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少女漫画ネタバレ

人気の少女漫画やまんが全般をネタバレで紹介!漫画のネタバレならお任せ!!

少年まんがの人気漫画「マギ」22巻を無料で試し読み!?

      2017/11/09

『マギ』のアニメもオススメ!!
少年まんが『マギ』あらすじ 22巻 ネタバレ
無料試し読みも紹介であらすじを全巻ネタバレ!
人気少年まんが『マギ』の結末まで22巻をネタバレ!

マギ22巻あらすじ

 

 




「マギ」22巻あらすじとネタバレ

「マギ」22巻あらすじ

ついに世界会談が始まった。相対する錬紅炎とシンドバッド。場を作る三人のマギ達。そして、アラジンが語るのは滅びたい世界、アルマトランの物語であった。




「マギ」22巻 ネタバレ

思想統一(第209夜)

『人は争う生き物』であり『わかり合うことは永遠に不可能』だと言う紅明。

確かに全ての人間が分かり合うことは不可能。
だってそれぞれ思想があって、信じるものがあって、欲もある。

だってそれが”人間だもの”

そこで紅明たちは考えた!

争いをなくすために
”世界のあらゆる思想と規律を統一し”
”唯一の王が世界を支配せねばならない!”と言う紅明。

まぁね、わかるよ?信じるものが同じであれば、思想が皆同じであれば・・・
そもそも争いなんて起きねぇんじゃね!?ッてな考えだよね。

でもさぁ、そのためにいままでの様々な思想と国を
歴史上から完全に抹消しようとするのはどうかと思うんですよぉ。(困惑)

しかもそれを成し遂げるために階級制があることや戦をなくす為の戦を繰り返すと言う矛盾も
”今は”しかたがないと言う紅明。

いやいやいや!!!
いつになったらその目的が完成するのかわからんけどさ!
その為に”今”生きてる人たちが犠牲になるってそれは違くねっ!?

全人類を抹消して作りかえるくらいの勢いじゃないと無理だと思いますがっ!?

アリババくんもそこが納得しきれないようで反抗しますが

「バルバッド一国のたった一時の幸せのためだけでなく、もっと大きな長い目でこの世界を見据えておられますか!!?」

と言われてしまい何も言えなくなるアリババくん。

確かに今のバルバッドは自分の兄、アブマドが治めていた時よりも良くなっている。
でもやっぱり”今”を犠牲にするのは違うよね?

「そんなに色々考えてるのに、『金属器』だってあるのに、未来じゃなくて今、生きてるあなたの国の人たちのために、あなたの優しい本心を・・・伝えてあげればいいじゃないですか!」

そう紅明に怒鳴りつけるアリババ。

そうだそうだもっと言ってやれー!(怒)

しかしそんな言葉は紅明の一言で押さえつけられてしまいます。

「今のおまえは王子でもなんでもない。ただの虜囚だ。」
「敵の居城で単身 どうするつもりだったんだ?」

紅炎と紅明は金属器を発動させ力を見せ付けながらそう脅しにかかります。

「だが!!!お前の出方しだいでは、サルージャ王家は復活する!!」という紅炎。

シンドリアと手を切り、自分の右腕になれ!
そうすれば将来的にバルバッドの全権はお前にくれてやろうと言う紅明だが・・・

うわぁーーーーーーっ、きったねぇええええ!!!(怒)
アリババくんが国のこと大事に思ってるのを知っていてそんな条件だすか、紅炎めっ!
いや、知っているからこそこんな手使うのか!!

あわよくばアリババがこちら側につけば
”マギ”であるアラジンもこっちにつくとでも考えてるんだろうな・・・。(怒)

条件(第210夜)

シンドリアに恩があるアリババは紅炎の出す条件を素直に飲めません。

しかしバルバッドの国民の今後を考えると”従う”と言わざるを得ないアリババ。

そんなアリババに紅明は無条件でアリババを迎え入れるわけではないと言います。

条件は3つ。

『完全に手を切ること』
『バルバッドを治めるにあたり、紅明や紅炎にはない視点で具体案を閉めること』
『練家の皇女と婚儀を交わし、練家に忠誠を示すこと』

サルージャの血を残すならば練家の元でなければ許さないと言う紅炎。
いわゆる政略結婚ってヤツだよな!?

