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少女漫画ネタバレ

人気の少女漫画やまんが全般をネタバレで紹介!漫画のネタバレならお任せ!!

少年まんがの人気漫画「マギ」21巻を無料で試し読み!?

      2017/11/09

『マギ』のアニメもオススメ!!
少年まんが『マギ』あらすじ 21巻 ネタバレ
無料試し読みも紹介であらすじを全巻ネタバレ!
人気少年まんが『マギ』の結末まで21巻をネタバレ!

マギ21巻あらすじ

 

 




「マギ」21巻あらすじとネタバレ

「マギ」21巻あらすじ

マグノシュタットでの闘いを経て約1年半ぶりにシンドリアに帰ってきたアラジン、アリババ、モルジアナ。彼らを待っていた八人将達に三人はそれぞれの成長を披露するが、話題はアリババのプライベートな部分に移っていき…大人気大河ファンタジー21巻!




「マギ」21巻 ネタバレ

戦の後(第199夜)

戦後・・・マグノシュタットは『国民等級制度』が撤廃され、
魔法の力に頼らずやっていけるよう人々たちは歩みだし
レームにも煌帝国にも属さずに『中立国』という位置に落ち着きます。

しかし再興の際、七海連合とレームが支援を続けていたから
『中立国』とはいえレーム寄りということになるという。

まぁそれにレーム帝国にはマルガと新しい”マギ”としてティトスがいるし
さらに二人の体調を心配して
スフィントスたちカーメン一族がマグノシュタットからレームへ派遣されてるみたいだから
アラジンたちにとっては心強いだろうなぁ♪(嬉)

しかし心配事が一つ・・・。

2ヵ月後にシンドバッドと紅炎が”会談”を行うという。

”これからの世界のあり方について考えるために・・・”

そして・・・

”『アルマトラン』の話をするために”アラジンも出席するという。

おぉ!とうとう謎の多い『アルマトラン』について色々明かされる時がくるのか!!

シンドリアに戻ってきたアラジンたちを8人将たちが出迎えます。

ビスティの身長に追いついたアラジンの成長、
逞しく、でもどこか艶っぽさが出たような?モルジアナの成長、
アリババくんも全身魔装できるようになったしね♪(笑)

そんなアリババに声をかけた見知らぬイケメン男子。

「チューッス!アリババさん!俺ですよ!オルバですよ!」

・・・って、えーっ!?あのガキンチョ海賊のオルバーーーーーーーーッ!?
アリババくんより背が高くなっててイケメンになってるし!(笑)

他の”大聖母”のときに保護された子供たちも大きくなっていて・・・。

”成長期”って怖い。(笑)

アリババがいない間、シンドリアで剣術とかも習い鍛えていたというオルバ。

「でもでも、俺らが一番恩義を感じているのはやっぱアリババさんだけなんで!いつでも使っちゃってくださいね!!」

そうか・・・シンドリアに色々助けては貰ったけど
一番最初に救い出して自分の生き方教えてくれたアリババくんのことは
オルバたちにとっては特別なんだね・・・。

しっかしオルバよ・・・イケメンだがチャラくなったな・・・オイ。(苦笑)

そんな会話をオルバとしていると背後からガシッと誰かに肩をつかまれたアリババ。

振り向くとそこにはトト!
シャンバルの付き添いでシンドリアに入国していたようだ。

仲よさげに話しているトトとアリババの姿を見てモルジアナの胸がざわつく・・・。

お?これはもしや・・・恋愛フラグかっ!?そうなのかっ!?期待しちゃうよ!?(笑)

夜になり、みなが無事帰還したことを祝う宴が催される。

相変わらずきれいなお姉さんはべらしてチャラいシャルルカン。

あー・・・・・オルバがチャラくなったのはこいつの影響で間違いないな。
シンドリアで剣術習ってたって言ってたもんな。(苦笑)

そんなシャルルカン、
レームから帰ってて落ち着いた態度で酒を飲む弟子のアリババに言います。

「さては・・・おまえ・・・レームで『男』になってきたなァ?」

どうやらシャルルカン曰く、剣闘士というのはレームに住む女性にモテモテらしい。
なんでも強い剣闘士になると抱かれに来る貴婦人が後を絶たないとか・・・

過去剣闘士だったマスルールもそんな日があったとかなかったとか。(笑)

「モルジアナの前でその話はちょっと・・・」というマスルール。
あー、ホントなのね。(笑)
ってかモルジアナを気にするあたり、マスルールさんもしや??(笑)

それを聞いたアラジンたちはアリババに詰め寄ります。

慌てるアリババくん。
「い、いや そういう話は・・・”アイツ”に怒られちまうからっっ!!」

そういって少し離れた場所でポーッとなっているトトに視線を移し
怪しげなジェスチャーをするアリババ・・・

えっ・・・まさか・・・トトと??嘘でしょ?

「まさかおまえ・・・レームで彼女できたのか?」というシャルルカンの問いに

「あ~~~はい。」と答えるアリババ、どよめくアラジンたち。

そして・・・ショックを受けたような表情のモルジアナ・・・って!!
モルさんやっぱアリババのこと!?そうなの!?

