少年まんがの人気漫画「トリコ」２８巻を無料で試し読み!?
2017/10/25
『トリコ』のアニメ＆映画もオススメ!!
少年まんが『トリコ』あらすじ ２８巻 ネタバレ
無料試し読みも紹介であらすじを全巻ネタバレ！
人気少年まんが『トリコ』の結末まで２８巻をネタバレ！
「トリコ」２８巻あらすじとネタバレ
「トリコ」２８巻あらすじ
死んだはずの神の料理人・フローゼ出現!! 降り注ぐ恐怖のスパイス!! 一龍と三虎の壮絶を極める頂上決戦…!! 全てはここから始まった!? 美食神・アカシアとフローゼ、その弟子たちの過去が、今明かされる…!!
「トリコ」２８巻 ネタバレ
グルメ２４４：謎を呼ぶ正体！！
フローゼと瓜二つのジョア！
↓
天変地異をかき消すほどの技を放つ！
↓
節乃と次郎の大技をも受けきる！
↓
スタージュンが小松を連れて現れる！次郎の攻撃により素顔を露わにしたジョア！
なんとそれは神の料理人と謳われたフローゼだった！？
奴は瞬間脱皮という技？で
マントを脱ぎ捨て高くジャンプ。島に迫る超巨大津波の方を向くと…
神の料理術(ゴッドクッキング)・空切りを放ち
天変地異をかき消してみせた！！！圧倒的過ぎる技のスケール！
節乃は確かめようと次郎に合図を送る！
自らの包丁である滝唾を形状変化させて
まっすぐで輝く形態に変えると、
クックロードという技を放つ！次郎は狼王の牙という武器を取り出し、
昇狼・ギネスパンチを放つ！！対するジョアは顔を獣のように変化し、
魔王のみじん切り(サタンミンチ)を放ち、
二人の技を相殺してみせた！！！！先ほど見せた顔はグルメ細胞のそれだった。
細胞を完全に自分のものにしている、
つまりアカシアのフルコースを食べているらしい…次郎はそんな奴がアカシアとフローゼ以外に
いることは考えられない様子だった。しかし、ジョアはフローゼではないと
節乃は反論します。フローゼが調理をする際も
グルメ細胞を駆使していたそうだが、
変貌していたその姿とは明らかに違う顔だったそうだ。何よりフローゼは死んだという事実があった。
ではあの生物はいったいなんなのか、
ということになる・・・そこに現れたのは回復したスタージュン！
腰には小松を抱えていて、
小松は気絶している様子だった。ジョアは小松を見てニヤッとする。
その子を渡してもらっていいですか？
美食會副料理長にして事実上の実力NO2スタージュン。やはりジョアが気にしていた料理人は小松だった！
そして地味にスタージュンの実力にも驚き！
スタージュンは気付いていた。
NEOという組織の存在に。
リーガル島でのジュエルミート争奪の際、
ギドという新入りが入っていたが
そいつはNEO側のやつだと。他にもいっぱいいるようなので、
自分達にとって不吉な存在は
はじめからトリコたちではなかったと
納得するスタージュン。ジョアはしつこく渡しなさいと要求してくる！
が、スタージュンはもちろん拒否する。
ダメだな この料理人は渡せない…
そういうとスタージュンの額あたりから
キィィという音が出て来たが・・・グルメ２４５：終末の刻！！
スタージュンが開花する！
↓
ジョアは闘いを躊躇する
↓
全員撤退へと動く
↓
人間界に降り注いだものジョアはスタージュンに小松を渡すよう
要求するが彼はそれを拒否！そしてスタージュンの額に変化が！
テリーがトリコの下に到着し、
大空に向かって遠吠えを放つ。それと同時に次郎の胸元のボタンが落ちる。
次郎が上を見上げると・・・
スタージュンの額に目が出現した！
ジョアが言うには開花したらしい。
顔のアザは生まれつきですか…スタージュン。
あなたもまたグルメ細胞の遺伝子を持って生まれた者…
資質を持って…彼もまた、トリコとの闘いで死にかけたことにより
パワーアップしたのです！スタージュンの中の怪物は
リーガル島編から描かれていました。そいつが目を覚ましたということです。
スタージュンはやるならやるぞ、かかってきな…
お前に…私を操ることができるかとやる気満々！だがジョアは躊躇する。
サシならまだしも節乃や次郎といった
世界最強クラスもいては少々私に分が悪い…と。それにこう邪魔が入ってはね…と付け加える。
遠くの空で雷が鳴り響いていた…。
それは三虎の何かをしたようで、
