少年まんがの人気漫画「トリコ」１７巻を無料で試し読み!?
2017/10/25
『トリコ』のアニメ＆映画もオススメ!!
少年まんが『トリコ』あらすじ １７巻 ネタバレ
無料試し読みも紹介であらすじを全巻ネタバレ！
人気少年まんが『トリコ』の結末まで１７巻をネタバレ！
「トリコ」１７巻あらすじとネタバレ
「トリコ」１７巻あらすじ
食のパワースポット・グルメ神社で“食運”をアップしたトリコと小松！ ビックリアップル採取の後、鳥獣ニワトラが卵を産む土地取得へ…。そして次の食材、光り輝く魚・サンサングラミーを求め過酷な環境へ挑む！
「トリコ」１７巻 ネタバレ
グルメ１４５：グルメ神社！！
入り口の鳥居からスケールがでかいグルメ神社！
↓
まずは出店で買い食いを楽しむトリコと小松
↓
水で清めてから各食殿を参拝
↓
本殿でアカシア像を参拝
↓
本殿前の広場で２人は食男に！１７巻はとっぱじめからスケールがでかい！
最初の舞台はグルメ神社！
小松は初めて訪れるようなので、
トリコに料理人たるもの
一回ぐらい行っとけよなと突っ込まれる。でもトリコも初めてだったので
小松にそうつっこまれると、
俺はそーいうお参りとか興味ねーからなと返すも…小松はあーっ！といってほとんどスルーｗ
すかさず聞けよというトリコの突っ込みもうけるｗ
で、入り口の鳥居からスケールが半端ない！
トリコの見立てではざっと２００メートルあるとか！
グルメ神社はグルメ時代の象徴である
アカシアを祭る場所として世界グルメ遺産のひとつに
認定されている超人気スポット。年間で９０億人もの人が参拝に訪れるらしく、
境内の面積は８万平方キロメートルもあるとのこと！ちなみにその面積は北海道と同じくらいで、
日本一高いと言われてる鳥居は３３．９メートルで、
熊野本宮大社という神社にあるらしい。あとついでに靖国神社の鳥居は２５メートルらしいから、
グルメ神社の鳥居はまさに一線を画す！参拝者が後を絶たないのは食運と関係している。
グルメ時代において食運を上げることは
直に人生の成功につながるもの。だから美食屋や料理人はもちろん
政界や経済界の重鎮までこぞって訪れる場所なので
これ以上の食のパワースポットは
ほとんどないかもしれないね。そして入口付近から多くの露店が！
神社ではお決まりの光景ですね！
２人はさっそくいろいろ食べ歩きしだします。
もやしミミズのガーリック炒め、
焼きモアイモ、栗ー夢などなど
数多くの露店が並んでいる模様。なんでもグルメ神社の年中行事は
３００以上あるらしいので
ほとんど毎日お祭りをしているようなもの。ただ縁起のいい場所とあって
出店希望をする店は星の数ほどあるので
抽選で選ばれないといけない。それでも毎月数千店が店を出せるそうなので
ほんとスケールが桁違いすぎるｗ稼ぎはもちろん食運を上げるためでも
あると思うけどそれにもまた運が必要っていう
なんとも皮肉な話に聞こえるね…ｗでも運を掴み損なったような店もある。
ご神木の下にちょこんと店をかまえ、
全然お客がいないところがあった。グル樹の実というものを売っているが、
店主は全く売れず困り果てていた。そこにトリコが現れて全部買っていった！
パワースポットで気持ちがおおらかになり、
財布の紐がゆるくなるのが人間心理のひとつ。トリコもそうなのだろうかｗ
続いて参拝の前に手と口を水で清める
手水舎(ちょうずしゃ)へ向かった２人。あれを手水舎っていうのを今地味に初めて知りましたｗ
グルメ神社の場合、大きな岩山まるごとそれで
その上に巨大な木造の屋根が取り付けられています。そこから出る水は聖なる湧き水、ホーリーウォーター。
是非手に触れてみたい水ですｗ
ここを出発点にしてアカシアのフルコース巡りが始まる。
アカシアの像がある本殿までそれぞれの
フルコースを祀っている食殿を前菜から順に
礼拝していくらしい。実物はなく名前も記されていないそうなので
まだ秘密ってことなのかな？
それともまだ名前を考えてないだけなのかｗまあそれはさておき、
巡礼はタクシープという動物に乗って移動します。境内は北海道くらいの広さがありますからね…
歩きだと何ヶ月もかかってしまう。タクシープだと１５０キロくらいで移動できるので
すぐに食殿を回ることができる。五重塔らしきところや厳島神社みたいに
水に浸かっている鳥居などを回り、
途中でおみくじを買うことに。小松は凶作を引いてしまいますが
トリコは大豊作を引く！何から何まで食に関する言葉が並びますねｗ
小松は食技開運と書かれた御守りも買って、
ご神木が群生する場所へ到達。それは美食杉、通称グル樹と言われる木で
その場所にあるのは境内の中でも最大級に大きい。直径が２０メートル以上ありそうなくらい
ものすごく太い杉です！アカシアのコンビだったと言われる
神の料理人フローゼがまな板とかの
調理器具の素材に使ったという
縁起のいい木でもあるらしい。とても荘厳な雰囲気でいいですね＾＾
そこで小松は気になることを言い出す。
フルコースは前菜からドリンクまで
８つのメニューがあるが、
食殿はなぜか７つしかなかった、と。これはいったい何を意味するのか。
そうこうしてるうちに本殿に到着！
これまたとてつもなく大きな建物で、
入り口の鳥居よりもさらに大きいらしい！階段を登るだけでも疲れそうですね！
そして、登った先の空間は明らかに別のものだった。
その空間に充満する何かは食運であり、
運気をあまり信じないトリコですら
それを腹以外で満たされる感覚を味わったほど！その源泉は、なんの誇張もない等身大のアカシア像。
本殿の巨大さとのギャップがすごい。
２人は手を合わせ、自然とありがとうという言葉が出る。
グルメ神官のパーポーという人物が