男の涙(第200夜)

アリババの口からとトト付き合っているということが話され
酒の席がその話題で持ちきりになります。

トトとの関係は軽い感じじゃなく本気の関係だというアリババ。

剣闘士のトトは乱暴なところもあるけど笑うとかわいいし、
アリババが怪我をしたときとか一晩中看病をしてくれたり
その他色々あったということを話すアリババ。

「一緒に暮らしてるうちに、好きになっちまったんですよ!!!」と言うアリババくん。

そんな話を聞いていたモルジアナは
ドキン、ドキンといつもとは違う胸の痛みを感じます。

そんな自分の気持ちがなんなのかわからず、寝不足になるモルジアナ。

マスルールとの修行の時間も身が入らないとか!(笑)

自覚がないとは言えそんなにアリババくんのことを・・・
ヤダ、もうホント、この子ったらかわいーんだからっ♪(笑)

でもアリババのこと以外にも”眷族との同化”で悩んでいるモルジアナは
マスルールに相談します。

”眷族同化”はやればやるほど体は人間から離れていき
最後はたぶん意識も精霊と同化して、自分自身の心が消える危険すらあると言うマスルール。

八人将の中には既にドラコーンのように半分『眷族同化』をしている人たちもいるが
そんな危険な行為をシンドバッドが許可しないため
マスルール自身は眷族と同化しないと言います。

しかしそんなリスクがあってももっと強くなりたいと言うモルジアナ。

それを聴いたマスルールはアドバイスをします。

そんなことはアリババは求めていないこと。
本当の『眷族』の役目は
”どんなことになっても主の精神的な敵にならずに居られるか”だと思うと言います。

「たとえば・・・もし、主がいつか悩んだ末に道を踏み外しても、お前は”味方”でいられるか・・・?」と言うマスルール。

そうだねぇ、マスルールたちはそれを覚悟でシンドバッドのもとにいるのわかるもんなぁ。
シンさんが悪い大人の顔になって色々ずるいことやっても支えになってるしね。

”何があっても味方”だと言うのは口で言うのは簡単だが貫くのは凄く難しい・・・。

そんな思いを持っている”眷族”がいるシンドバッドって
そういう意味でもやはり現時点で一番”王になりうる最も近い器”なんだろうなぁ。

モルさん、アリババくんのそんな存在になれる!?
個人的にはアリババくんと結婚して
ずっとアリババくんを支える存在になって欲しいけどねぇ♪

一方その頃のアリババくん。

トトの周りをウロウロしまとわりついていました。(笑)

しかしトトにウザがられるアリババくん。

それもそのはず!

やっぱりと言うかなんと言うか。(笑)
トトと付き合っていると言うのはすべてアリババくんの”嘘”だった!!!(笑)

いやぁ、わかるっ!わかるよっアリババくん!!
あんな期待の目にさらされたら・・・ねぇ?(笑)
思わず見栄を張っちゃったんだね。(笑)

自分で『”アイツ”に怒られちまう』と言っておいて
我ながら誰だよ、そんなヤツ!?と思いながらも
必死に自分に思いを寄せている女性は誰だ!?
とアリババくんの脳裏に浮かんだのは・・・ガルダ!

そう、剣闘場でアリババと戦ったあのデカイ猿の化け物!(笑)
そういやアリババくん、賞金でガルダを買って一緒に暮らしてたもんね。
かなり懐かれてたんだな。(笑)

笑うとかわいいところもあるガルダ。
怪我をしていないときも鼻息荒くアリババくんにぺったり張り付いて来るガルダ・・・。

”アイツもメスだ。俺は嘘はついてない。”と言うアリババくん
いっ、いやぁ・・・でもねぇ・・・

”人”じゃねーーーーーしっ!!無理あるっしょ。(笑)

ちなみに、剣闘士のアリババくんもやはりレームではモテモテだったらしいのだが
会いに来てくれた女の子たちはガルダが威嚇し皆逃げていったと言う。(苦笑)

かわいそうに・・・ってことは・・・
アリババくん、まだまだどーてーくん?

・・・・ガルダに襲われてなければなっ!(笑)

そんなガルダを脳裏に思いついたとき、
”ただ単に酔っていて”ポーッとアリババを見ていたトトと目が合って
”トト=アリババの恋人”と周囲に思わせることに成功した・・・と言うわけだが・・・。

でもさぁ、しょーもない見栄張っちゃって・・・
これでアリババくんのことを本当に思ってる女性がいたら、
その子と本当の恋人同士になるチャンス自分でつぶしちゃったことになるのよ?

そうそう!モルさんとかな!(笑)

あーあ、アホだ、やっぱりアホの子だ、アリババくん。(笑)

それでも
『俺も、恋人とか・・・欲しいな。誰か俺のこと好きになってくんないかな・・・』と思うアリババくん。

しかし、ここまで来たらトトに頭を下げて口裏を合わせてもらい
いつか本当に自分のことを思ってくれる女性にあってその人といい関係になったとき
今のことは遠い昔の笑い話として話題にすればいいんだ!