しかも練家の皇女で紅炎たちが候補にあげてきたのはアリババとお友達の”紅玉”!!

モルさんのことを好きになりかけている今のアリババにとって
他の女性との結婚は考えられない。

しかし紅明たちは他に誰か好きな人がいるなら連れてきて側室に迎えれば言いという。

しかし、そんな不誠実なことはしたくないと言うアリババくん。

そうだよね・・・自分がそういう身の生まれで苦労したし、
一人の女性を愛したいんだものね、アリババくんは・・・。

それを聞き「何をおっしゃいます。女を知らぬガキでもあるまいし・・・」と言う紅明。

あ、・・・それドーテー君に言っちゃダメーッ!(笑)

「そんなん・・・今関係ないじゃないっすか・・・」
とボソッと言うアリババッくん。(笑)

結局バルバッドかシンドリアを選べと言われ
席を外すアリババが悩んでいたところに紅玉が現れます。

無邪気にアリババとの再会を喜ぶ紅玉。

あー、紅玉ちゃん、こういうトコかわいーよなぁ♪

そして兄たちの企みを知らない紅玉は
シンドリアと煌帝国の関係が前よりも良くなっている気がする!と喜びます。

そして自分を兄王が呼び寄せたのは
『煌帝国の”将軍”』としてだと言う紅玉。

それはきっとあのマグノシュタットで見た黒い化け物と戦うためだと信じて疑わない紅玉は
自分たちもアリババと共にみんなで大きな敵と戦うと言います。

「だから何でも相談してね。私、力になりたいの。だってあなたはお友達だもの。」

無邪気にアリババに言う紅玉だが・・・あぁ、なんて紅玉・・・えぇ子やぁ・・・・(涙)

兄王の企みとかアリババの思いを知ったら・・・
どうなるんだろう・・・。

ホント、もっと紅玉が嫌なやつだったらアリババも悩まないんだろうけどねぇ。

その頃、紅炎と紅明はやはりアリババを煌帝国に引き止めて
”マギ”であるアラジンもシンドバッドから離すことや

レーム帝国と手を組んだ七海連合の間に隙間があることに気づき、そこを攻めようとします。

その隙間とは・・・なぜか煌帝国の”国賓館”にいたムー。

レームの重鎮のはずのムーがなぜこんなところに!?

ファナリスの故郷(第211夜)

ムー曰く、シェヘラザードを失ったレーム帝国は今難しい立場にいると言う。

煌か七海連合、どちらかに完全に寄りかかってしまったとき
”史上最大の世界戦争が起こる”と考えているとムーは言います。

そんなムーはシンドリアと煌帝国の”会談”が終わった後、身の振り方を決めるためにも
そうなる前にファナリスの故郷についてモルジアナに話そうとします。

大峡谷ではユナンの制止を聞き入れて、『大峡谷』の向こう側にはいかなかったモルジアナ。

しかし、モルジアナと同じ年のころ、ムーも同じことをして
ムーはユナンの制止を振り切って向こう側の景色を見たと言うのだ。

何日も果てしなく続く暗闇を走り抜け、やがて意識が途切れようかと言うとき・・・
不思議なことが起こったと言うムー。

死にかけているはずなのに身体が軽く感じ、力がみなぎってきたというのだ。
気づくと自分は鋼の皮膚と深紅のたてがみを持った奇妙な四本足の獣の姿になっていたと言う。

それは谷の”こちら側”では見たこともないような獣の姿だったが
『これこそが自分の本来のあるべき姿』だと感じたと言うムー。

そして頭の中も真っ白になる頃、視界が開けてその時に
”異様で野蛮で、しかし痛いほど懐かしい世界=ファナリスの故郷”を見たと言います。

そこには自分と同じ”人外の姿”をした獣がたくさんいたこと・・・。
でもそれが”ファナリス”だと悟ったこと・・・。

つまり・・・『自分たちは確実に”こちら側の人間ではない”』と言うことを知ったムー。

ユナンはその真実を知れば”こちら側”で付きまとう違和感から逃れられなくなるから、
”向こう側”を見ることを制止したとムーに言います。

そんな話をムーから聞いたモルジアナはショックを受けます。

そうだよね・・・ユナンが制止した理由、
そして”ファナリス”が人間じゃないなんていう真実を知ったんだもの・・・。

・・・ってか強靭な脚力と力だけ見たら確かに”人外規格”だよな、ファナリスって。(苦笑)