ジョア曰く、もうひとつの頂上決戦の
決着もついたというが・・・スタージュンは次郎にノッキングを解除しろ！、
スパイスが降ってくる、全員死ぬぞ！と警告！そしてグリンパーチに撤退を告げる！
スパイスとはいったい何なのか・・・
そしてジョアも撤退するようで、
透影に回収しろと命ずる。するとNEOのメンバーを次々と運び出す。
ただ世界最高の鍋職人である栗坊だけは
それを回避していたようだが・・・マンサムは会長からの言伝(ことづて)を思い返す。
万が一ワシの身に何かあった場合…
それは人間界の危機を意味するその時は人間界を…人々を頼んだぞ…
その直後、空から無数の何かが降り注いだ。
まるで花火が上がったかのように
暗闇の中に人々が照らしだされる。節乃と次郎はすでに感じていた。
イチちゃんが…
三下の虎が…やりよったな…
メテオスパイス！！！！
地面に降り注いだのは数えきれないほどの
流星のようなエネルギー体だった！グルメ２４６：もう一つの決戦！！
メテオスパイスが人間界に降り注ぐ！
↓
もう一つの決戦が始まろうとしていた
↓
グルメ界の各所で実力者が対峙！
↓
のろま雨の丘にてメテオスパイス！
人間界全域に降り注いだ流星のようなそれは
ありとあらゆる生命を根こそぎ打ち砕くものだった。その出来事より少し前、
グルメ界でもう一つの決戦が始まろうとしていた。のろま雨の丘では一龍と初代メルク、
グルメ外科医のアタシノがアカシアのサラダ・エアを！B地区・産声の樹にはグルメ番長・愚衛門と
整体師マリーがアカシアのスープ・ペアを！そこには美食會総料理長のドレスが
複数のニトロたちを従え待ち構えていた。０職員もこう手薄だと哀れだなと挑発するも、
愚衛門はまったく動じない。それどころか笑いながら誰だっけ？とマリーに聞き
相手にとって不足ありだなと挑発し返す！C地区・星屑の川にはグルメ刑務所・所長ラブに
戦士タック、天文学者のララが
アカシアの魚料理・アナザを！対する敵は美食會料理長の１人、クロマド。
そしてララが天体の動きに気になっていたが…
D地区・食域の森には暗殺者メガロドラスに
山賊ゴブリン・ラモンが
アカシアの肉料理・ニュースを！対する敵は
美食會ギャルソン(ウエイター)のアルファロ。G地区・グルメの園には再生屋・与作と
手品師マナンがアカシアのデザート・アースを！アースは与作が再生を試みていた食材！
マナンはマジックのような与作の再生術に
感心させられていた。対するは美食會の再生屋・カイトラ。
与作とカイトラは知り合いのようで、
与作は何やら聞きたいことがあるようだが…H地区・知恵熱橋付近には文豪メリスマンと
武術家の桜がアカシアのドリンク・アトムを！メリスマンは最後の仕事が執筆ではなく
戦闘なことにちょっとイヤな感じをもらすが
桜はそうではないといってあげます。アカシアのフルコースの味を
人々に伝えなきゃいけません、と。その本の出版は無理だと水をさすのが
美食會料理長のボンレスとカリウ。E地区・始まりの大陸には
グルメヤクザ元組長のリュウに戦闘員ラップ！ここで全員の帰りを待つのが彼らの役目！
立ちはだかるのは美食會総料理長補佐・ナイスニィ。
お互いトップが現れると思っていたらしいが、
いずれもあの場所にいた。のろま雨の丘
タコと虎のハイブリッドのような巨大生物の上に乗り、
現れたのは美食會ボス・三虎！！！ゆっくり語り合おうじゃないか 三虎よ…
拳でな…ジジイ…
いよいよ頂上決戦が始まる！
グルメ２４７：龍虎激突！！
四獣を遥かに上回る獣が出現！
↓
アタシノとメルクが引き受ける
↓
一龍と三虎ははぐれ島へ
↓
さらに強力な獣が登場！
↓
一龍が箸を使う！ついに一龍の前に現れた三虎！
ウォームアップは済んだのかジジイ？
そういうと三虎の後ろにもう二体、
巨大な猛獣が姿を現す！ランペイジ 捕獲レベル３８８！
トルネードラドン 捕獲レベル４１７！
いずれも四獣を楽に上回るバケモノ！
その二匹はメルクとアタシノが引き受け、
一龍は三虎との対決へ！一龍は宙に浮くとアカシアのフルコースのひとつ、
エアを捌くための巨大な包丁を手から放し、
地面へとスッと突き刺す。そして三虎に場所を変えるよう提案し
すごいスピードで上空へ上がる！雲を抜けた先には行き場所を失ったかのように