本殿を後にする２人気づく。トリコは本当に運が上がったか試すため、
小松を食男選びという年に一度の行事に参加させる。美食杉で出来た巨大なまな板にささった包丁を抜くと
その年の食男が決まるというもの。力では決して抜けず絶妙な力加減をもって
木目やその日の湿度なども
考慮しないといけないらしいので相当難しそう。体力自慢っぽいモヒカンが挑戦するも全く抜けないｗ
でも、小松が挑戦すると・・・
あっさりスルッと抜けてしまった！ちなみに前に出た途端、小松シェフだとバレたので
ほんとセンチュリースープの功績は偉大ですね！小松は境内の食券１年分をゲットします！
そして食男選びはまだ続く。
今度は境内に数十万本も生えているグル樹の中に
一つだけ当たりの実があるという。当たりの実には金色の種が入ってるらしいが、
それは偶然？にもトリコがさっき食べたものだった！トリコも有名人なので場はさらに盛り上がる！
グルメ神官のパーポーはそれを遠目で
嬉しそうに眺めつつこういいます。生きるということは腹が減るということ
幸福はまず食べられることから始まる
食運は腹を…心を…命を…人生を満たしてくれるもの
とても深い言葉ですね＾＾
だが、参拝客はみなアカシアの食運にすがりき、
自らの利益のために必死であやかろうとするらしい。でもトリコと小松は店の場所を教えてあげたり
食券を分けてあげたりと、食運を惜しみなく
周りに分け与えていた。こんな人は久しぶりだとパーポーはいいます。
それでアカシア像がいつになく
嬉しそうな表情をしているように見えたのです。そして彼らなら…
あらなの意思を継いでくれるかもしれませんね…
とも言っています。トリコと小松はこれ以上ない名コンビかもですね！
ちなみにトリコのおかげで入り口のグル樹の実を
売る露店が大繁盛してます！よかったですね！それにしてもアカシアの意思とは何なのでしょうか。
グルメ１４６：ビックリアップル！！
トリコがいきなり怖い顔で登場！
↓
それはビックリアップルのための練習だった！
↓
トリコと小松はトムの船でビックリ島へ
↓
戦場のようなとんでもない島！
↓
トリコやつららママ、テリーが高レベルを叩き出す！
↓
ビックリレベル９０台を叩きだした人物たち
↓
この日、最高の８０を出した意外な人物！小松がトリコの家を尋ねると、
いきなり鬼の形相みたいな
すんごい顔のトリコが現れた！！！小松は尻もちをつくほど驚いてしまったが、
トリコはある食材をびっくりさせる
練習をしてたそうです。その食材とはビックリアップル。
ビックリさせると味が変化するという
不思議なりんごだそうで、
なかなか市場に出回らないレアモノだそう。だから小松が知らないのも無理はないらしい。
年間何百冊も料理本を読んでるのに知らないとなると
相当レア(マニアック)な食材かとｗそのりんごはもともとバトルアイライドという
猛獣の戦いが止まない物騒な島の固有種だったが、
近年IGOが種を持ち帰って人工栽培したらしい。ということで現在はIGOが保有するビックリ島で
収穫されるのがメインとなってるようだが、
その島がとんでもない場所だった！ビックリアップルを栽培する為だけに
利用されている島なのだが、人口は０人。なぜならりんごをびっくりさせるために
年がら年中爆弾を飛ばしているから！トムの船でビックリ島に上陸した２人は、
びっくり農場まで足を運ぶ。入り口よりもさらに音がうるさく、
人がわんさか集まっています。ビックリアップルが実をつけるのは年に１度だから
この時期は仰天祭が行われ世界中から
数万人もの人が集まってくるのだそう。その中にはあのゾンゲもいた。久々にみたねｗ
全身からションベン吹き出すぐれービビらせてやるよ
と意気込んでいると、バトルウルフのテリーにビビリ
自分でそれを再現していたｗそこにG7(グルメ７)のひとりであるアポロンが登場！
超細身で黒スーツに黒ハット、
長い口ひげの先端は上に向くよう整えられ、
丸メガネをしているといういかにも
ヨーロッパの紳士？的な格好をした人物。やけに足が長いｗ
トリコをトリーコと呼んでることからも
何から何まで英国かぶれのような人物ですｗでもG7は味覚マスターと言われる集団なので
その能力はものすごいもの。そんな人物が来るのは理由があった。
ビックリアップルは別名人面林檎と呼ばれ、
人のような表情があるから
ある程度は見た目でびっくり度合いはわかるが
実際の味は食べてみないとわからないとトリコは言う。で、ビックリアップルの見た目が面白いｗ
もう人の顔そのまんまという感じで、
小松はこれ果物ですか本当に！？と思わず突っ込む！ｗごもっともですｗその突っ込み、個人的に好きですねｗ
ビックリアップルはビビらせるほど
高値で取引されるらしいからみんな必死です。マシンガンや手榴弾、ロケットランチャーまで駆使して
ビビらせようとしています！そんなものをつかって農場は大丈夫なのだろうか…
と思わずにはいられないｗトリコはそんな物騒なものではなく、
初代メルクからもらった拡音石を使います。ビックリアップルの目の前でわっ！！！
それだけで島中に音の衝撃らしきものが広がり、
鳥達もびっくりして飛び立っていく！ビックリアップルはドン引きするほど
ものすごく驚いています！それのビックリLVは２７でこの日最高だったらしい！
ビックリレベルはビビり度合いを示す値で、
１～１００まであって高いほど価値も上がる。レベル３までは レベル×５万
レベル４～６０だとレベル×５０万と跳ね上がる！さらに６１～８０だと×１００万！
８１～９９だと×１０００万！そして１００だと時価らしい！
例えばトリコがさっき獲った林檎だと
２７×５０で１３５０万円もの価値になる！こりゃ世界中から人が集まるわけです…ｗ