とは言え、こちらの世界でやり残したことがあると言うムーは
向こう側の世界を知ったからと言って特に何をするわけではないと言う。

ムーがやり残したこと・・・それはシェヘラザードの遺志を受け継ぐこと。
レーム帝国を誰にも明け渡さないと約束したこと・・・。

だから『レーム帝国は俺が絶対に守る』と言います。

モルジアナもファナリスの話を聞いたからと言って
向こう側へ帰りたいとは思わないし、
自分にも”こちら側”に偉大な英雄が二人いると言います。

そんなモルジアナの答えをムーは想定内としますが、
「七海連合とシンドバッドには気をつけろ」と同じファナリスのよしみとしてなのだろう、
モルジアナに忠告します。

やはり、ムーさんからみてもシンさんたちはどこか信用できないんだろうなぁ。。。(苦笑)

一方その頃、紅玉と一緒にいたアリババは
紅玉に紅炎から言われた政略結婚のことを話します。

すると・・・紅玉が突然遠方にいるはずのシンドバッドに操られ
シンドバッドの言葉を紅玉がしゃべり始めます。

「さっきの話だが、ぜひそうしてくれアリババくん。シンドリアにとってもそれがいい。」

やっぱり紅玉ちゃんに何か仕掛けてやがったな、シンさんっ!!(怒)

汚い手(第212夜)

煌帝国の情報を得るために”ゼパル”の能力を使い、
以前シンドリアで紅玉と”魔装対決”した際、紅玉の身体をのっとったシンドバッド。

そんなシンドバッドは紅玉以外にも3つの命の力を借りて、
世界中から情報を集めていると言う。

もう一つは自分の領土内。
最後の一つはアリババにも教えられないと言います。

当然、紅玉自身は自分にそんなものが仕掛けられていることなど知らないで
煌帝国で見聞きしたものがそのままシンドバッドに伝わっているとは思いもしないで過ごしているのだ。

・・・知らず知らずのうちに自分が自国を裏切るスパイになってるとか・・・
なにそれ、怖すぎッ!!!(怖)

自国を守るためなら情報戦に私情を挟まず、どんな汚い手段でも使うと言うシンドバッド。

そしてアリババが政略結婚して煌帝国入りをするという話は
シンドリアにとってもそんなに重要じゃないと言う。

今後の会談でも七海連合と煌帝国は戦争しないと話を進めるつもりだし
アリババが自国に戻りたいと思う気持ちを”八人将”達も理解するだろうと言う。

「しかしそれでも、君がシンドリアを裏切るのがいやだというならば・・・”煌帝国に従うふり”をしていてくれればいいだけさ!」

と紅玉を介して言うシンドバッド。

しかしそんなことがバレたらバルバッドは完全に窮地に追いやられる。
煌帝国の下に入ったら本気でシンドバッドと戦うことになるかもしれないし
”ゼパル”のことも紅玉に話すと言うアリババ。

だが・・・そんなことを紅玉や煌帝国の人たちに話したところで
”敵国の盗聴魔法が紅玉に仕掛けられている”と知ったら
紅玉は煌帝国の中で悲惨な立場に追いやられるだろう。

紅玉ちゃん本人だって自分では解除も出来ない盗聴魔法が自分に仕掛けられてると知ったら
正気を保っていられるかどうかわからないよ・・・。

それを全て見越して言ってるシンさん。やっぱズリィいいいいいい!!(怒)

さらに「最後に、俺は君の事を何があっても味方だと思っているよ。」と言い残し
紅玉を操ることをやめるシンドバッド。

うわぁあああ!釘さしていきおった!!!
もうホントこの言い回しがズルすぎる!!!(怒)

こんなんアリババくん手出しできないじゃん!