と考えていたアリババくんだが・・・世の中そんなに甘くありませんよぉ。(笑)

食堂に行くとあっさりとトトの口からみんなに
「トトはアリババの恋人なんかじゃない。それは剣闘獣ガルダのことだ。」
と暴露されてるしっ!(笑)

口裏合わせる作戦、実行に移すの遅かったねぇ。(笑)

しかも”戦闘獣のガルダ”は人外ということもばらされ・・・。

「えっ?アリババさんは・・・さ、猿の女性??と・・・お付き合いされていると言うことですか・・・?」

と混乱しているモルジアナ。(笑)

それを聞き更に爆笑するシャルルカンやビスティ。

「そんな嘘まで付いて隠すなんて、本当はどんだけの女と遊びまくってきたんだよ!?」
とシャルルカンにからかわれるアリババくん。

するとアリババくん。無表情で言います。

「ゼロ人ですが?なんですか?どなたとも何もありませんでしたが。」

「でも・・・皆に嘘をついたことだけは・・・申し訳ないと思ってますけどね!!」

あ、開き直った。(笑)

でもそんな顔のアリババくんを見てアラジン、オルバ、シャルルカンの男性陣、悟った。

その顔は・・・アリババが時折見せる

”己を殺して、でも弱気何かを守ろうとするときの・・・『男の顔』”だと。(笑)

「もう何も言わなくていいから」とアリババにやさしく声をかけ飲みに連れ出す男性陣。

『バイ゜ッ゛』と答え目から鼻からいろんなものが垂れてきて
もの凄い顔になっているアリババくん。・・・ひでぇ顔だ。(笑)

女性陣に見えないようにそんなアリババを囲んであげる男性陣。優しいな、みんなっ!(笑)

「アリババ、大丈夫だ。お前の良さはわかってる。そういう女もいつか必ず現れるって!!」

というシャルルカンの慰めの言葉に

「どこですか・・・?ししょう・・・どこなんですか?その人。うわぁーーーーーーっ 出てきてくれよーーーーーッ!!」

アリババくんご乱心。(笑)

いるよ!いるっ!!!ちゃんと周り見渡してみようよ、アリババくん。(笑)

そんなアリババを見てホッとするモルジアナ。
ふふふっ・・・やっぱりモルさん、アリババくんのこと・・・(喜)

くっついてくれるといいなァ。凄くいいカップルになると思うんだよねぇ♪

バルバッドへの招待状(第201夜)

師匠のヤムライハから、モガメットが持っていた杖を譲り受けたアラジンは
この杖でモガメットとの約束のためにも魔法を使うことを決心します。

一方、シャルルカンとの特訓をするアリババは
レームでシャンバルに教わり特訓した『魔力操作』の成果を見せ付けます。

自分と言うものがありながら他でも師匠を作ったことで腹を立てるシャルルカン。(笑)

まったく・・・弟子が成長したこと素直に喜んであげりゃいいのに。(苦笑)

そして半月後。

煌帝国の紅炎からアラジンとアリババに「召喚状」が届きます。

先に控える”会談”はレーム帝国と煌帝国の境目にある無人島で行われるのだが
マグノシュタットで一触即発の状態になった時と同じにならないように
今回の”会談”では『金属器』も『軍隊』も無しと取り決めたと言うのだ。

煌帝国が遵守するかは怪しいが・・・(苦笑)

シンドリアとしてもこれから話し合う相手に対し信用は出来ないが
アラジンとアリババを招待してきた紅炎が
”船も物資も人員も必要なだけよこす”とお膳立てしてくれているため無下に出来ない。

しかもその招待する国とは紅炎が遠征軍の局城を構える”バルバッド”!!

・・・紅炎め・・・一体何を考えている!?
絶対何か良からぬこと考えてるっしょ!?めっちゃ怪しいわぁ・・・。心配・・・。

しかしシンドリアとしても”マギ”であるアラジンは一緒に行かせたくないシンドバッド。

その話を聞き、アリババは自分ひとりで行くことを決めます。

まぁねぇ、紅炎のこといまいち信用できないし、
アラジンを煌帝国にとられたらそれこそまずいことが起こりそうだもんなぁ・・・。

そして出発の日。

アラジンをシンドリアに残しひとりで旅立とうとしたアリババのそばに・・・モルさぁああん♪

アラジンの分まで共に行き、アリババの力になりたいと言うモルジアナ。
続いてオルバとトト達も一緒に行くことになる。(笑)

なんだかんだと賑やかな面子が揃ってバルバッドへ向かう一行。
楽しそうだ。(笑)

アリババの眷族(第202夜)

バルバッドに帰るのが少し怖いアリババ。

煌帝国の遠征拠点にされてはいるが、酷い統治だと言う話は耳に入ってこない。

しかし・・・戦争をしている国がそうでない国より酷いとは限らないと言う。
昔のバルバッドより豊かになっているかもしれない。
逃げ出した立場の自分は石を投げられる立場かもしれない。