上空をさまよい続ける大陸・はぐれ島があった。墓にはもってこいだな…ジジイ
三虎がそういうと更に強力な獣が姿を現す！
ゴロン獣 捕獲レベル４６６！
リッパー・ザ・フォックス 捕獲レベル５２４！！そして三虎を背中に乗せていた
オクパルドは捕獲レベル６２０！！！もはや四獣なんか目じゃないレベルです…
三虎が言うにはグルメ界の生物は
捕獲レベルを変化させる種が多いらしいので
もしかしたらもっとすごいのかもしれない。私と闘う前にエサになるなよ ジジイ
三虎がそう挑発すると…
ほざけ 小僧が
迫力ある顔になる一龍が強い引力を引き出す！
３体の獣でも引っ張られ、
足を踏ん張るほどの強い引力。引力は全ての物体間に働く力で
引力の大きさはその物体の質量を示す。トランポリンの例がわかりやすいですね。
トランポリンに数人が乗った場合、
一番重い者に引き寄せられる感覚に近いもの。一龍の場合、食没で得られる物理的な体重だけでなく
一龍という存在そのものが引き寄せる
人間力にも似た引力もあると三虎は思った。そして一龍は自身の武器である巨大な箸を出現させる！
箸の先には３匹の獣が挟まれ、
動けなくなっていた・・・。あの捕獲レベルの獣ですら赤子扱い！
さすがは一龍です！一龍が箸を使うのは若かりし頃、
三虎を殺し損ねた日以来だというが
いったい過去に何があったのか・・・あの日の食べ残しをたいらげる覚悟を決めた一龍。
そして三虎はいまだに満たない食欲を
憎悪というスパイスを添え、
人間界にふりかかるだろうと発言。これがメテオスパイスのことだと思われる。
いよいよ次回から戦闘開始！
グルメ２４８：一龍の力！！
頂上決戦はじまる！
↓
三虎の舌が炸裂！
↓
平方根の法則
↓
三虎の動きにズレが…
↓
一龍の時間が始まる一龍と三虎の頂上決戦がついに始まった！
最初に仕掛けたのは三虎！
いまや彼にとって万物はすべて餌…
舌を信じられないほど長く伸ばす
ハングリートングという技を放ち、
下僕の猛獣もろとも一瞬にして食らってしまった！そして一龍の箸の先端をベロンと舐めだす。
舐り箸(ねぶりばし)という行儀の悪さを
一龍が指摘すると、今度は一龍めがけて舌を下ろす！その舌は大陸を突き抜けるほどの威力！
もちろん一龍は寸前のところでそれを回避している。
今度は舌を振り上げ山ごとえぐる！
・・・このとき三虎は何かに気づき舌を納める。
まだミクロ以下の誤差である自分の動きのズレに
気付いた三虎をさすがと褒め称える一龍。平方根の法則
たとえば１００個の粒子がある場合、
その平方根である１０個程度の粒子は
例外的な動きをするという法則。また、１００個の原子からなる生物を
空に放った場合、９０個の原子は
重力によって落下していく。だが、残りの１０個の原子は
上昇したりとどまったりと
例外的な動きをするらしい。信じられない話だが非常に興味深いことである！
生物は生命活動の精度をあげるために
平方根の法則による例外的な誤差率を
低くするために構成原子を多くしてるともいえる。空を飛ぶ生物は数多くいるが、
ごくごく少数のはぐれ者原子を利用して飛ぶのは
一龍だけだと三虎は思った。そして一龍は言う。
まだ少数派だがそのうち徒党を組み世界を変える。
三虎の中の少数派も少しずつ影響力を持ち始めてると。ぬかせ！と今度はトゲがついた舌「茨の舌」を
何本も伸ばして一龍を襲う！だがその舌を移り箸という技ですべて掴み、
ビタッと静止させる！茨の舌の間をすごいスピードで抜け
舌の根本に刺し箸を思いっきり突き刺す！三虎はトングシールドという技で防ぎ、
その箸をバクバクと食べてみせる。背後に回った一龍の動きも見逃さず、
すかさず腕を後ろに振るう！一龍はそれをすかさずサイドに避け、
三虎もそれに合わせてパンチを繰り出す！が、今度はまったく避けるまでもなかった。
三虎の攻撃が明らかにズレていた！
一龍はカウンターでせせり箸という連続技を
三虎に全弾喰らわす！三虎の中の少数派原子が
大きい誤差を生むようになってきたことで
ここからは一龍の時間となる・・・マイノリティワールド
これはいったいどういう技なのか・・・
グルメ２４９：少数派(はぐれもの)の反逆！！マイノリティワールド発動！