ちなみに音や衝撃では決してビビらない個体もあり、
そんなに単純なものではないらしい。そのいい例をつららママが見せてくれた！
京都に歩いてそうな舞妓さんを思わせる姿の彼女は
スナックうららという店の「大ママ」で、
世界料理人ランク５０位以内に入る有名人！彼女がゆっくりビックリアップルに近づき話しかける。
びっくりせんとってええよ
殺したりなんかしぃひんからただ一生 ホルマリン漬けで
店のオブジェとして生き続けてもらうわ・・・カタカタ・・・ぞぁ～～～～ｗ
こんな感じで脅す手もある！
これでレベル２０を叩きだします！
ある意味敵には回したくない人物ですね…ｗ今度は逆に力で脅かしにかかるトリコ！
１７連釘パンチの寸止め！！！
それで強風が発生して近くにいた人が
吹っ飛びそうになります！でも近すぎたせいで衝撃が加わり
ビックリアップルが台無しになってしまった…いまのはレベル５０はいってたらしいので惜しい。
それから小松も挑戦するが林檎は全くの無反応ｗ
それどころか林檎に笑われる始末ｗ
ゾンゲも斧を地面に振り下ろすだけという
なんともチンケな行動で無反応を記録ｗテリーはものすごい形相でレベル４０を叩き出す！
さすがですねｗここでトリコは興味深い質問をアポロンにする。
今までの最高ビビリレベルはいくつくらいだ？と。
彼曰く、過去に９０台がいくつか市場に
出たことがあるらしい。IGOの会長である一龍がレベル９５！
ノッキングマスターの次郎が９２！そして公式ではないが美食會の誰かが
レベル９０台を出したことがあるとか。おそらくそれはボスだと思われる！
ビビりレベルがそのまま
強さの目安になってる感じですね！トリコはせめて７０～８０台を余裕で出せるよう
もっともっと鍛えないとと意気込みます。アポロンは強さも大事でーすが、
ビックリアップルは思わーぬことで
ビックリするこーとがありまーすから不意をついたーり予測しにくーいことーを
するのーもいいかーもねーとアドバイスしてくれます。
トリコはそれにアポロンさん
あんたのしゃべり方が予測できねーと突っ込むｗ
そして読みにくいｗ
それからトリコと別れたアポロンは、
すぐ近くに目が飛び出るほどびっくりしている
ビックリアップルを発見する…。試しにそれを食べてみるとなんとレベル８０だった！
この中にまさか美食會が…と思うアポロンだったが
それは全く意外な人物によるものだった。なんとゾンゲ！
何をやっても無視されるので腹が立ったゾンゲは
腹いせに屁をぶちかましたのだが、
それによりレベル８０を叩きだしたのです！ｗこの日一番の記録を出したのは、
トリコでもテリーでもなく、
ゾンゲの屁の臭さだったという・・・本当に不意を突かれ、
予測できないことが起きましたね…ｗゾンゲはオレの時代かぁー！と調子に乗ってますｗ
今回は久々にギャグっぽい回で面白かったですね！
グルメ１４７：ニワトラの卵！！
小松が宝くじに当たっていた！
↓
それをきっかけに土地を買いに行くことに
↓
よっち爺さんのもとを訪ねるトリコと小松
↓
よっちの悲しい過去を知る
↓
小松の当選金で土地を譲ってもらえることに！
↓
その後、ニワトラのヒナが孵るトリコと小松は古風な建物のかき氷屋で
前回獲ったビックリアップルに、
シャーベ林檎をかけて食べていた。ビックリアップルは見た目だけでなく、
たまに酸味がくどいものがあるらしいが、
シャーベ林檎をかけると清涼感が増して
味のバランスが良くなるとのこと。小松は小豆も乗せておいしそうに食べてます。
それからトリコにビールでも飲みます？と聞くと
日本酒がいいということでそれを一升と
アップルジュースを頼む小松。いつになく嬉しそうで気が利く小松。
トリコはそれを突っ込むと、
店員が離れたところでその理由を明かす。なんとグルメジャンボ宝くじに当たったらしい！
それは１等が１００億円という
とても気前のいいくじらしい！どこかの国とは大違いですｗ
この前行ったグルメ神社のご利益が
あったのかもしれないですね！で、肝心の当たった金額は…８等の１００万円！
トリコはそれを聞いて低(ひく)…と一言…ｗ
トリコにとっては値段もそうだが
等級の低さにびっくりしたようで…ビックリアップルもかなりビビるぞそれ！！
っていう突っ込みが面白いｗ小松にとっては大金なので
受け取るときは手が震えたそうです。小松は一応それなりに有名なホテルの
料理長をしている身なのですが、
そんなに余裕がないのだろうか・・・ｗもちろんトリコは出来た人間なので、
１００万は大金だ 大事に使えよと
言ってあげるのでした＾＾で、小松は日頃のお礼も兼ねて
なにかごちそうすることを提案します。すると、トリコは土地が欲しいと言い出します！
かなり意外なものですが、
もちろん土地転がし目的ではない。その土地はたったの一坪らしく、
しかも広大な荒れ地にポツンと肥えた場所らしい。が、価格はなんと１００億円！
しかもそれは最低価格とのこと！
銀座もびっくりな値段だねｗ
今回トリコは巨大なジュラルミンケースを持ってるが、
ふつうに考えたら大金が入ってると思うが、
軽く流されてるのでまだ中身は不明。その土地が高い理由は鳥獣ニワトラが
卵を産む場所だから。その卵は超高級食材らしく、
ニワトラは自分が気に入った場所にしか
決して卵を生まないことから
破格の値段がついているわけです。新聞のトップを飾るのも不思議ではない。
問題はその土地のオーナー。
よっちというかなり頑固な爺さんらしく、
これまで名門グルメ不動産の地上げ屋や大富豪などが
何度も買収を試みたが全く聞く耳をもたず。IGOの幹部も門前払いだったとのこと。
さっそくよっち爺さんの元に
黒服を来たちょっと怪しい人物が
５００億を提示していた！けどよっちは、やっす！安すぎて引くわ！