でも最もアリババが恐れているのは・・・

”既に自分にはバルバッドのためにできることは残されてはいないんじゃないか?”
と言うことだった。

元バルバッドの王子である自分が動こうとするときはバルバッドに何かあったとき。
何もしないですむ平和な国ならアリババが動くようなことがないに越したことはないけど
どうしても身を切られるような役目が欲しいと思うアリババ。

もし、バルバッドのために何も出来ることが無くても
『アル・サーメン』と戦えばいいってことはわかってる。

「でも実際そうなったら・・・”金属器”なんか持ってる意味がわからなくなりそうで・・・申し訳ない」

そうモルジアナに弱音を吐くアリババくん。

そうだよねぇ。。。
何のための”金属器”なのか・・・
まぁ、そもそも”王の器”って何!?ッて思うけど。(苦笑)

そんな時、海賊が現れます。魔法道具を操る海賊たち。

その海賊たち相手にオルバたちが立ち向かいます。
「生きてる価値もねぇクズ共の相手には・・・同じ俺たちクズがお似合いだ!!」

シャルルカーンに剣技を教わったと言うだけあって強いオルバ。

しかしオルバの言葉にアリババは胸を痛めます。

”生きてる価値もねぇクズ共”それと自分たちは同じだと言う。

だが・・・アリババが以前言ってくれた言葉で救われたと言うオルバ。

『弟たちのためにも、世界のゴミではない何かになりたいんです!』
『そのためにまずは、恩人であるあんたに、力で報いることを許してもらえませんか!!』

そう口々にアリババに言いながら海賊たちを倒していくオルバたち。

そう言われてもオルバたちに住む場所や食べ物を用意してくれたのはシンドバッド。
自分は何もしてやれなかったと言うアリババにトトが言います。

「わかってないねアリババ!」

レームで剣闘奴隷たちを解放したアリババ。
そんな奴隷たちも絶望した心では思いつくこともできなかった明るい道を
アリババが示してくれたことで救われたと言うトト。

住む場所や食べ物じゃない。
そういう生きる希望を与えてくれたアリババくんに皆感謝し、尊敬してるんだよね。

そんなトトにオルバは共感します。

すると・・・トトとオルバの武器に光る鳥が宿ります。

・・・ってことはっ!?

オルバとトト、アリババくんの眷族になった!?(嬉)

しかもトトとオルバはすぐに”眷属器”を発動させ、共同作業で海賊たちをやっつけます。

息ぴったりのトトとオルバ。

海賊たちを追い払いオルバたちの”眷属器”発動を皆でお祝いしていると
オルバとトトから重大報告をされます。

「トトとオルバは正式に~~~」
「お付き合いすることになりましたーッ!!!」

仲良くお手てつなぎながら(笑)アリババに報告する二人。

「お、おう。」と返事するアリババくんの顔は・・・

あ・・・また弱気を隠す「男の顔」に・・・(笑)

がんばれ、アリババくん。(笑)

ほれたはれたの(第203夜)

何かを思い悩み元気がなさそうなアリババを影から心配し見守るモルジアナ。

しかし・・・実はアリババの近くでイチャコラしているオルバとトトに
嫉妬しているだけだったりする。(笑)

それをトトに指摘され
「バカ、嫉妬なんてしねーよ。俺はこれからバルバッドへ行くんだぜ?ホレたハレたに興味はねぇ。お前らと一緒にすんじゃねーよ。」

といい、一人部屋に戻るアリババくん。

部屋に戻ると・・・

”チッキショーーーーーーー!!くやしい~~~~~~~~~~~~っ!!”
”なぜ俺以外には男女の春がコロッと訪れるんだああああああっ!”
”もォォ~~~~さみしいよォォ~~~~~ 俺だって誰かに愛されたい!特別な人になってみたいようわぁぁ!”

部屋の中ごろごろしながら悔しがるアリババくん。どんだけ悔しいんだよ?(笑)

そんなゴロンゴロンしてる音がオルバたちがいる外にも漏れる。(笑)

落ち着いて出てきたアリババに
「もしかしてアリババさんが怒ってるのって・・・トトのことが好きだったからですか?」
と言うオルバに対し

「ちっげーーーーよ バーーーーーーーカ!!てめー もう彼氏面かよ!?」

って・・・あーあ、アリババくんやさぐれてんなぁ。(笑)

「でもでも!ホラー アリババさんには・・・モルジアナさんがいるじゃないっすか!」
と言うオルバの言葉に落ち着きを取り戻すアリババくん。

オルバ曰く、モルジアナはアリババのことが好きなように見えると言う。

「まさかずっと気づかなかったんですか・・・?」

そうオルバに言われて

「いやいや・・・オルバくん、そんなわけねーだろ~」
と否定しつつも嬉しそうなアリババくん。わっかりやすい子だわぁ。(笑)

そして再び自分の部屋にひとり戻ったアリババくん。

オルバに言われたことを思い出し自問自答する。

自分より強くてずっと一緒に戦ってきたあいつが
よりによって俺のことを好きだなんてことが・・・

いや、万が一にもないと、言い切れるのだろうか?