色々考えた末、アリババは一つの結論を出します。

その前に、紅炎に紅炎は『アル・サーメン』の仲間なのか、
それとも煌帝国の皇帝が「アル・サーメン」の仲間でそれと手を組んでいるのか
確認するアリババくん。

その答えによっては紅炎の条件をどうしても飲めない事になると言うアリババ。

そうだよね、どんな状況になろうと最終目的は「アル・サーメン」を倒すこと!!

そこだけはブレちゃいけないとこだよね!!!

紅炎は”仲間”とは違うと答えます。
しかし紅炎は、やつらは煌帝国の一部であり、自分の身体の一部だと言い始めたのだ!!!

身内に巣食うどんな汚らわしい化け物の力でも、己の武器に変え、
自国を守るために進み続けると言う紅炎。

自国を守るためならなんだってするという紅炎はシンドバッドと一緒だ。

そんな紅炎はいつか反旗を翻すであろう「白龍」に対し
自分たちに何も出来ないよう仕向けていると言う。

ますます、”王の器”とは何なのかわからなくなるアリババ。

そうだよねぇ、自国を守るためとは言え何やっても良いわけじゃないよね。
シンドバッドと紅炎、二人とも汚い手使いすぎだよ・・・
アリババくんには染まらないで欲しいな・・・。(悲)

会議(第213夜)

”会談”が開かれる島に到着した紅炎たち。
既に到着していたシンドバッド側に出迎えられる形になります。

「金属器」をすべておいて会場入りすると言う規定を設けるが、互い腹の探りあいの状況。

あぁあああ・・・やな雰囲気・・・
本当にこの状況で平和に”会談”始まるんだろうか・・・(汗)

先に席についているシンドバッド達の元へ行こうとするモルジアナやオルバたちを
紅炎が引き止めます。

アリババは自分以外は条件を飲んでいないと言うが聞き入れてもらえない状況。

・・・アリババが条件を飲んだからその”眷族”もこちら側ってことなんだろうな・・・。

でもその詳細を知らされていないモルジアナたち。

しかし、察しの良いモルジアナは
アリババが身を切られてでも守りたいと言っていた大切なものを
シンドリアの義理の代わりに人質にとられたのでは?と言うことに気づきます。

さすがモルさん!(嬉)
アリババくんのこと支えてあげて!!(涙)

「金属器」の持ち込みも「魔導士」の立ち入りも禁じたこの会場に

”眷族”以外に魔力操作で有名な「ヤンバラ」一族を従えて着たシンドバッド。

それに対し「ファナリス兵団」を従えた煌帝国。

・・・どっちもどっちだよな。(苦笑)

そんな中、ユナンはじめ、アラジンそしてティトスが登場します。

「集まってくれた王たちよ、僕は、みんなに話したいことがある。まだ誰も知らない・・・もう一つの世界・・・”アルマトラン”の話さ。」

さぁ・・・いよいよ始まる”会談”!
「アルマトラン」とは一体どういうところなのか!?
アラジンとはどういう関係なのか!?

めっちゃ気になるわぁああ!!

生まれ故郷(第214夜)

煌帝国のマギ=ジュダルの姿が見えず
せっかくだから「マギ」全員でアラジンの話しを聞きたかったのにと言うユナン。

ユナンですら知らないこれから語られるアラジンの話。

「アルマトラン」とは・・・「ジン」たちや「アル・サーメン」
そしてアラジンの”生まれ故郷”だと言うアラジン。

なにーっ!!
アラジンや「ジン」だけじゃなく、「アル・サーメン」の生まれ故郷でもあるだと!?(驚)

「アルマトラン」はこの世界とは空間も時間も繋がっていない”別の世界”だと言う。
それは別の「星=惑星」とも違い、
たとえば鏡の中の世界のように永遠に交わることのない「別次元」のものだと言うのだ。

しかもそんな別々の世界が今もどこかでいっぱい存在していると言う。

そんなしょっぱなから壮大な話をされてポカーンとするアリババたち。
しかし知識欲の高い紅炎は自分の知らない話が聞けてワクワクしているのだろう
凄く楽しそうだ。(笑)

そこでアリババは気づきます。
”永遠に行き来できないならアラジンたちはどうやってこっちへ来たんだ?”