↓
三虎の動きに変化が…
↓
マイノリティワールドの真の恐ろしさ
↓
一龍が三虎にトドメをさす！
↓
形勢逆転ここからはワシの時間じゃ
一龍がそういうと空間がぐにゃっと曲がり始める…。
マイノリティワールド
少数派に幅を利かせる世界と三虎はいう。
はぐれ者を汲み取るあたり貴様らしいなジジイ…
と皮肉も付け加える。だがすでに少数派ではないと一龍が言うと、
にぎり箸の後、箸砲という技を放つ！三虎にとってはノロいスピードだったが、
そのものすごい威力を察知し咄嗟に回避する！三虎の左頬が切れ血が流れ出る。
箸を握ると繊細さは落ちるそうだが
威力が強くなるらしい。だがすでに繊細さ(コントロール)は必要ないといい、
今度は乱れ箸という連続技を放つ！そして三虎の足下の地面がグニィイと凹みだし、
三虎はまともに攻撃を受ける！すかさず舌の先がトングのような形の
マウンテントングという技で対抗する！巨大な舌が箸をもろともせず破壊し続け
一龍を一直線に狙う！が、舌は一龍から数メートル離れた場所に突き刺さる。
それは体が言うことを効かなくなってきた証拠。
今度はマシンガントングを放つも
一龍は全く避ける素振りを見せず説明しだす。地面の岩は硬く…強くくっつこうとする原子が
離れようとする少数派原子に支配され、
やわらかく性質が変わっているという！三虎の中の少数派原子もすでに支配しつつあり、
命令が届かない体になりつつあった。だがマイノリティワールドの真の恐ろしさは…
意識的なもの以外にもおよぶこと！三虎はいきなり呼吸もままならない状態になったのは
肺が酸素を取り込んでいないから！無意識に働く臓器にも影響が及ぶということで
肺だけでなく、肝臓はグリコーゲンの合成を止め
解毒機能を停止させる。心筋は止まり心臓はポンプの働きを止め、
血液は逆流し始め血管や心臓はそのうち破裂…脳は神経伝達を停止しつつある…
すべての生を維持するシステムが、
その逆の死へ向かっているという
とてつもない世界(技)だった！マイノリティワールドを発動した時点で
すでに勝負は決していたと一龍は言う。あの日絶っておくべきだった…
喰らい続けた５００有余年…先に逝っておれ 向こうで逢おうぞ
弟よ
一龍は奥義・一本箸を使いトドメをさす！！！
だが、これで終わったと思いきや…
巨大な箸がゾリゾリゾリと
何かにかじられたように削られていく！そして一龍の右腕もまた
同じように削られてしまった！！！なんと三虎は自らの心臓に手を突き刺していた！
自ら死へ向かえば…
生きようとする機能が少数派となる！咄嗟に機転をきかせた三虎は
さすがとしか言いようがない！更にはハングリースペースという技を発動する。
ここからは私の時間だ…
戦況が逆転してしまった形に！
そして食欲旺盛な空間とはいったい・・・
グルメ２５０：底知れぬ空腹！！
ハングリースペースの脅威！
↓
一龍ですら防げない！
↓
空腹が満たされない三虎の過去
↓
壮絶な少年時代
↓
空腹が限界に達した時…グルメ界は劣悪な環境だが
その中で稀な現象として知られるのが巨大な大気の渦。王者と呼ばれる強獣が相まみえるとき、
その場所を中心に大気が渦巻くのだが
その名をエンペラーリングという。グルメ界の屈強な猛獣でも近づかない本日の渦は…
グルメ界屈指の大きさになっていた！渦は引力を持っていることから
それに近づいたものは跡形もなくなってしまう。捕獲レベル２０５のサーモンワイバーンですら
マイノリティワールドとハングリースペースにより
瞬時にバラバラになってしまった…。自ら死に向かうことで少数派である
生きる力を味方につけた三虎。みずから心臓を貫くという行動は
わかっていても常人ならまずできないこと。だが少数派の制御はそう簡単にできることではない。
心臓以外の臓器も死へと向かっているからである。
そして、一龍はマイノリティワールドを解除する！
それにより心臓へのダメージがもろ多数派となる！
だが、三虎はそれでも強気だった。
いったはずだ ここからは 私の時間だと
ここで万物はすべて餌と語った意味が判明する。
ハングリートングで食らったのは
物体だけではなかった！空間の大気をも飲み込んでいて
真空となった軌道上に発動したのは…見えない王食晩餐！
