「それでも世界は美しい」９４話１７巻をネタバレ！『花とゆめ』２０１７年１３号(６月５日発売)
2018/09/02
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「それでも世界は美しい」９４話あらすじとネタバレ
「それでも世界は美しい」９４話あらすじ
自らの力が及ばないことがあると知り恐怖と悲嘆に暮れるニケの前に、リビに瓜二つな顔を持つ男が現れて・・・？
「それでも世界は美しい」９４話 ネタバレ
月明かりに浮かぶ漆黒の髪
見慣れた顔立ちと透き通る白い肌
唯一の違いは顔に刻まれた傷と鉛色の瞳
リ・・・・ビ？
会いたいとそう願い続けた人によく似た
この男の正体は悪魔か、それとも・・・？
こんにちはニケ様
私はここの国に食客として
招かれている者です。
名はまあアルとでも呼んでください
お目にかかれて・・・とそうでした。
失礼
あれあれ赤くなってますね
残んないといいけど・・
あんた・・・リビ・・なわけ・・ないよな？
一体・・・？
その男はにこっと笑って
とりあえず姫様ここを離れましょう
多分すぐあなたを移動させる人が来る
この城に私達の部屋があります
積もる話はそこで
混乱されていると思いますので
軽く自己紹介をしますと
見ての通り私には大国王家の血が流れております
けれど私自身は王家の皆様と関わりあった事はありません
本当に遠い遠い親戚の血がたまたま強くでてしまって
恐れ多くもこんな容姿に生まれついたのですが
ニケ様に間違われてるなんて光栄だな!
そんなに似てますか～？と軽い感じ（笑）
アルと名乗るその男は技士で今回はネフェロの
やり方が乱暴すぎて行動をおこしたと話します
離れの塔にいる私の従者を連れ出してほしいと
伝えますが、それこそ相手の思うツボ
安全な所に行くのが先と言われます。
ロミオが部屋に入ってきます。
ニケ様が逃げたのがばれたんでしょう
従者の事はお任せください
アルがロミオからマフラーを強引に調達して
ニケに「首がお寒そうですよ！」と巻いてあげます
この男どこか落ち着かない気にさせるのは
リビに瓜二つだからなんだろうか
どうしてだろう助けてもらったのに
心の底がざわつくこの感情は・・・・。
ネフェロはニケがいない事に苛立ち、
短時間でいなくなるはずがない
城にいるはずだ！と声を荒げます
声を荒げるとは珍しいわ
激昂することはあれど怒鳴る事は
しなくなってたのに
ネフェロが幼少時代のカタラとの
やり取りを思い出します
リビとカタラが月夜に照らされて金色に
輝く花園で話をします。
会話は長いのでまとめます。
幼い頃、乱暴者のネフェロが自分を支える為に苦手な勉学も一生懸命努力していた事。
数年前に寒波で父が亡くなり、カタラ自身も生死をさまよった。
期限を設けてネフェロが即位。少しでも豊かにして返したいと言って改革を進めます。
大公国の民は私を支持すると思っていましたが、ネフェロは皆に熱烈な支持を得る。
あんたも大公家ももううんざりだ
自分達の飢えを満たせない平穏や優しさって何だ？
その価値観が民を殺したんだ。アンタもご先祖も龍神も
何も救えなかったくせに・・・っ
そう言われて私は何も言えずに逃げたんです。これ以上
傷つきたくなくて弟を捨てたんです・・・。
逃げた事でニケの誘拐になってしまったと。
ネフェロは俺からニケを奪った極悪人だからボコボコにする。
そういえば陛下この辺りにご兄弟や親戚がいらっしゃいますか？
俺の身内はほとんどくたばったか大国にいるよ！
先日祠の前で若い男とすれ違ったんです。
夕暮れで顔は見えなかったのですが、陛下によく似ている気がして・・・
ちらりと覗いた感じだと顔に傷があったような・・・
リビはかなり動揺した様子で
あいつがいるのかここに・・・ニケの傍に・・・あいつが・・・・
次回は１４号６月２０日です。次回が楽しみですね！
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