たっ・・・確かにっ!!!

それはルフが司るすべて。この世の摂理を創った「神」たる存在の
「ソロモン王」というこの世界の”創造主”が自分たちを送り出したからだと言うアラジン。

そう、「ジン」たちの主でありトランの碑文にも記されている世界の覇者”ソロモン王”!!

そんなソロモン王はアラジンに
自分たちの生まれた意味や意図を知った人間たちは
独自の考えを持てなくなり自分の足で前へ進むことが出来なくなるから
アルマトランの話は”誰にも話しちゃいけないよ”といったという。

しかし別の世界の歴史を知ることで
必要のない争いを止めることも出来るはずだと考えたアラジンは
そんなソロモンの言葉を無視してここにいる皆に話すと言います。

「僕は今日、この世界の”神”に背く!!!」

そういってモガメットがマグノシュタットの学生たちに
自分のルフの記憶を見せたような”透視魔法”で
集まったみんなに「ソロモンの知恵」で見た「アルマトラン」の風景を見せるアラジン。

真っ暗闇の何もない空間に突如現れた世界には
人間以外の”知的生命体”もたくさん生まれてた。

何万と言う種族がそれぞれ文明や社会を作り上げ、それぞれ幸せに暮らしていたが
どの種族も繁栄してくると食べ物や土地を求め、他の種族がいる土地へ出向き
時には手を組むが、多くは争い、異種間の争いは日に日に激しくなっていく。

そんな中で最弱の種族だった”人間”。

しかしその”人間”から世界最強の力を持つ「ソロモン王」という人が現れ、
世界のすべてを凌駕して新しい世界を創るまでになったと言います。

神話(第215夜)

他の種族のエサにされてしまう最弱の種族、”人間”。

ある日突然天空からマグノシュタットでも見た
触手のある黒い化け物と同じ形をした白い化け物が降りてきて
その白い光の塊は人間を襲う種族を消し去ります。

それがアルマトランの「創造主」。

今自分たちがいる世界を創ったのがソロモン王であるように、
アルマトランにも「創造主」がいたのだという。

そして人間たちはこれを「神(イラー)」と呼び崇めます。

本来「創造主」は自分の創った世界に直接舞い降りて干渉などはしないもの。

しかしこのときばかりは多くの種族が争い、世界は滅びの危機に瀕している状況を救うため
唯一の種族が圧倒的な力を持ち、その他の種族を治め、世界を一つにせねばならない、
そう考えたイラー。

ん?紅炎たちと同じようなこと言ってるな??

そしてそこで選ばれた種族が”人間”だったと言うのだ。

なぜ最弱の”人間”が選ばれたのかはアラジンにもわからないと言う。
しかしこの時、世界を治めるために”イラー”が人間たちに「魔法」を与えたと言うのだ。

圧倒的な奇跡の力となる「魔法」!
これが”アルマトラン”に魔法使いが生まれた瞬間!!

残り500人ほどになるくらい絶滅の危機に追いやられていた”人間”たちは
「イラー」に感謝し、魔法の力で「理想郷(アルマトラン)」を作ろうと立ち上がります。

こうしてたった500人の人間たちが全員魔法使いになって各地へ飛び出し、
知恵を絞り、戦争を仲裁し、種族間のケンカをいさめて世界を平和へ導いたと言う。

しかしそう簡単にはいかなかった・・・。

でもそれを一つにする王様が現れた。それが「ソロモン王」だと言う。

アモンをはじめ見たことのあるジンたちが「ソロモン王」が即位したことを喜びます。

しかしその中でよく思ってない輩も当然いて・・・
その中にあの「イスナーン」も!!