それこそがハングリースペースだった！
それに触れた者を容赦なく食らい、
一度触れた獲物の味を覚える性質もあることから
今度は自ら襲いかかる！体中を食いちぎられる一龍！
あらゆる物質(原子)をも食い散らかし
排除したそのエリアに少数派も多数派も存在しない。あるのはただ…食欲という止まらない欲求のみ。
よって一龍でもそれを止めるのは無理だった。
腹が膨れてもなお三虎の食事は終わらない…
腹の底から決して満たされることがないという
三虎の過去が今明かされる・・・三虎は少年時代、飢えていた。
ただひたすら飢えていた。
アカシアが発見したグルメ細胞により
人間界の食のレベルは一気に上がり
飽食の時代に拍車がかかった。だがそれにより戦争が起きてしまい、
敗戦国と難民が溢れかえってしまった。その飢餓の村に生まれたのが三虎。
三虎が生まれ落ちたのは硬いワラの上で、
生みの親に抱きかかえられることはなかった。代わりに現れたのは腹をすかせた猛獣達。
三虎は最初から家畜の餌として生まれたのです。
食う者と食われる者、捕食者と餌
この世にいるのはその二者のみだが、
三虎は前者だった。凶暴な赤毛ブタの乳を吸うほどの
天性の捕食者だった。人々はその赤ん坊を異質の存在として
怖れ、排除しようとします。だが三虎は盗みを働きながらも
懸命に生きながらえた。幼いころの記憶は殺されかけたことと
気を失いそうになる程の空腹の２つだけ。時には樹をかじり砂も食べた三虎が学んだのは、
食は与えられるものではなく、
自ら奪い取るものだということだけ。そうでなければ死んでしまうほど
極限状態の中で生きていたのです。だが戦争は収まる気配がなく、
食糧難はさらに激化していったことから
ついに三虎も倒れてしまう。天性の捕食者も奪い取る食材がなければ
為す術がなかった・・・そこに現れたのがフローゼだった。
グルメ２５１：美食神(アカシア)と三弟子！！
三虎が初めて味わった衝撃
↓
悪夢から解放される
↓
アカシアと一龍と次郎との出会い
↓
アカシアの意味深過ぎる発言空腹が限界に達し地面に倒れた三虎を救ったのは
神の料理人と言われたフローゼだった。彼女は自身の家に三虎を運び、
ベッドで寝かせている間に料理をしていた。気がついた三虎は起き上がるも、
衰弱していたのでまたへな～と横になる。フローゼはスープを三虎に飲ませてあげます。
三虎はそのとき何を食べたのかだけでなく
何をされたのか理解できなかった。三虎が生まれてからこれまで
向けられた感情は殺意のみ。自分の中にも周りの人間に対し
ドス黒い恨みの炎しか燃えていない。全てが敵であり奪い取るのが日常。
そんな三虎がはじめて受ける施し。
困惑するのも無理はなかったが、
衝撃に揺さぶられ意識が遠のく中で
何度も何度も咀嚼します。味、香り、食感が消えないように、
忘れないように、と。それから三虎は自分の食糧を奪われる夢を見たが、
現実はとても温かいもの。フローゼが作るご馳走に奪われる心配もなく
安心して食べることができる現実。三虎は食べ物ってこんなに温かいこと、
こんなに美味しいことを初めて知り、
生まれて初めて腹いっぱい飯を食った。これほどありがたいことは
他にないかもしれないですね…！この日の空の色、木の匂い、風の音、
自分の弾む鼓動を三虎は忘れないでいた。屋外に置かれた椅子に本を読みながら座るフローゼを
振り返ってみるとニコッと笑顔になり、
ずーっとここに居ていいんだよと言われます。そのたった一言が三虎を獣から人間に
してくれたのかもしれない。三虎は悪夢以外で涙を流すのは初めてだった。
この日以来、悪夢を見ることはなくなったそうです。
ある日、味サイを捕獲して満足げにしている三虎。
そこに現れたのは・・・
若き日の次郎と一龍、そしてアカシアだった！三虎はまだフローゼ以外の人間を敵だと思ってるのか
先頭に立っていた次郎に襲いかかる！だが次郎は左腕の付け根に親指を当て、
瞬時に三虎をノッキングしてみせた。人ってよりは獣みたいだと次郎がいうと
一龍からお前も似たようなもんだろうと
突っ込まれますｗアカシアは三虎がグルメ細胞を持ってることに気づく。
おそらくだがそれは生まれつきらしい。この時点ではどう判別してるかは不明。
地味に興味深いところです。