と風貌に似合わない口調ｗはなわをもう少しどぎつい顔にした感じで
額にだけなぜかフサフサした髪がちょこんと
生えているという謎めいた風貌の爺さんですｗナナメに３本の傷跡もあってなかなか迫力もある。
その地上げ屋みたいな男はまだ用意できるというが、
よっちは帰れー！億兆万円じゃ！といって交渉決裂。５００億でもダメだったと周囲はざわつきはじめる。
ちなみによっちの家はどこにでもあるような
木造の小さな家だった。トリコは家に入ると、
さっそくニワトラの卵があることに気づく！彼は鼻が利きますからね！
トリコはまろやかだけど強い腰のある匂いに
ヨダレがだらだら流れ、食べてみたいといいます。よっちはその感想に注目していた。
ある人物と同じことを言っていたからだが…
卵を純粋に欲しがる奴が来るのは久々だったらしく、
土地を欲しがる奴はみな金儲けが目的じゃ、と
明らかに嫌悪感を抱いていた。ニワトラのミーコといってることから
彼のペットか相棒になってるのかもしれない。よっちは立ち上がって床の一部の板を外すと、
そこにはニワトラの卵が！彼は快くトリコと小松に卵をごちそうします。
ダチョウぐらいの大きさの卵でしょうか。
しっかり茹でて輪切りにした卵をいただくと、
２人は涙を流すほどおいしさに酔いしれる！それからよっちの過去について話が移ります。
かれは昔、美食屋をやっていたそうだが、
ある日、畑にニワトラのヒナがいたので
それをきっかけに育てることにしたそうです。ニワトラは大人になるとかなり凶暴で、
捕獲レベル５０はくだらないとのこと！それが卵を誰も横取りできない理由なのだが、
彼は決して金儲けのために育てたわけではなかった。ヒナを見つけた前の年に
よっちは妻を病気で亡くしていた。もともと病気がちだった妻を元気づけようと
当時は遮二無二働いていて、
依頼を全部受けて食材探しに没頭していた。でも、ある日仕事を終えて久々に家に帰ると
もうすでに手遅れの状態だったという。そのとき妻が絞り出した言葉がとても深かった。
使い切れない程の大金を送られるより…
一回でも多くいっしょに食事がしたかったわ目に涙が浮かびそうです。
ワシはなにをしとったんじゃ…
銭ばかり追いかけて…と大泣きします。美食屋とは手段であって目的ではない
一番大切な食を楽しむことを忘れていたんだな
トリコのその言葉も深くて好きですね。
よっちはあまりに忙しい日々を送っていたのか、
妻が好きだった食材は１つしか思い出せなかった。それがニワトラの卵だった。
そしてそれは運命だと思ったのは、
妻が眠る場所にニワトラのヒナがいたから。そのニワトラが妻の生まれ変わりだと思ったのです。
女房の名前は美子だったことから
ミーコと名づけて大切に育てることにしたそうです。つきっきりだったので収入はゼロになり、
土地を少しずつ売って食いつないでいたら、
あのひと坪だけが残ったというわけです。今回そんな大切な土地を売ろうと思ったのは
自分の死期が近いと悟ったからだった。わかる人はわかるっていいますよね。
で、よっちはトリコにいくら用意した？
と尋ねると１００万と言い出した！！！よっちも思わず驚くｗ
実はトリコが持ってたジュラルミンケースには
おみやげのビックリアップルが入ってたというｗでもよっちは大笑いして、
よし売った！と快く承諾してくれます。最低価格１００億というのは
金儲けばかり考える最低な奴向けの設定だった。彼にとっては金はなんの価値もなく、
積めば積むほど更に価値が下がる最低なもの。よっちにとって何よりも価値があったのは、
さっきトリコがいった言葉だった。死んだ女房と同じ台詞だったから。
決してお金では買えない喜びをありがとう。
そう思いながら涙を浮かべるよっち爺さんでした。
そして、彼の遺言はただひとつ。
土地はどう使ってくれもかまわないが
ワシがいなくなって寂しがるミーコと
たまに遊んでやってくれないか、と。ある日、喪服を着てその土地に赴いた２人。
するとそこにはニワトラのヒナが孵っていた。
それはよっちの生まれ変わりに違いありません。
今回のお話はとても感動しました！
金のいやらしい話とは大違いです。
グルメ１４８：サンサングラミー！！
優雅な食事を楽しむサニーと小松
↓
品のないトリコが登場ｗ
↓
次なる食材はサンサングラミー
↓
サンサングラミーのとんでもない生息場所
↓
サニーの相棒・クイン登場！
↓
さっそく３人はクインに乗って目的地へ！何やら大きなヘビが見つめる先には、
海の下に根を張る大きな松のような木があった。そのひとつはハシゴがかけられていて、
上の方は食堂になっています。そこにサニーと小松がいた！
サニーはツチノコエビのハムフィッシュ乗せという
とても美しくおいしそうな料理を食べていた。真夏の海の潮風がハムフィッシュに程よい
塩気を含ませ、淡白だがプリプリの食感の
ツチノコエビによく合うとのこと。小松はこれが調和ですかというと、
サニーは味だけじゃねーだろとつっこむ。彼はぽんこちという名の
グルメDJなる人物を同伴させていた。彼はフリーのグルメプランナーでもあり、
食材に合った音を提供してくれるらしい。店の内装や食器、空間の温度や湿度
そして音楽もすべて調和して初めて
完璧な食事と言えよう！と相変わらずのこだわりっぷりを発揮するサニーｗ
ちなみにぽんこちは時給２００万という
超高額なギャラを取るのだが
予約は何ヶ月も先まで一杯というから驚き。でも小松は的確なつっこみをする。
食事中の音楽に一般人はそこまで
お金を出せませんよサニーさんごもっともですｗ
話は変わって、サニーは小松がトリコと
コンビになったことに少々不満があるようだった。自分勝手で品がない奴だから骨が折れね？と。
調和のちょの字も考えないから