・・・・ってかイスナーンイケメンやーん♪(嬉)

ウーゴ君もなんか雰囲気違ってて・・・あーやっぱイケメン♪眼福眼福☆

・・・と、話を戻して・・・

そんなソロモン王が統治していた王国が、ある日突然跡形もなく滅びてしまったと言う。

そしてすべての命が消え去った。。。

「だから・・・皆に知って欲しいんだ。この時、何が起きてしまったのかを・・・そうすれば今度はきっと同じになんかならない。王たちよ、王の仲間たちよ、どうか耳を傾けておくれ!」

昔のことを知ることって大切だよね。
同じ過ちを繰り返さないために・・・。

これを知ることで、煌帝国とシンドリアの戦いが制止できると良いなぁ・・・。

その名はソロモン(第216夜)

”創造主”であるイル・イラーが人間に「魔法」を与えて800余年。

魔導士正教連たちは多種族を従わせるために
各地に思考能力を奪う精神官能系魔法を発する
「愚々塔(グスード)」と呼ばれる塔を立てていました。

その魔法を発するため塔に閉じ込められ
「神杖」を使うためだけに魔力を使い働かされている魔導士が存在し
魔力が尽きて命を落とす魔導士が多い中
そんな魔導士の生き残りをソロモンたちは救い出します。

「生きるために俺と来い!」

ソロモン王たちはいわば魔導士正教連に対する「抵抗軍(レジスタンス)」!

ワヒード、セッタ、イスナーン、ウーゴ、ファーラン、アルバ・・・
このときはまだみなソロモン王の仲間だったようだ。

そして先ほど塔から救い出した女の子の魔導士、シバ。

そんなシバはせっかく塔から救い出してもらったのに塔へ帰るといい出だします。

イラーから授かった神聖な務めを果たさないといけない。
命をとして不浄(異種族)を統制していたと言うシバ。

うーん、どうやら洗脳されてるっぽいなぁ。。。(苦笑)

シバはソロモンたちの下を飛び出し一人外を出歩きます。

すると目の前に現れた異種族の子供。
自我が保てなくなりどうやら様子がおかしい。

なるほど・・・これも塔から発せられる精神官能系魔法のせいなのか!

襲われそうになったシバをソロモンが助けます。

「はやくそのばけものを殺してよ!!」とシバは叫びますが
ソロモンは優しくその異種族の子供に話しかけ落ち着かせます。

「塔」の中からしか異種族を見たことがなかったシバは
近くではじめて見た異種族の悪口をいいます。

それを聞いて「おまえはほんとにイヤな女だなぁ。」と言うソロモン。
「おまえの方が歪んだ汚ねぇばけものに見える」
と言うソロモンにシバは腹を立てます。

まぁねぇ・・・確かに異種族の様子がおかしかったし怖い思いしたからってのもあるけど
悪口は言っちゃだめだと思うのよ。

だってその異種族の精神を操る魔法を塔から発動させてるのって”魔導士”なんだよね?
その魔法がかかってたからおかしくなってたんじゃねーの?

異種族(第217夜)

今日も「神杖」を奪いに行くソロモンたち。

「神杖」とはイル・イラーから送られてくる魔力を大量に受信できる特別な杖で
全部で72本あると言う。

いまは主に魔導士正教連の長老会が独占し「塔」の動力として使われていると言うその杖。
800年前にイル・イラーが「世界平和」のために人間たちに配ったものが
今じゃ老いぼれ共の私利私欲のためのおもちゃになっていると言う。

・・・やっぱり結局人間なんてのは”欲の塊”なんだよなぁ。
使い方さえ間違わなければ凄く便利なものだと思うけど・・・。

ソロモンたちは「鱗狼(マンテイコア)」の村にたどり着きます。

「鱗狼」は昨日シバを襲った異種族!