そして自分の隣にいるモルジアナを想像し”アリ!”と思ったアリババくん。(笑)

”いける!!これはカワイイじゃないか!!!”

そうだよ!モルさんはかわいい子だよ!?
そんなことも今まで気づかなかったのかい?(笑)

それからのアリババくんの行動・・・。

モルジアナのそばをウロウロし・・・って・・・あ、デジャヴ。(笑)
でもトトのときとは違う。

もしかしたらモルジアナは自分に気があるかもしれないのだ!(笑)

アリババの怪しい様子を怪訝に思うモルジアナ。
・・・うん、まぁそうだよね。(苦笑)

そんなモルジアナから「大切なお話があります」と言われたアリババくん。

おォーーっと!きたか!?
これって『告白』ってヤツじゃ・・・!?と期待するアリババ。(笑)

これから先、アリババにはたくさんの味方が増えていくと考えていると言うモルジアナ。
その中で自分はとても小さな存在になってしまうかもしれない・・・

そんなモルジアナの言葉は
今から告白されるんじゃないかと期待しまくっている”脳内お花畑”なアリババの耳に入ってこず、
一番最後にモルジアナが言った

「出来るならばそのときにも・・・”私をそばにおいてはくださいませんか?”」

と言う言葉だけがアリババの耳に届き、こう捉えてしまいます。

”ま・・・まさかの・・・プロポーーーーーーーーーズ・・・?”

”女の子が一世一代の覚悟で申し出てくれるんだ!こんな女の子はもういない。精一杯の気持ちで応えてやらにゃあ・・・”

”親父のよーにはならないぞーっっ”
・・・アリババくんのお父さん、バルバッド国王は
正妻以外にお付の者だった母親に手を出してアリババくん身ごもらせたもんね。(苦笑)

その心意気は”男らしい”しイイことだとは思うんだけどさ。

いやいやいや・・・・。モルさん的にこれプロポーズじゃないっしょ!(笑)
ホントおめでてぇヤツだな、アリババくんったら・・・
まぁアリババくんだからしゃぁないか!(笑)

そしてモルジアナからプロポーズされたと勘違いしたままモルジアナに応えるアリババくん。
「俺といるより他にふさわしい生き方があるんじゃないのか?」

「それは・・・ダメ・・ってことですか・・?」と落ち込むモルジアナ。

「いや、違う。それでも、こんな俺でいいならば・・・ずっと、そばにいて欲しい。これから先何があっても、お前と一緒だよ、モルジアナ!!」

それを聞き、嬉し涙を流すモルジアナ。

初めてモルジアナの泣く姿を見て動揺するアリババくん。(笑)

しかも・・・

「ありがとう・・・ございます・・・私・・・とてもうれしいです・・・」

そうポロポロと涙を流しながら言うモルジアナを見て

”かわいい!!こいつあかわいいぞ!!!”と
自分をおさえ切れなくなったアリババくんはモルジアナをガシッと抱きしめます。(笑)

”俺・・・世界一かわいい彼女・・・出来たぞーーーーーーーーっ!”

そんな様子を盗み見ていたオルバたちのほうを
ガッツポーズをして泣きながらニヤアッ!っとした顔で見るアリババくん。(笑)

いやぁ・・・たぶんね、モルさん的には”眷族”としての決意を言ったと思うのよね。(笑)

でもなんてぇの?
流れ的にアリババの言葉は”眷属として、仲間として、ずっと一緒だ”
と言ってもらえてると思って涙が出るほど嬉しかったんだろうね。

でもでも!それをプロポーズの返事だと思って応えてしまったアリババくん。

まぁきっかけはどうでアレこのままくっついてくれるといいけど・・・
どうだかなァ?(笑)

シンドバッドとユナン(第204夜)

モルジアナと恋人同士になったと思ったアリババは
ことあるごとにモルジアナに近寄りベタベタとくっつきます。(笑)

今まで散々オルバとトトのイチャイチャッぷり見せ付けられてたもんねぇ。
自分もイチャイチャしたいんだよね、アリババくん。(笑)

しかしモルジアナに距離感が近くて何かおかしいと言われるアリババ。(笑)

「近くて当然だろっ!俺たち恋人同士なんだから・・・って言うか夫婦?さっきおまえから け・・・けっこんしようって言ってきたじゃねーか!」

と言うアリババくんにバサーーーーーーッ!っと

「私はそのようなことを言った覚えはありませんが・・・何かの間違いでは?」

というモルさん。(笑)

やはりモルジアナは”眷族”として
この先もアリババに仕えたいと言うことを言っていたようだ。(笑)