お前の成長に悪影響だろカンペキと嫌味全開ｗこの際オレとコ…
とサニーがいいかけたところでトリコが到着！
トリコは途中でうまそーなラーメン屋があったから
「飯草」食ってしまったから遅れたとのことｗそしてサニーのつっこみをスルーしたあげく
その音うるせーから止めろという始末ｗ今のトリコは品がないが面白いｗ
ビールを一気に飲み干したトリコは、用件を話しだす。
サニーを呼び出したのはサンサングラミーという
会長からの依頼食材を捕るためだった！それは水晶のように透き通る光り輝く美しい魚だそうで
別名はクリスタルフィッシュ。サニーにぴったりっぽい食材だから
なんでトリコなんだと怒り出すｗでも問題はその生息場所。
世界三大瀑布のひとつと呼ばれるデスフォール。
その滝の中の洞窟にだけ生息するらしい。
デスフォールは別名、処刑の滝と言われる場所。
毎分一兆リットルもの膨大な水の爆弾が
すべてをコナゴナに破壊し誰の進入も許さないという
とんでもないところだった！滝の厚さは１ｋｍもあるから
ミサイルを打ち込んでも何の意味もなさないとのこと。グルメ界にも引けをとらないすごい環境です。
で、トリコはそこなら修業の成果を試すのに
もってこいの場所じゃねーか？とサニーにいいます。サニーはサンサングラミーに興味があるようなので
乗り気になったようです。それからグルメ界からきた新しい家族の
水浴びをさせるのにちょうどいいと言い出します。すると外に超巨大な蛇が現れる！
アナコンダなど目じゃない超弩級のサイズです！
トリコたちが完全に小人に見えます。
その蛇はマザースネークという種類で名前はクイン。
その大きさでまだ子どもというから更にすごいｗ
マザースネークはすべての蛇の母と呼ばれる大蛇で
最大級は地球一周近い長さがある伝説の蛇らしい！グルメ界の希少種な上に体長がありすぎるから
顔や尻尾を見ると縁起がいいといわれるほど。でもサニー曰く、それはちょっと違うらしい。
マザースネークはグルメ界の屈強な猛獣たちですら
なかなか顔を拝めずにいるらしい。正確には拝めないのではなく、
顔を見た奴は全員食われてしまってるという…。それはそれで納得です。
決してイモくさい奴等に素顔を見せないという
気品さをサニーは気に入ってるようですｗ小松は顔を見たってことは食べられるのでは…？
と懸念するもサニーは、
さっき言いかけたことを口にする。例えばお前がオレとコンビにでもなれば、
一生食われることはないんじゃね？と。小松はいつのまにか四天王に
かなり気に入られる存在になってるようですね！これも深い意味があるような気がします。
で、サニーは場が気まずくなってしまったので
何でもネ！とごまかしてクインに乗ります。今回は特別にサンサングラミーがいる
デスフォールまで送って行ってくれるらしい。土足厳禁だけどｗ
クインは鱗の一部を起用に反り、
まるで座椅子のようにしてくれます。でも小松はそこにのんびり背中を預けれなかった。
クインの移動速度があまりに速いから！
トリコは笑顔で余裕ですが、
小松は必死につかまってるのがやっとｗさあ、ここから新しい旅が始まります！
グルメ１４９：モルス山脈！！
モルス山脈に到着！
↓
途中で水浴びをするトリコとサニー
↓
白雪鮎の丸焼きにおしりしお
↓
サニーの意味深な修行
↓
デスフォールに到着！カエルが何かに気付いた瞬間、
すでにマザースネークの口の中だった…。サニーの相棒であるクインは
まだ子どものマザースネークなのだが、
すでに信じられないポテンシャルを秘めています！すでに家より大きい体格なのだが
トリコの見立てでは時速４００ｋｍもの
スピードが出ているようです！まるで自在にコースを変える新幹線のようで、
常人なら立つことは不可能でしょうｗサニーによると大人のマザースネークは
まるで流星のようなスピードで移動するらしい…。そうこうしてるうちに、
あっという間に目的地のデスフォールがある
モルス山脈に到着！そこは人間界で第５位の高さを誇る山々で、
それでも標高は１万５千メートルもあるそうです！モルス山脈は１０００を超える川や湖が存在し、
トリコたちがいるのはそれらの末端。トリコとサニーはとりあえず水に入って泳ぐことに！
小松は疲れきってそれどころじゃないがｗ
彼はジェットコースターが苦手なそうなので
ある意味では最低な移動方法かとｗでもそれを忘れさせるくらいモルス山脈の水は
とても綺麗で白雪鮎という魚が優雅に泳いでいた。その白雪鮎が何匹も宙に浮き出す！
それはサニーが触覚を投網代わりにしたから。
ほんと便利な能力ですね！巨大な葉っぱの上でその魚を丸焼きにして食べる一行。
葉っぱの茎はクインがくわえていて、
ゆっくり移動しながら食事をするという
なんともダイナミックかつ斬新で面白い場面です＾＾それにおしりしおをかけて食べると絶品とのこと！
おしりしおは一粒一粒がおしりの形をした塩で
サニーはキショイと文句を言い出すｗ味にしか興味がないからどうのこうのと言うも、
小松はめずらしい古代魚のストーンフィッシュに
目を奪われてサニーの話はスルーｗ小松は地味にスルーがうまいかもしれないｗ
そこで小松は水が綺麗すぎることに疑問をもつ。
トリコ曰く、透明度は５０メートルもあるようだが、
それは栄養分がないことを意味していた。水中で朽ちずに沈んでいる流木があることから
プランクトンが少なく、分解するバクテリアがいない。生物が棲むには適さない環境とのことだが、
その原因はモルス山脈にあった。モルス山脈は濾過機能に特化した山々だそうで、
河口までにすべての栄養を山に吸い取られる。その栄養のたまり場こそが、
麓にあるデスフォールの中の洞窟。サンサングラミーは山の恵みをすべて絞った