アカシアは三虎に怖がらなくていいと
自己紹介をすると、その輝いた眼差しに
三虎はこの人も敵じゃないと瞬時に感じ取る。それからフローゼにただいまの挨拶をすると、
さっそく飯の時間へ。家族団らんの時間、
次郎たちは三虎も自分達と同じく
みなしごだと知ります。名前もないことから次郎が勝手に三男だからと
三郎だなと言い出し、一龍がすぐ突っ込むｗお前が次郎でいいだろ、
じゃあお前一郎じゃねーか！と、言い争いの間に割って入ったのはアカシア。
三虎の名付け親はアカシアでした。
次郎はこのピヨッ子が虎！？
味サイしか仕留められないこんなガキが、と
馬鹿にするもんだから三虎は怒り出すｗ二人が表に出ていくと、
フローゼは本題を切り出す。アカシアによりと戦争は全く収まる気配がないらしく
それはすべて自分の責任だと思っていた。そしてペアなる者に聞いた話によると、
数年後か近い将来、四獣が動き出し、
太陽が欠けるという。これはグルメ日食のことだと思われる。
ニトロは四獣を利用して大量の人間をさらうという
おそろしい計画も探っていたアカシアは
一龍を四獣にぶつけることにします。アカシアは人々の命を犠牲にするわけでにはいかないと
ペアを説得するといいます。そして日食が起これば現れるのはGOD、
それを調理するのはフローゼと重大なことを告げる！さらには戦争を止めなければならない、
最果ての地へ向かわねば…とも言います。謎だらけでコメントのしようがないですね・・・
でもわくわくします！グルメ２５２：アカシアのおとぎ話！！
三虎は怪我をしたが安心感を得る
↓
三虎のグルメ細胞
↓
三虎が感じた幸せ
↓
食糧配給にて…
↓
その後、四獣が出現する！
↓
そしてブルーニトロが…アカシアが弟子たちに
食材を獲りに行くぞと声がけする！今度は三虎も同行するようで
その間フローゼは１人で留守番ですね。蛇やらブタやら樹の実やら
いろんな食材を集めまくる４人。アカシアが毒猪を毒化させずに仕留め
次郎が感心していると三虎が傷を負ってしまう。右膝から流血しているようだが、
どうやらデビル大蛇にやられたようです。次郎はオメーじゃまだ無理だぜとおちょくり
三虎はムカッとしますｗデビル大蛇はなつかしい猛獣ですが
強いやつはとんでもなく強いらしい！アカシアが言うにはこの世には八王という
８種類の獣の王がいて、
うかつに手を出してはいけない
伝説の猛獣たちらしい。最大級のデビル大蛇は八王と遜色ない
実力をもっているという！砂浜の洞窟で出てきたやつとは
天と地ほどの差がありそうね・・・もう大丈夫だとアカシアが手を差し伸べたとき、
三虎は１人で起き上がってきたときと違って
いまは手を差し伸べてくれる人がいる。頼もしい兄貴達がいる、もう独りぼっちじゃない、
おれには家族ができたんだと喜びを噛み締めます。家に帰ってからアカシアは三虎の傷を
一瞬にして治してみせた！療水という水をかけたようだが、
それはグルメ細胞を一気に活性化させる効果がある。だが注目すべきは療水よりも
グルメ細胞の再生機能だとアカシアは言う。適合する食材を食べればかすり傷どころか
腹に空いた巨大な風穴をも瞬時に塞ぐほどの
再生能力を持っているらしい！逆に精神とも密接に関わり合う性質もあるという。
圧倒的な力で負わされた際の傷は
精神的ダメージにより治らないこともあるとか。それはグルメ細胞が自ら受け入れた傷として
一生残ることから適合食材でも治らないそうです。つまり細胞が負けを認めたら傷が残ることから
次郎は一生傷ができないと自信を見せます。三虎は生まれつき両目にツメで引っ掻いたような
傷がついているが、稀に隔世遺伝により
最初から傷をもって生まれることもあるらしい。そんなグルメ細胞は他の影響を受けにくい
限りなく利己的で顔を出したがる悪魔だというが…アカシアは才能を持って生まれたと思って
あまり気にしないよう三虎を諭します。次郎は三虎に才能などないと突っ込むｗ
早く適合食材を見つけることだなと
アカシアがいうと食事の準備ができ、
また仲良くみんなでテーブルを囲みます。三虎は幸せを感じていた。
明日が待ち遠しいことを初めて知り、
三兄弟での修業の日々、技を真似るのがうまいと
アカシアに初めて褒められたこと、次郎が昔悪さをしたことで崖に吊るされ