自分の勘違いに気づき、めったくそ恥ずかしくなったアリババくん。

自分の頭を抱えたかと思うと髪をブチブチッ!っと引き抜き
うぉああああああっ!と奇声を上げバタバタしはじめ

「ヤダヤダヤダ もうイヤだああああ・・・なんっっで 俺ばっかこうなんだよ 何で俺ばっかこんな目ぅああああ!!!イヤダイヤダイヤダ もうヤなことばっかりだああああ!」

あぁ・・・ご乱心再び。(笑)

何でこうなったかわからないモルジアナはトトたちに事情を話すと
アリババが生まれてはじめて恋人が出来たと舞い上がったところに
勘違いだと気づいてこうなったことをトト教えてもらうモルジアナ。

船の倉庫で丸くなりプルプル震えながら隠れているアリババくん。

モルジアナが声をかけると警戒する子犬のように
「ウ~~~ッ、ウ~~~~ッ」とうなっておびえるアリババ。

トトいわく、これ以上傷つくことにおびえている状態で
このままでは思いつめて命を絶ちかねないという。

そんなアリババを見てモルジアナたちは口々に
”いかにアリババのことを嫌っていないか”を言います。

それでも傷ついた子犬のように警戒し威嚇し続けるアリババ。

うわぁ・・・・めんどくせぇ男だな、オイ。(苦笑)

トトもめんどくさくなったのだろう。

「彼女が欲しいなら”付き合って”って言えばいい!!モルジアナもきっとOKする!なっ?モルジアナ。」

と言うトトの言葉に

「はい。私はアリババさんに従います」というモルジアナ。

・・・イヤ、それはそれで違うと思うぞ?(笑)

「そんなんじゃないっっ!!俺はっっただ一人の女性に愛されたかったんだ!!俺だけにドキドキして、俺だけを見てくれるそんな関係になってみたかったんだっっ!!!なのになんでダメなんだよぉぉ!?俺のどこがダメなんだよぉぉ?!俺だってモテたい!!彼女が欲しいんダァーーッ!!」

あ。やっぱり?(苦笑)
そうだよね、主の命令だからOKしてもらうとかじゃないよね。

オルバたちの前で恥ずかしげもなく泣き叫ぶアリババくん。

そんなアリババの話を聞きモルジアナは
ふと自分を妃に迎えたいといってくれた白龍のことを思い出します。

そしてアリババに近づき

誤解を招いて申し訳なかったと謝り、
更に自分は奴隷だったから将来誰とつがいにさせられるかは
自分の意志でどうにかなるなど考えたこともなかったことを言います。

だからアリババとなんてそんな恐れ多いこと想像したことも無かったと言うモルジアナ。

なるほどね、確かに奴隷として生きていた時間が長い分、
たとえアリババに対し特別な思いを持っていたとしても
無意識下で押さえ込んじゃったりしてたんだろうなぁ。

しかし・・・

「もし教えてくださるならば、少しずつ、そのようなことも覚えてまいりますので・・・もう少し時間をください。できるようになるまで私を待っていてはくださいませんか・・・?私は・・・あなたのことがとても好きなんです。」

そんなモルジアナの言葉を耳ダンボにして聞いたアリババくんは
ちっちゃ~~~な声で・・・

「ウン・・・待っててもいいよ・・・」と応えます。(笑)

そしてそんなアリババを慰めるモルジアナ。・・・モルさん、男前すぎだよ。(笑)

オルバたちは部下の自分たちにここまでありのままの姿をさらけ出すアリババの姿をみて
今まで以上にアリババに対し信頼し尊敬するのでした。

良かったね、アリババくん。(笑)
すぐには無理そうだけど、モルさんの中で何かが解き放れた時、
きっとアリババくんにとってイイことが待ってるよ♪(喜)

・・・まぁ健康な青年男子としては色々たまるもんもあるだろうけど、
ここまで来たらそこは我慢だ!ウン。(笑)

一方、その頃アラジンはシンドリアでたくさんの書物を読んでいました。

”ルフ”についての魔導書を読み漁るアラジンにどこからか声が聞こえてきます。

その声のする先を見るとそこにいたのは・・・”ユナン”! 

モルジアナから”ユナン”はイイお兄さんだと聞いていたアラジン。

しかしユナンは言います。
「僕、そんなにいいお兄さんじゃないよ?」
「”ウーゴくん”のこと・・・僕もよーく知ってるよ。」

”聖宮の番人”であるウーゴくんごひいきの「マギ」はアラジンだけではないと言うユナン。

その様子を鳥を使って盗聴しようとしていたシンドバッドの存在にユナンが気づきます。

様々な声が聞こえていると言うユナンの耳には
遠くに居るシンドバッドの声も聞こえるようだ。

”マギ”同士の話を楽しそうだから自分も混ぜろと言うシンドバッドの声に
「やだ」と応えるユナン。

「だって僕、シンドバッドのことあんまり信用してないし・・・」と言うユナンに

「それはこっちの台詞だ、この悪党が!」と言うシンさん。

うーん、この二人の関係って一体なんなんだろ??