高濃度のプール(池)に生息する魚だった！そして再度クインに乗り込み移動する３人。
その途中、トリコはサニーに三途の道について尋ねる。
サニーはそこでグルメ番長の愚衛門に会っていた。
グルメ界と人間界をつなぐ一本道に仁王立ちし
グルメ界の猛獣を一歩も通さないという実力者。実際は無神経で品のないただのキモいオッサンだった、
とのことだがその無神経さを習いにいったという。それはどういうことかは現時点ではお預け。
なんだか地響きを感じたと思ったら、
眼前にはとんでもないものが！なんと巨大なきのこ雲が！
それは兵器ではなく水煙！
水のギロチンどころではないとてつもない規模！
サニーは驚くもスーパーフライ返しを
試すにはもってこいだと意気込みを見せる！彼の新たな技だろうか！
小松は相変わらず拒否ってますがｗ
トリコはこれは修行でもある！
修行ってのは昔から滝に打たれるってのが相場だぞ！というと滝の大きさが相場じゃないですよー！
と突っ込むｗ ほんとその通り・・・滝の目の前まで到達した３人とクイン。
滝の真下にリーガルマンモス級にでかい猛獣が
潰されているという衝撃的な場面に出くわす…巨大なクインですらほっそいヘビに見えるほど
スケールが違いすぎる滝です！果たしてどうやって進むのか…
グルメ１５０：デスフォール！！
巨大な猛獣ですら溺れるデスフォール！
↓
正面突破することにした３人
↓
サニーが触覚でイカダを作る
↓
カバザメを新技で圧倒するサニー！
↓
水しぶきも触覚で対処！ものすごい巨大な滝、デスフォールに到着した３人。
目の前でリーガルマンモス級にでかい猛獣が
あっという間に溺れる光景を見せつけられるという
あまりにもスケールが大きい滝です！リーガルマンモスは体長が１５００メートル程もある
山のようにでかいマンモスでしたね…。小松は１００％無理だから帰りましょうというも、
トリコとサニーはスルーして行く気満々なご様子ｗまずどこから攻めるかを話し合う２人。
巨大な渦が出来ていることから
水中はやめたほうがいいとサニーは指摘。おそらく巨大な洗濯機状態になっていて、
入れば粉々に粉砕されるのがオチ。滝の上は川の深さが１０００メートルもあり、
それが放射状になっているから
側面から岩を削って進むこともできない。ということで、正面突破をすることに！
そう言うとサニーが水に飛び込みます！
でもサニーは触覚による表面張力を使って
目に見えないイカダを作る！ちなみにそこもクインと同じく
どきん(土足厳禁)らしいｗすでに裸足だからそこはいいとして、
トリコと小松もさっそく飛び降ります。サニーはトリコの体重が増えてることを実感し、
トリコはサニーの髪が増えてることに気づく。いまや３０万本もあるうえに
ダイニングキッチンの広さも５０メートルになり
かなりパワーアップしている模様。リーガルマンモス編と比べると
１．５倍くらい強くなってる感じです。でもサニー曰く、量よりも質が重要だそうだが…。
直後にクインが首を降ろし、
下をぴゅるっと出して何かを知らせます。すると水中からカバザメが現れた！
捕獲レベルは９と久々の一桁台ですね。
小松にとっては脅威ですが、
いまのサニーとトリコにとっては雑魚。サニーはたった２本の触覚を使って
カバザメの動きを封じると、
スーパーフライ返しを発動させる！！！相手の攻撃をそっくりそのまま返す
フライ返しの強化版だね！カバザメは上空高く打ち上げられ、
クインが丸飲みにします。自身の胴体より遥かに太い獲物ですが、
そこはさすがって感じ！ごっくんしたあとは巨大なツチノコみたいですｗ
さあここからが本番。
小松はゴーグル、酸素の葉、防弾スーツを着替えます。
そんな重装備にした理由はすぐにわかります。
いよいよデスフォールに突入する３人。
あまりにでかすぎて近づくほど
わけがわからないくらい状態で、
激しい水しぶきは呼吸すらままならない。そしてものすごい勢いの水が
まるで弾丸のようにトリコたちを襲う！ふつうの人間ならここですでにお陀仏でしょう。
水の圧力を高めて物を切断する
水圧カッターは有名だけど、
超高圧なものはダイヤすら切れるらしい！デスフォールは水の圧力だけでなく
様々な不純物も混じっているため
それが鋭い切れ味を生んでいた。でもサニーは触覚を使ってそれをいなしてくれます！
サニーの触覚は万能ではあるものの
そのエネルギーの消費が激しいのが弱点。水に触れることでさらに消耗度が激しくなるのだが、
サニーからは余裕がにじみ出ていた。余裕どころか何も考えていないと感じるくらい
リラックスしているとトリコは思います。神経質なサニーがこれほど自然体のまま触覚を操る。
いったいどんな修行をしたのだろうか。
そしてついに滝の中に突入する３人！
ここからが本番ですね！
グルメ１５１：進化した技！！
サニーが与作からある人物を紹介されていた
↓
トリコがレッグナイフで滝の入口を作る！
↓
続いて１８連釘パンチを放つも対抗できず
↓
サニーが三途の道で愚衛門に会う
↓
愚衛門の謎の強さを見る
↓
スーパーフライ返し炸裂！！！サニーは以前、与作にこんなことを言われていた。
その能力をフルに使えてねーな、と。
触覚はすごい能力だが燃費が悪く、
神経を削りすぎと指摘されたのです。てことである男を紹介してくれます。
その男の力を盗めばお前に敵はいなくなるというが…
そしていよいよデスフォールの中へ突入する３人！
まずはトリコがレッグナイフで開門する！
滝が真っ二つになったと思うほどのすごい威力です！
サニーはその威力に感心し、
いつか跳ね返してみたいと思うのでした。だがそれで攻略できるほどデスフォールは甘くない！
すぐにレッグナイフを押し戻し水が迫ってきます！
今度は更に１段階上げた１８連釘パンチを放つ！
