算に！
だが、それはあくまでジャイアントシェルでの話。
他の七獣の時間の流れはその…１０倍！！！
亀王パンドラ 捕獲レベル４８１０
古代に朽ち果てた城のような構造の
骨だけの超巨大な亀…その一部の突起をひたすら抜き取ろうとする愛丸…
いまブルーグリルで３日経過したってことは
彼等が体感している時間はその１０倍の３０日！トータルで１０年間も引き続けないといけない作業…
あまりにも途方もない作業だったが、
ジジは覚悟を見るためあえてそのことを
伝えていなかった。でもダマラスカイはグルメナイト達を信頼しており
たとえ何百年かかろうと音を上げるメンバーじゃないと
ジジに言います。ちなみに愛丸たちは１０歳を取るわけではなく
あくまで体感時間が１０年ということらしい。老化スピードは地上と同じ。
その頃、常しえの厨房の地下深く。
王室 ドン・スライムコピールーム。
ドンスライムが一龍の体のコピーを作り出していた。
でも魂が見つからないことから
現時点ではどうしようもなかった。もう一度食事がしたいんだ、
と一龍に話しかけるドンスライム。なんだかとても寂しそうです。
グルメ３４８：食えないものはない！！
グルメ教の過酷過ぎる修行
↓
グルメナイト達が帰還！
↓
金の調理器具作成開始！
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ワープキッチンとニュースの関係
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いざ魂の世界へ！グルメナイト達が金の調理器具の素材調達を
開始してから１年が過ぎようとしていた。彼等がいる七獣の体は裏の世界なので
時間の流れは地上の６００分の１のスピード。だからそれは体感時間に過ぎないのだが
ふつうの人間ならまず耐えられるものではない。だが彼等は表情が曇らないどころか
笑みすらのぞかせていた。そんな彼等の精神力の源が今はじめて明らかとなる。
グルメナイトはグルメ教という教えに従い生きている。
２００年以上の歴史があるそれは
必ず行わなければならない修行がある。三大行経想(さんだいぎょうきょうそう)
その名の通り３種類の修行があるのだが
それがとてつもない過酷なもの。ひとつは豊穣豊漁ノ行。
グルメ行脚とも呼ばれるその修業は
豊穣豊漁の地で収穫作用を無償で手伝い
収穫した旬の食材を一切食することなく
次の地へ旅するという内容。時には捕獲レベルが高い獲物の狩りもあり、
不眠不休で丸１年近く続くという。その次は全食感謝の経。
何もない部屋に入り自らが生を受けてから
これまでに食した食材一つ一つに
感謝の経を読み上げる修行。一つの食材に読む経の時間は約１０分。
仮に２０年分だと１５０日かかる計算になる。
この間も断食断水不眠で
経を読み続けなければならない。最後の修行が涙花(るいか)の想。
食料受難の時代に人々の涙によって
開花した奇跡の花である涙花。人の涙でしか開花しないその花を
瞑想しながら咲かせる修行。当時の人々を悼み
涙を流し続けることで花が咲くが
開花まで何年かかるか誰にもわからないうえに
咲くまで涙を止めてはならない。涙花が咲く頃には涙は頬に一本の筋として残る。
そのラインこそ三大行経想を全うした証。
そんな過酷な修行を三度行うことで
グルメナイトのメンバーとして
初めて一人前と認められるという。食林寺の修行が可愛く見えるほどの過酷さ…。
まさに金の素材調達に
彼等ほどの適任はいなかったといえます！無事に帰ってくることが出来たのだが、
さすがの彼等でも疲れ切っている様子だった…ちなみに彼等は１０年で終わるとは知らなった。
よって精神的苦痛は想像を絶するもの・・・
だがアナザの調理は１０年どころではない。
ユダは静かにエプロンを締め直す。
今度は材料を加工する作業が始まる！
栗坊はなんと素手で鍋を作ろうとしていた！
その技術にブルーグリルの住人は驚く！
金の土台にこすりつけることで
少しずつ変形させていくやり方だったが、
あまりの硬さに栗坊でも手こずる。１個作るのに何十年かかるかという代物だったが
十貝五人衆のひとり、メイメイが
ワープキッチンを使ってサポートする。同じくメルクの包丁研ぎをサポートする
十貝五人衆のカキノキッシュ。どうやらメルクの性別を勘違いしてるようで
かっこいいと思っていたｗ料理人たちはアサルディーから
ワープキッチンについて教えてもらっていた。それはアカシアの肉料理ニュースを
食べることで発動させることができるが
誰でも使えるものでもないらしい。そもそもニュースには味がないという。
食べ物じゃないといえばそうかもしれないが
食べられるものからすれば最高の肉食材といいます。たとえば人間にとって木製の椅子や机は
食材ではないがシロアリにとっては食材となる。草食のイメージが強いカバは実は肉も食べ、
アリクイは蟻以外も食べる雑食であり、