王の器とは?(第205夜)

シンドバッドの盗み聞きを防ぐために
アラジンと二人きりで話すための小屋を”錬金魔法”で作り出したユナン。

この世界はいろんなもので満ちていて、
それは目に見えない小さな粒同士が手を取り合ってできていると言うユナン。

それを再構築する力がユナンにはあると言うのだ。

そしてウーゴくんの話を聞くアラジン。

自分が死ぬたびに何度も会ったことがあるというユナン。

普通、命が絶えると”大いなる流れ”へ還るのだが『マギ』のルフだけは「聖宮」に還る。
そして来るべき時代に再び”マギ”として生まれ落とされると言う。

そうやって生前の意識を残したまま自分は何度も生まれ落とされたと言うのだ。

なるほど・・・だからティトスもシェヘラザードに譲られたとはいえ
シェヘラザードの意識を残したまま”マギ”として生まれ変わったのか!

今回で9回目の生まれ変わりとなるユナン。

なぜ9回も”マギ”として生まれたのかはわからないと言います。

しかし『アル・サーメン』対抗手段としてだと解釈していると言うユナン。

そしてユナンは今度はアラジンに”シンドバッドをどう思うか”聞きます。

魔力を誰よりも秘めていてそれに関係なく凄く他人をひきつける力もあるシンドバッド。
そんなシンドバッドのルフはまぶしくて強くて・・・

「とても”王様だ”って感じがする」と答えるアラジン。

そんなアラジンに追加で質問するユナン。
「でも、どうして君はシンドバッドの”マギ”にならないの?」

シンドバッドのことは好きだけど
でもそれがなんだか危ないことのような気がするというアラジン。
シンドリアはいい国だし、シンドリアの皆のこともとても好きなのに・・・

「なんでかな。おかしいね。」

と言うアラジンにユナンは更に聞きます。

「君は”王の器”をなんだと思ってるの?」

そして自分はシンドバッドをどう思っているか言うユナン。

『シンドバッドが怖い。彼があまりにも”王の器”に近しいから・・・』

”マギ”として無自覚のときにアリババを王に選んだアラジン。
ユナンはそれを怖いことだと思わないか?と言います。

ジュダルやシェヘラザード、歴代のほかの”マギ”達も
『マギ』の本能に従って”金属器使い”を選んだ。

「世界の行方を左右するほどに強大な力を”マギ”によって与えられるように『世界の仕組み』に決定付けられている”王の器”って一体なんだろうね?」

それに今では本来一時代に一人か二人であるべきの”王”が今はたくさんいる。
「一体誰が生き残ることがこの世界の正しい”運命”なんだろうね?」

確かに”王の器”多すぎだよなぁ。
練兄弟、アリババくん、シンドバッド・・・
それ以外にもムーとかレーム帝国にいる金属器使い。

迷宮攻略者はすべて”王の器”としての資格があるわけだからなぁ。

・・・まぁ原因は迷宮ボンボコ最初に建てまくったユナン本人だけどなっ!!(苦笑)

旧友との夜(第206夜)

一方、バルバッドに入国したアリババたち。

面影は残るものの明らかに”煌帝国”の色に染まっている今のバルバッドをみて
アリババは険しい顔つきになります。

「煌帝国のものになった国は、煌帝国そのものになる」と言う話を聞いていたアリババ。
以前シャンバラと共に煌帝国に行った事があるから、
どこまで煌帝国と似ているかがわかっているのだろう。

そして同じ服を着ている国民に違和感を覚えるトトたち。
その中には緑色の服と茶色い服がある。

うーん・・・なんか階級制ありそうだよね。服の色によって・・・。

そしてアリババたちは拠点地中心部に到着すると紅炎の到着は明日だと知らされる。

それならば・・・と変装してスラム街があった場所を一人訪れるアリババ。

そこで、もと霧の団の幹部だったハッサンとザイナブ夫婦に出会います。
子供も生まれ食べ物にも不自由しておらず、
与えられた仕事をしながら幸せそうに暮らしているハッサンたち。

アリババたちが去った後、煌帝国はバルバッドの街をキレイに整備し
貴族もスラムも関係なくすべてからすべてを奪い去り
バルバッド国民は煌帝国式で平等にさせられたと言うザイナブ。

ものすごい速さで作り変えられて、
それがいいのか悪いのかほとんど何にも考える暇すらなかったと言う。

しかしちゃんと仕事をして上納金を払えば自由にしていいものが増え
スラム出身の自分たちでも出世することが可能だと言う。

いつか小さくてもいいから自分の店を持つこと夢だと言うザイナブ。

スラム街出身の人でも”夢が持てる”という今のこの国は良くなっているのかもしれない。

でもハッサンはそうは思っていない様子。

”国民服”と言う緑色の服はバルバッド国民の証だと言う。
他にも様々なルールがあり、白は高貴な色だから着るなといわれているが
以前のバルバッド国では”白”は水路を行き交う水夫のまとう麻の色であり
スラムでで干され、布を染めるお金の無いやつらが着る服の色であり
「霧の団」が着ていた砂まみれの白い服だというハッサン。

