少年まんがの人気漫画「ノラガミ」全話一覧&アニメ情報
2017/04/16
祀る社を持たない“野良神[注 1]”である無名の武神夜トを主人公に、彼や周囲の人々(神々)を巡る戦いを描いたバトル漫画。主人公を含む日本の神とそれを取り巻く環境を題材に描いた現代和風ファンタジーバトルであり、2014年と2015年にはアニメ化されている。
社を持たない無名の神夜トは、たった5円の賽銭で水道管修理やらコンビニのアルバイトなどなんでも引き受けるデリバリーゴッドである。とある依頼を遂行中だった夜トは、不注意から壱岐ひよりを交通事故に遭わせてしまう。ひよりは一命を取り留めたが、幽体離脱しやすい体質になってしまい、その体質改善のために夜トと関わるようになる。
彼岸の世界に関わるようになったひよりは、たびたび邪悪な妖に襲われるようになる。彼女を助けるため、夜トは武器として仕えてくれる死霊「神器」が必要となり、わずか14歳で死んだ少年霊を見出す。夜トに「雪音」の名を与えられた少年霊は、ひよりを慕う一方で神らしからぬ夜トに反発し、此岸への未練からやがて万引きなどの盗みを犯し始め、夜トの体に消えない穢れを植えつけていく。そして雪音の心の穢れは遂に、夜トの命を脅かし、雪音自身まで妖に変えかけるほどのものとなるが、「若くして落命した雪音に人として生きるチャンスを与えたい」と言う夜トの真意を知ると、雪音は激しい苦痛を伴う「禊」に耐えて心を清め、ようやく夜トを主として認めるのだった。
時を同じくして、最強の武神と謳われる七福神・毘沙門天が、夜トの前に現れる。彼女はかつて、仕える神器たちを皆殺しにしたとして、夜トを仇敵と付け狙っていた。かつて彼女に仕えていた神器たち「麻」の一族は、不浄を抱き主神を汚した犯人捜しから疑心暗鬼に陥り、そのほとんどが妖化して毘沙門の命を脅かしたのだ。「麻」の一族唯一の生き残り・兆麻から依頼された夜トは、妖化した神器たちを殺すことで毘沙門を救ったが、結果として彼女は強い罪悪感を抱くようになり、自らの負担を承知の上で無闇に死霊を召し上げ新たな神器「巴」の一族を増やし続けていた。その神器の一人・陸巴は、そんな彼女を代替わりさせるために夜トを利用しようと目論み、夜トの弱点であるひよりの霊体を高天原へ拉致する。肉体と霊体が引き離され、生命の危機に陥ったひよりを助けるため、夜トは高天原の毘沙門天の本拠地へ殴り込む。
互いを誤解したまま夜トと毘沙門天は戦い始めるが、陸巴の目論見によって毘沙門天に仕える神器たちが次々と妖化しはじめ、事態は混乱し、毘沙門天は再び落命しかける。そこへ監禁状態から脱出したひよりたちが駆けつけ、夜トと毘沙門天の誤解を解くと、夜トはひよりを連れて下界へ戻り、毘沙門天は陸巴と妖化した神器たちの始末を自らの手でつけ、夜トとの長い因縁に終止符を打った。
毘沙門との和解からしばらく経ち、ひよりから作ってもらった小さな社が天に認められたことで正式に神となった夜トだったが、真の術師たる自身の父に捕えられ黄泉に向かった恵比寿を救いに行くこととなる。ひよりたちのおかげで黄泉からの帰還には成功したものの天の軍勢に恵比寿は討たれてしまった。代替わりした新たな恵比寿との会話に後押しされた夜トは野良との縁を切り、福の神として生きることを決意する。しかし夜トが福の神となることを快く思わない者たちがいた。夜トから縁を切られた神器・野良と、夜トを生み出した“父”である。
一方、陸巴の背後にいたのが夜トの父である術師と知った毘沙門は、神器たちの本当の仇として独自に術師を討つ方法を探っていた。しかし術師と正面からまともに戦えば、また大事な神器たちが犠牲になると分かり、彼女は神器たちを守りつつ術師を討つべく、禁忌を犯す決意をする。それは、かつて天に歯向かい封じられた古代の「祝」にして「葬」を自身の神器することであった。
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