少女まんがの恋愛漫画「となりの怪物くん」１１巻を無料で試し読み!?

2017/03/23 2018/06/26

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「となりの怪物くん」１１巻あらすじとネタバレ

「となりの怪物くん」１１巻あらすじ

誰もが誰かに支えられて恋をする。悩んで恐れて進めなくなっても、背中を押してくれる友がいる。――順調に付き合いを続けてきた水谷雫（みずたに・しずく）と吉田春（よしだ・ハル）。しかし、ふとしたことからハルへの嫉妬を感じ始めた雫は、次第に自分とハルとの違いが許せなくなっていく。そして、ハルの兄・優山（ゆうざん）の誕生日パーティーで言い争いをしてしまった翌日から……ハルは再び学校にこなくなってしまって!?

「となりの怪物くん」１１巻ネタバレ

「あんたにもう一度オレと付き合ってくれって言いに来た」

全力でがんばるんです！

今回のヤマケンは今までと違うんですよ！
今まではかっこ悪いのとか傷つくのを恐れてました。
"ふられても諦めないなんてそんなみっともねーことできるかって"
なんて思ってました。
でも今回はもうそんなの関係なしにがんばります。

ハルと雫の関係がおかしいと知ったらすぐ探しに行ったし、
校門で雫を待つほどの積極性を見せます。
もうなりふりかまっちゃいないわけです。
そして二度目の告白！
ここでもかなり言葉を尽くして押してたし、
ここだけで十分ヤマケンの気持ちは伝わってきました。

ただこのあとこそ良かった！
いったん別れてまた会ったとき、ヤマケンは言うんです。
雫に、

「好きだ」

って。
自分の気持ちをそのままぶつけたんですよ！
付き合ってくれ、とかそういう相手に問うやり方じゃなくて、
自分のありのままの気持ちをきちんと伝えた。
これこそ全力！

まあ結果は言うまでもないわけですが、
このヤマケンの気持ちに真剣に答えを返した雫も良かったし、
あの場面もすごく好きでした。
ヤマケンよくがんばった！

というわけであとはメインの二人の話です。
今回は基本的に雫視点。
雫は自分があんなことを言ってしまった原因をしっかり把握してます。

「・・・まあ今回のことを平たく言うと、
ハルと私は同じ穴のムジナだとどこかで思ってたところに、
そうでもなかったから逆ギレしてしまったわけなんだけど」

さすが雫です。完璧に自己分析できてます。
雫はハルが羨ましかったんです。嫉妬してたんですよね。

そして夏目さんやハルも含めた周りに助けられて、
更に気持ちの整理を進めます。
そして理解する。

「あの日私は自分が傷つくのを避けてハルを傷つけたんだ」

今まで自分が何を求めてがんばっているのか見ないようにしてた。
だけどハルへの嫉妬や悔しい気持ちを認めたら、そんな気持ちを伝えたら、
そんな自分と向き合わなきゃいけなくなる。
だからそれはできなくて、代わりにハルにあんなことを言ってしまったんだ、と。

だから最後に雫とハルが会ったとき、
雫は全部言うんです。思ってたこと全部。

だいたいハルは・・・、ハルなんか・・・、ハルのせいで・・・っていっぱい言った。

そしてハルはそれを受け入れた。
「ひでー言い様だな」
って嬉しそうに。

この仲直りは良かった！
雫の気持ちがだんだん整理されていく過程と、
このクライマックスまでの流れがすばらしかったです。
これが一気に読めて良かった。
最高の仲直りだったと思います。

というわけでヤマケンもがんばったし、
二人が仲直りしてめでたしめでたしな11巻ですが、
まだあったんですよ！
夏目さんとササヤンにも、

こんな場面が！
これにはニヤニヤさせられちゃいました。
落ち込んでるササヤンに優しくする夏目さんと、
それに甘えるササヤンって関係がいいよね！
いつもと逆っぽいのがまたいい！

というわけでこの11巻はいろんなことがあって、
盛りだくさんで大満足でした。
やっぱりとなりの怪物くん最高だなぁ。
次も楽しみ！