だがそれもすぐに押し戻されます。
水の量だけで数千万トンから数億トンにもなり、
加えて巨大な岩や樹、リーガルマンモス級の
巨大な猛獣も紛れてるからトリコでは歯がたたない！でもサニーはこんなときでも余裕の表情を見せていた！
サニーは以前、愚衛門という人物に会っていた。
グルメ番長と言われるだけあって
その風貌は番長そのものｗ黒髪のリーゼントに白いハチマキ、
襟が立った学ランのような上着、
腰巻きに黒くて長いマント。サニーは自己紹介をしたあと
再生屋の良作から紹介を受けたと話しかけると、
愚衛門は目を開けて静かに立ち上がる。そのときサニーは愚衛門の意識を全く感じなかった。
まるで立ったまま寝てるようだったが、
振り返ると誰だお前！とびっくりしだしたｗまじで気づいていなかった模様ｗ
それからいろいろ事情を説明して
納得する愚衛門だったが、
長年ボーッとしてるそうだから
ほとんどのことは忘れたとか言い出します。人が来たのは何年ぶりだとか与作って誰だっけとか…
一応この場所は三途の道といって
グルメ界の猛獣がやってくる
危険極まりない所なのだが・・・そんなやり取りをしているときさっそく現れる。
ヘラクレスドラゴン 捕獲レベル測定不能
クワガタとドラゴンのハイブリットのような猛獣で
かなり強そうですが、愚衛門はこんなときでも
ボーッとしていたｗ仕方ないからサニーがとりあえず対処することに。
しかし、ヘアロックでも全く動きが止められなかった！
頭部の角で攻撃で攻撃してきたが、
それを跳ね返すほどの余裕はなかった！その瞬間、愚衛門が目に見えない早業で
ヘラクレスドラゴンを真っ二つにしてしまった！いったいどうやったのか。
ひとまず場面はデスフォールへ戻り、
サニーが修業の成果を見せてくれます！フライ返しはもともと相手の攻撃を同じ力で返す技だが
進化したそれは何倍にもして返す！その威力は触覚の本数に比例して大きくなり、
１万本で１倍ずつ増えていくといいます！滝の手前で出てきた
カバザメのような雑魚には２本で十分だったが
デスフォールには５万本を使うという。つまり滝の力の５倍を返せることになる！
トリコはこんな技があるから余裕だったのかと聞くと、
サニーは何も考えてねーだけだと答えます。これも修行と関係してそうです！
そして５倍スーパーフライ返しを放つ！！！
その衝撃は滝の高さをゆうにこえ、
巨大な爆弾が爆発したかのような迫力です！！！グルメ１５２：直感！！
５倍スーパーフライ返しの脅威の威力！
↓
愚衛門に全く歯が立たなかったサニー
↓
サニーがまだアマチュアたる理由
↓
愚衛門の行動はすべて直感が源だった！
↓
トリコも進化する！？サニーの５倍スーパーフライ返しが炸裂！！
その技は相手の攻撃を何倍にもして返す技で
フライ返しのパワーアップ版！髪(触覚)を５万本使うことで滝の力の
５倍ものパワーをぶつけ、
トリコとは比べ物にならないほど
巨大な空間が出来上がった！！！ものすごく高い吹き抜けの空間が一瞬で出来た感じ！
トリコの説明でその凄さがさらによくわかる。
滝の力は一定ではなくかなり複雑に入り乱れてるから
はね返すには相当な集中力が必要なはずそれをリラックスした状態で
何倍にもして返したから相当すごい！サニー曰く、何も考えていないが
感じてはいたらしい。直感で。ここで愚衛門との興味深いやり取りが判明する。
サニーは愚衛門に勝負を挑むも
全く歯がたたないでいた。愚衛門はボーッとしてるようにしか見えないが
すべての攻撃が読まれている感じがしていた。見えないはずの触覚の動きまでも。
愚衛門はその触手の正体をも見破っていた。
手の感覚神経となんらかわらないクオリティーのそれが
数万本から数十万本もあること。たった２本の腕を操るのに精一杯な我々人間が
数万という目が回る程膨大な数の腕を
自在に操作するのは至難…まさにあっぱれな集中力といえると賞賛するも、
その集中力が問題なんだなぁと意味深な指摘をする。意識を触覚一本一本に向けすぎてる、
つまり考えながら動かしてるから
スピードが落ちる上に脳も披露する。能力はイカしててそれじゃあ
グルメ界の獣に遅れを取るぜ小僧…サニーはその指摘に、
食事で箸を持つ際、
意識が食事ではなく手に行ってると言いたいのか？
と的確な比喩を用いる。そして昨日今日箸が持てるようになった
おこちゃまじゃねーし触覚を動かしながら神経はちゃんと敵に向いてるさ
と反論するも愚衛門は更にこう指摘する。
敵に神経を向ける
またそこがアマチュアたる理由だな
アマチュアという言葉が癇に障ったサニーは、
本気モードになる！リーガルマンモス編で見せた大技、
２０万本ヘアパンチを繰り出す！！！しかし、初撃は手のひらでいなされ、
その後の打撃はすべて躱されてしまった。もちろんそのときもボーッとしたような顔のまま。
ただ漠然とサニーを眺めてるだけのような雰囲気。
そして地中からのアッパーもわかっていたように
かわしつつサニーの左胸を手のひらで殴打する！サニーはたったの一撃で両膝をついてしまった…
まさに圧倒的な強さです！サニーは地中からの攻撃が避けられたことに
最も強い疑問を抱いていた。なぜなら明らかに攻撃が来る前に避けたから。
愚衛門は直感だと答える。
彼の動きはすべて直感によるもので、
相手と対峙したとき
瞬間的に最善手が頭に浮かぶという…そしてそれ以外のことは無駄だから
全く考えないとのこと…これはプロ棋士に例えられています。
プロ棋士は次の最善手が思考ではなく
直感で打たれていることが多いと言われてるとか！それこそがプロとアマチュアの大きな違い。
アマにはない脳の神経回路を駆使してるとされ、
それは長い訓練や経験で培われるらしい。プロは考えない 感じるんだ