パンダは竹以外も食べる。人間は気がついていないだけかもしれない。
グルメ細胞に食えないものはらしく、
それに気づかせてくれるのがアナザだという！アナザを食べることで新たな味覚が開花する！
極端にいうとその辺に転がっている
石ころでさえおいしく食べられるようになる。グルメ界では味が認識できない食材や
食えない食材が数多く存在する。ニュースの味を味わって初めて
裏の世界を発動できるようになるが
アナザはそのきっかけとなるのです。アナザはグルメ細胞の悪魔の
舌の部分を蘇らせる食材なので
ある意味ではGODやセンターよりも
重要な食材だといえる。そしてジジは驚きの報告をする。
小松がアナザ以外の調理を完了させたと！
ただ声が聞こえたと言っていたらしく、
その傍らにはフローゼのグルメ細胞の悪魔らしき姿が…それはジジすらまだ知り得ないこと。
魂の世界にいけばわかるかもしれない！
もうすぐ金の調理器具が完成しそうなので
いよいよ出発の準備にとりかかる！小松は厨房の脇でチャコと会っていた。
みんなで食事をしようと約束し、
いよいよ魂の世界に突入するときがきた！ジジとブルーグリル総料理長のメイルは
残ってフルコースの仕上げをすることに。中にはカカがいるらしく、
アナザの調理はすでにレクチャー済み。疲れきった珍老師とマッチ、
栗坊、メルク、プキンはみんなを見送り、
中の案内はドンスライムが務める。いざ魂の世界へ！
目指すは食霊たちの厨房！！！
食霊の門は思ったよりでかい！
だいたい１０メートルくらいあるでしょうか。
中は不気味な空間が広がっている…
グルメ３４９：記憶が！！
魂の世界へ突入！
↓
感覚が飛びそうな小松
↓
謎の船へ
↓
トリコの中の鬼のもとへ
↓
カカが話しかけるも誰か思い出せない
↓
トリコの言葉ですべてを思い出す！いよいよ魂の世界へ突入した小松たち！
門をくぐった途端グルメ細胞の悪魔が顔をだす！
小松のそれはドン・スライムによると
まだまだ少食なほうらしい。そして不気味な食霊が数多く眼前に現れる！
外では小松達の体が抜け殻のようになっていた。
もちろん生きてはいるが食欲がない状態だという。
グルメ細胞にとって食欲こそが
全エネルギーの源なのでほとんど死んでいる状態。ウニラのベッドに体を移さないと
たちまち取り憑かれてしまう危険な状態でもあった。中に入った者たちは閻魔大王イカと出会う。
彼こそが魂の世界を取り仕切る者。
聞きたいことがあったら
なんでも説明してくれるらしいが
小松はその言葉をほとんど理解できないでいた。この世界は時間も距離もわからない空間で
唯一わかるのはとてつもない数の食欲が
ここに集まってきてるということ。ドン・スライムによるとその食霊達に
霊食をさばいてあげないと先に進めないらしい。この世界は鯨王ムーンの腹と繋がっていて
食べたものは霊食となって吐出される。食欲達はそれを求めて集まってきてるのだが
小松はいわれたことが頭に入ってこない。すると目の前に人間の魂があった。
グルメ細胞をもたない純粋なもので
人間の弱い食欲では形すら留めることができず
そのうち消えていく運命にある。仮に残っても食に関する記憶しかなく
家族や恋人の声も忘れてしまうという。チャコの母親が焦っていたのはこのためだった。
小松は食以外の記憶がなくなりかけてる感じで
誰のためにここにきたのかわからなくなっていた。宇宙空間に浮かんでいるかのような小松。
すると上空に豪華客船のようなものが浮かんでいた。
そこに降り立ってみると、
グルメ細胞の悪魔がたくさんいた。その中にはトリコに潜む鬼の姿もあった。
赤鬼と青鬼と…もうひとりと
丸テーブルを囲んでいる姿をみた小松は
引き寄せられるようにそこへ向かう。そのとき、後ろからカカが話しかけてきた！
小松はカカのことを思い出せなかったが…
そして船の下を見てみると・・・
アカシアにへばりついていた腫瘍の塊のようなものが
どうんどうんと大きく鼓動している様子が見られた。小松の後ろではダマラスカイが
もはや霊食を捌いていた。彼の場合は意識がはっきりしているようです。
あと、千代は小さな魂を見て泣いているようだが…
小松はまだここにいる理由が理解できないでいたが
赤鬼がそれを教えてくれます。みんなで食事をするためだ… それがゴールだ…
それを叶えるために…ここに来たんだろ？
なぁ 小松
トリコの顔を見た小松は全てを思い出します！
涙を流しながらトリコさんと叫び、
アナザを調理するためにきたと力強くいいます！不気味な食霊達にも驚くどころか
笑顔で満腹にしてあげるといってあげます。ドン・スライムはその様子を見て何かを感じ取った。
するとスライムの目の前にアナザが！！！
３８巻はここで終了
トリコの39巻へ
前回と次回のネタバレです↑↑
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