しかし、昨日のようなおかしな行動はなく、
とっても穏やかで々種族同士普通に挨拶をし食事をし、
人間たちを見ても争うような場面を一度も見ない「鱗狼」たち。

そんな部分に違和感を感じ、ウーゴ君にやっぱり変だよ!と言うシバ。
「だってあいつらは「異種族」なんだよ!!?昔は人間を食べてたような、憎たらしくて野蛮な・・・ついこの間まで頭がバカで白目をむいてよだれたらしてたのに!!!」

だが、「それは 君の魔法のせいだろ?」とウーゴ君に言われてしまうシバ。

そうなんだよね、その効果が切れた今、こうやって穏やかに暮らしている異種族たち。
でも「塔」があった時はそこからシバのような魔導士が
たくさん精神に作用する魔法を発動させて「異種族」を”バカ”にさせちゃってたんだものね。

小さな頃から「異種族」=「人間とはまったく違う」ものであり、対等ではないもの

そう教え込まれてきたシバにとってはすぐには納得できないことかもしれない。

しかし鱗狼の優しい行動に触れるうちにあの日襲ってきた鱗狼の子供とも友達になります。

大罪人(第218夜)

鱗狼の子供と友達になったシバ。
その子供はモモと言い、ソロモンたちが話し合っている最中も
シバはモモと一緒に遊んでいました。

遊び疲れて眠るモモのそばで今までのことを考えるシバ。

モモのお父さんは普段は優しいお父さんだったのに
「塔」から聞こえてくる音のせいで気がおかしくなり
仲間と共食いして死んでしまったとモモに聞いたシバは
それを発動させてた一員の自分を責めます。

でもモモに嫌われたくなくて父親をそうさせたのは自分だと言えないシバ。

そのことをソロモンに泣きながら相談します。

それを静かに本を読みながら聞いていたソロモンは言います。
「でも俺は、昨日までは考えたこともなかった狼の子供の気持ちを、そんな顔になるまで必死に想像してるお前のことが好きになったけど。」

自分がどれだけ酷いことをしてきたか、やっと気づいたシバ。
確かにもうモモのお父さんは生き返らないけど、
そこに気づいてモモの気持ちを考えられると言うことは凄い一歩だと思う!

しかし浮遊戦艦から精神破壊魔法を発動させる魔導士正教連。

せっかく穏やかだった鱗狼がまた精神破壊されシバたちを襲ってきます。

なんでこんな酷いことをなぜするの?と言うシバに、
ソロモンは静かに「よく見ろよ。これがおまえのしてきたことだろ?」といいます。

うっ・・・・確かにそうだけどさ、もうちょっと言い方ってあるだろうに・・・。(苦笑)

確かに自分はこれと同じ魔法を発動させ、
塔の上から異種族がおかしくなっていく様をあざ笑いながら見ていたシバ。

そして「極悪人はあんたたちのほう方じゃない!!」とシバは叫びます。

「だって助け出しちゃったんだから・・・この世で一番悪いやつを!絶対許しちゃいけないことをした・・・死ぬべきだった大罪人を・・・この私を!!!」

どうして殺さなかったのよ!?なんで助け出したのよ!?と叫ぶシバ。

するとソロモンたちは『オレ達はあの部屋で死ぬ資格もないからだ』といいます。

ただ死ぬだけでは生ぬるい。命のある限りやるべきことが残されていると言うソロモン。

そう!ソロモンたちも全員あの「党」に力を貸して生き残ったシバと同じ罪人だったのだ!!

だからこそ、償いのため、おかしいと気づいたため
ソロモンたちは反抗して戦ってるんだろうな・・・。(悲)

思いのほか結構重めの話でもあり、壮大な話の「アルマトラン」と言う世界。

何がビックリって最初はイスナーンもウーゴ君も仲良かったってトコ!

まだまだ「アルマトラン」の話は序盤なんだろうけど、
正教連の奴らに比べたらソロモンたちのやってることが真っ当な気がするし

そもそもホントになんでイル・イラーは”人間”を選んじゃたのかなー?って思う。

イヤ、他の種族が食欲など以外にも欲深いかどうかは知らないけど
人間と同じように”他の種族”を精神破壊魔法で従わせようとまで
他の種族だったら考えたのかなァ?と思うと
“人間”を選んだイル・イラーはなんか「ゲーム感覚」で選んじゃった♪ってな
かるーい気持ちで選んだんじゃないだろか!?って疑いたくなります。

まだまだ続くアルマトランの話。
アルマトランが消滅するまでどういう流れをたどるのか、ものすごーーーーく気になります

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