それ以来高所恐怖症だということがわかったこと、一龍が実は酒が一滴も飲めないこと、
夜、眠りについた俺にフローゼ様がそっと
おやすみのキスをしてくれたこと…三虎にとって宝石のような思い出になったのです。
このとき初めて若い時の節乃が登場！
次郎が照れてるので当時からコンビであり、
恋人同士だったことがなんとなくわかる。ただ心の奥底に今もヘドロのように残る
ドス黒い感情だけは消えていなかった。ある日、フローゼの頼みで食糧配給を手伝ったとき、
たったこれっぽっちだと贅沢をいった民衆に
本気で怒ったのです。フローゼはひたすら笑顔でやめてと三虎を止めたが
三虎は我慢できず手を出してしまう。帰り道、三虎はフローゼにあやまり、
俺の血はドブ川のように濁ってるから
フローゼみたいに綺麗で透き通った
立派な考え方はできないよ…といいます。でもフローゼは弁当箱を投げ捨てられた瞬間、
カッとなったあなたは何よりも純粋だったと思うと
三虎に言ってあげます。三虎は前日、フローゼの調理風景を
ずっと見ていたからよけい悔しくなり涙を流します。たしかに彼は純粋だと思います。
それから１０年近くたった頃、
四獣が人間界に現れます。当時すでに世界最強クラスの実力に達していた
一龍が迎え撃ったので問題なく追い払います。だが四獣は戦争に乗じて数千人以上の人間を吸収し
グルメ界へと持ち帰るが、次郎が四獣本体を発見し
ノッキングすることに成功します。次郎もまた一龍と同じく世界最強クラスに
成長していたので頼もしい限り！その間、アカシアは食材集めをしていたらしい。
この世のあらゆる食材を食破したアカシア様が
いまさら何の食材をと一龍が聞くと…アカシアは自身のフルコースを集めていた事が判明！
それは三弟子でも知らない代物らしく、
近いうちに日食が起きるから準備しろと
フローゼにも指示を出す。日食により1ヶ月近く太陽はまともに
陽をささないので戦争は休戦になりそうだが
食糧難は今よりさらに激化する。今のうちに食材をできるだけ集めないと
世界中の人が餓死することになるとアカシアは言う。そしてフローゼに食没は済んだか…と確認する。
三虎は子どもの頃から聞かされていた
おとぎ話が現実のものだと思い始めていた。四獣も本当に出てきたし、
魔王が太陽をかじっちゃうのかと…それはおとぎ話だとアカシアは言うが…
そのとき！
家の外に異様な気配を感じます！
ペアなるものが迎えに来たとフローゼは言う。
そしてアカシアは誰も手をだすなよと忠告する。
ブルーニトロだ 誰も勝てんぞ…
世界最強クラスである彼らでさえ勝てない
ブルーニトロとはいったい何者なのか・・・しかも１体ではなく複数いるようだが・・・
グルメ２５３：虎の涙！！
アカシアとフローゼがどこかへ行ってしまう
↓
グルメ日食が起きる
↓
アカシアとフローゼが戻るも…
↓
衰弱したフローゼを助けようと三虎が動く
↓
フローゼの最後
↓
世界戦争が終結するも三虎は…ブルーニトロが全員で迎えに来たと
アカシアが意味深なことを言い出す。さらに手は出すなよ、誰も勝てんぞと念を押す。
一龍と次郎はこの時点で世界最強クラスの
実力を誇るまでになっていたのだが、
ブルーニトロなる生物は彼ら以上なのか…そしてさぁフローゼ 行こうといって
ブルーニトロたちとどこかへ連れられてしまった。三虎は今でも行かないでフローゼという
言葉を絞り出せなかった自分を悔やんでいた。それから数ヶ月後、グルメ日食が起き、
世界中が闇に覆われてしまった。１ヶ月もの間、闇に覆われたことで
地上は冷え切り食糧は枯渇していく。一龍たちはこれまで集めた食材を世界中へ届けます。
その頃から三虎は闇に紛れ、
なにかを詮索し始めたらしいが・・・以前、三虎はなぜフローゼは人々のために
料理を作るの？と聞いていた。フローゼは料理人であり、
たくさんの人にたらふくご飯を
食べてほしいと思っていたのです。あんな奴等に食べさせる必要なんかない、
せっかくのフローゼのおいしい料理を…
と三虎は主張します。でもフローゼはこう三虎を諭します。
この世のものはすべて…
分かち合った時に真の価値が生まれるの…私の料理だってそう…
自分のためだけに作ったって何の価値もないわ彼女は素晴らしい考えをもった