だからこそサニーはまだまだアマチュアだと。
さすがのサニーも返す言葉がなく、
悔しがるしかなかったｗそこでまたグルメ界の猛獣が現れた！
今度はフライシャークという空飛ぶ鮫が大群で！
(捕獲レベルは測定不能)愚衛門も初めて見る猛獣だったが、
笑いながら喜べ！今夜はフカヒレスープだ！
と超余裕ですｗ直感は初めて見るやつにも働くといいます。
それは天性のものではなく、
膨大な量の訓練と経験が生み出すもの。愚衛門は昔、喧嘩ばかりしていたそうだが
それが経験となって直感が働くようになったとか。いまでは生き物だけでなく、
水などのあらゆる自然物やフェロモンなどの
気体にまで直感が働くとのことで凄すぎます！そして彼のいう言葉は深みがありすぎて
もはや頭があがらないくらいかっこいいですね！ちなみに愚衛門曰く、
戦闘においてはバトルウルフのように
天性の直感力をもつやつもいるとのこと。バトルウルフの凄さが改めてわかります！
次の瞬間、愚衛門は瞬時に飛び上がり
フライシャークの急所をついてみせた！！！そしてこう言い放つ。
三途の道は一日に多くて数百匹もの猛獣がやってくる
いい修行になるだろうぜお前が考えるのをやめた時…直感と共に
その能力はさらに素晴らしい力を発揮するだろうその成果がしっかり出ていますね！
肝心なのは信じることだとサニーはトリコに教える。
誰もがもってる小さな直感をまずは信じる
直感が正しいという積み重ねが
体から無駄な力みと思考を削ぎ落とし
それがより高いパフォーマンスを生む肉体と
精神をつくり上げるといいます。この点は大いに参考にしたいと思います！
サニーは直感を信じることで
いつしかストレスなく触覚を動かせるようになり、
無駄な考えが消えてリラックスした途端、
技のクオリティーも上がったという。今では３０万本すべてを５０メートル近くまで
操れるというからものすごい進化です！そしてトリコも更に進化する！
その直感、俺も信じようというと
両腕に力を込めて１８と１８、
合わせて３６連釘パンチを放とうとしていた！そのころ、クインは滝の前で待機していたが
舌を出して何やら感じ取っていた。ヘビが舌を出すのは空気中の匂い物質を感知する為で
先端が二股に分かれているのは匂いの発生源が
左右どちらにあるか調べるためらしい。そして舌を出すということは
外敵が近づいているサインでもある。対象物の位置を測るためでもあるのだが、
その対象物は生物ではなかった。滝の上からはものすごく巨大な岩が・・・
グルメ１５３：ツイン釘パンチ！！
トリコの新技・ツイン釘パンチ炸裂！
↓
クインが警報ホルモンをサニーに発する
↓
巨大な山が流れてきた！
↓
レッグナイフでも歯が立たない巨大さ
↓
トリコとサニーの合体技！
↓
見事山を砕き洞窟が姿を現す！トリコはサニーの直感力に触発されたのか、
両腕に力を込める！１８連＋１８連＝３６連！
トリコははじめて両腕を同時に使い、
ツイン釘パンチを放つ！！！その威力は凄まじく滝を貫くほどだった！
さすがのサニーもこれには素直に驚嘆する！
そしてすごい男だと改めて思うのであった。
かなり時間をかけて会得した直感力を
見ただけで身につけたのは
膨大な戦闘経験がなせるもの。トリコの成長を支えるもの、
それは美食屋としての圧倒的センス、と！それにはサニーも嫉妬してしまうほど！
ただ滝の流れは止まらないので急ぐサニーだったが、
クインが放つ警告を感知した。ヘビは発声器官があまり発達していないので
声で威嚇するなどはしないのだが、
クインはフェロモンを発することで
サニーに危険が迫ってると知らせたのです。それがサニーの直感に響いたのだが、
その直後に無数の岩が落ちてきます。そしてサニーの嫌な予感(直感)が的中する。
とんでもなく巨大な岩が滝の上から迫ってきた！！！
それはもう岩ではなく山だった。
５０００メートルはあろうかという
山がまるごと流されてきたっていうから
もうわけがわからないスケールですｗいまトリコたちがいるのは
滝の中間部分なので回避は不可能。とりあえずトリコはレッグナイフを打つも
あまりに岩が大きすぎるから
小さな傷をつけるだけで精一杯だった。そしてサニーもそのサイズの岩を
跳ね返すことは現時点では無理だった。フライ返しは力を触覚で誘導させる技なので
ある程度の耐久力が必要。いまの触覚の張力は約３００キロで、
１本でその１０００倍までの力を受け流せるが
それ以上になると切れてしまいます。１本で３００トン、それが３０万本あるから
９０００万トンが限界値なのだが、
その山となると数兆トンはありそうだから
まず無理ってわけです・・・滝の水もかなりの重さだったが、
それは液体であり全体を跳ね返してないから
実現できたもので山となると話は別だった。そこでトリコは妙案を出す。
スーパーフライ返しの力を返す方向を
自在に変えることはできないのか？と。トリコの釘パンチを上を跳ね返すという作戦です！
サニーは未経験だったが
もはやそれしか選択肢は残されていなかった！触覚３０万本全てを使い、
見事力を上に跳ね返すことができた！強力なエネルギー弾のようなものが山に向かい、
どんどん内部へ浸透していきます。トリコの釘パンチは浸透したのち
内部から破壊する技でスーパーフライ返しで
その威力はとてつもないものになっている！単純計算で３６連の３０倍ということで
１０８０連釘パンチを放ったことになる！！！見事山を木っ端微塵に砕くことに成功！
そして更にいいことに滝の中の洞窟が
ようやくその姿を現す！見事な合体技でした！
ここで１７巻が終了です。
トリコの18巻へ
前回と次回のネタバレです↑↑
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