すごく出来た人間だと思います。でも三虎にはその意味がまだ理解できないでいた。
日食が終わって程なく二人は戻ったが
フローゼはひどく衰弱してしまっていた。ただ数日安静にすれば回復するらしく、
次郎と節乃に食材を調達するようアカシアは指示する。そして一龍に話があると切り出す…
フローゼを一番心配していた三虎は
横になる彼女に寄り添います。ことの成り行きを聞くと、
慣れない食材を調理して体力を使ったらしい。その食材とは、世界戦争を止めるもの。
三虎はそれも人々のためにこしらえたのと動揺します。
そして三虎は療水を取りに行こうとします。
フローゼが本気で料理をするとき、
見た目が変わることを三虎は知っていた。それはグルメ細胞の力。
療水はグルメ細胞の再生能力を飛躍的に高めるもの。
その場所も大体わかっていた三虎は
フローゼの制止を振り切り出かけてしまう。だが、甘かった。
療水が湧き出る場所には
八王の一角である竜王デロウスの子孫が棲んでいた！三虎はなんとか少しだけ持ち帰ることができたが
大怪我を負ってしまった。フローゼが人々のために動くなら
俺はフローゼのために動く。そういうと意識が遠のきはじめた三虎。
フローゼは咄嗟にグルメ細胞を表に出し、
ゴッドクッキング(神の料理術)を発動させる！が、クラっとしてしまう。
明らかに無理をしている様子です…。
すぐに料理にとりかかったフローゼだったが
それが最後の料理となってしまった。食材調達から帰った次郎と節乃が見たのは…
倒れるフローゼの前で号泣する三虎の姿だった。次郎はすぐにノッキングガンで応急処置をしようと
試みますが手遅れだった…。生き続けることは何かを食べ続けること
何かを食べ続けることは何かを殺し続けること
我々は常に命を
この大自然から分け与えられている…だから分かち合うんだ 食を…命を…
フローゼの墓前でアカシアは弟子たちを諭す。
フローゼの分まで生き抜かればならない。
そしてアカシアはお前をここへ置いたまま
旅立つ私を許せ…フローゼと目に涙を浮かべる。三虎はその日から毎日、療水を汲んできた。
毎日毎日、フローゼの墓へ与え続けたのです。
その何倍もの涙を流しながら…
そんなヒビが続いたある日、
三虎の腹がググゥ～～～と鳴り出す。こんなに悲しくても腹は減るのかと
三虎は悔しがり自分の腹を殴る。それからしばらくした頃、
実に１世紀もの間続いた世界戦争が突如終わった。これはアカシアが各国首脳にGODを
配っていたからだと思われる。世界中が歓喜で湧き上がります！
が、三虎はそれとは真逆の感情に支配されていた。
てめぇら…てめぇらが…
フローゼの墓の前にたつ三虎。
振り向くとそこには一龍がいた。
一龍は言う。
GODをメインとした自らのフルコースは封印する…
それを決して探してはならん…唯一三弟子にも教えなかった食材たちだった。
三虎が密かにフルコースを探っていたのことを
一龍は見抜いていた。療水もフルコースのひとつを
加工調理したものだという可能性が高いそうだが、
一龍も三虎がどこまで知ってるのか
すべてを把握しきれてはいない。いずれにしてもアカシアの言いつけを破った三虎を
このまま行かせるわけには行かんなと止めに入る。アカシアはフローゼの分まで生きろといった。
ならば食らい尽くすのみ…GODも…
アカシアのフルコースも…
この世の食材全てを…！！フローゼの分まで…
そう主張して一龍と大きく対立します！
この時点で現在のような長髪になっている。
一龍は箸を取り出し、三虎と衝突！！！
三虎が人間たちに憎悪を抱く理由がよくわかりました。
この気持もわかるところが大いにあります。
そしてとても悲しい気持ちになってしまいます…一龍はあの時の黄金のような時間をいつまでも
忘れないようにという気持ちで三虎と闘っていた。そして、フローゼの墓の前の土が
モコっと盛り上がる・・・続きは２９巻にて
トリコの29巻へ
前回と次回のネタバレです↑↑
無料試し読みできる電子コミックサイト
おすすめの電子コミックサイト！
自分好みの少年漫画がきっと見つかるはずです↓↓↓↓↓↓↓↓
少年漫画を読むならソク読み
【その他おすすめまんが一覧】
ここからは少女マンガの全話一覧になります↓↓