確かに食事もありつける、与えられた仕事も出来る、がんばれば出世も出来る・・・。

でも昔のような自由は奪われてしまった。

「どいつもこいつもバカになりそうだぜ。」

煌帝国の言いなりになり
自分たちが考えることを奪われた国になってしまっている今のバルバッド。

「たぶん何十年後かには、バルバッドは・・・バルバッドって言う国があったことを忘れる。」

そんな危機感を覚えると言うハッサンは久しぶりに会った旧友アリババに愚痴ります。

確かに食べれて雨風しのげる家があって仕事も出来て・・・と言う生活は良いと思う。
でも基本的に与えられた仕事しか出来ない。

煌帝国のルールを強制的に守らされ、
自由に出来ない自分は一体”何者なんだ!?”思うの当然のことだろうなぁ。

せっかくアリババくんが国民が話し合い、国民の力で国を作り、
王族のいない共和国にしよう!といって新しい国にした意味が全く無いじゃん!(怒)

カシムの墓(第207夜)

アリババに一通り愚痴ったハッサンは何も埋まってはいないが
「カシムの墓」として建てた墓場に案内します。

カシムの遺体は煌帝国のやつらが持っていってしまったという。
・・・なんだかなぁ・・・悪い予感しかしないわぁ・・・。

そしてそこで”茶色い服”を着た国民のことを話すハッサン。
その詳細は明日街で見ればわかると言い、教えてはくれなかったが
”茶色い服”を着た人にはなにやら秘密がある様子。

とにかく皆どんな状態であれ、生きているというハッサン。

「でもよ・・・俺は、煌帝国の人間にはなれねぇ」

アリババがいて、カシムが仕切っていた昔が懐かしいと言うハッサン。
年中なにかに怒ってばかりだったが、あの頃の自分たちには”気概”があったと言う。

煌帝国の奴らの機嫌を損ねないためにはどうすればいいか、
そんなことしか考えられなくなった今の自分に嫌気がさしているようだ。

『俺はいやなんだ、昔に戻りたい!俺には腕がある、足がある、これは、バルバッドを守るためのものなんだ!!わけわかんねー煌帝国のクソ共の言いなりになるためのもんじゃねぇ!!』

しかし、だからと言って反乱をまた起こしたりはしないと言う。
ザイナブのお腹の中に二人目がいる。

だからもうすべて諦めて今を受け入れようとするハッサン。

そんな話をハッサンから聞いた翌日、
街で”茶色の服”を着た子供が荷車に轢かれた現場に出くわすアリババたち。

大量出血をしているが誰も助けようとはしない。

早く医者に見せないと・・・と言うアリババたちだが

「そのようなご心配は無用ですぞ」と言われてしまう。

『その子供は単なる奴隷ですから。』

なにっ!?バルバッドに奴隷はいなかったはず!
なのに”奴隷”だとぉおお!?

しかし煌帝国には奴隷制度があるから今のバルバッドにもいると言われる。

奴隷は国の所有物、むやみに手出しは出来ない。
もし手出ししようものなら反逆罪になる。

だからみんな子供を助けなかったのか・・・。

しかも!バルバッドの子供たちには
『バルバッドに仕入れられた奴隷ははるか北方の異民族。奴隷として扱っても良心をいためる必要は無い』と教育してると言うのだ。

バルバッドの皆の『心の中』を変えようとしている煌帝国に怒りを覚えるアリババ。

そりゃそうだ!
・・・アリババくんがせっかく王政制度を廃止して
差別の無い国目指そうとしてたってぇのに
自国の者じゃないからって差別して奴隷にしてるとか!!!(怒)

なんか約束ちがくねぇか!?煌帝国めっ!(怒)

練紅明という男(第208夜)

紅炎が帰還し、紅炎の前に通されるアリババたち。

以前バルバッド王宮に仕えていたバルカークたちも紅炎の前では頭を下げている。

紅炎の前で跪かず立ち尽くすアリババたちに”無礼だ”と罵声を浴びせる煌帝国の人間。

アリババの尊き身分は過去のものだと言われたかと思うと
サルージャ王家はもはや”この世に存在せぬ”、
アリババはシンドリアのいち大使に過ぎないからバルバッドとは無関係。
額ずく必要は無いとも言われる。

・・・うわぁ・・・どっちも嫌味だ・・・すげーいやだ・・・。

そんな言われっぱなしで屈辱を受けているアリババ君。

這いつくばればバルバッドと関係のある身だと示し
這いつくばらなければバルバッドとは赤の他人だと示すことになる。

さぁ・・・どうする!?アリババくん!!

アリババは跪こうとする途中の体勢をとりながら紅炎に言います。

「閣下。私が閣下に額ずこうと一向に構わないのですが・・・地に額を付けると言う行為は、古くからバルバッドでは妊婦への安産祈願を意味する慣習なのですが・・・それでもいいんでしょうか?」

でたーーーー!アリババくん得意のハッタリ!(笑)

もちろんそんな慣習はバルバッドには無い。

しかしこう言ったことで紅炎に跪けば侮辱行為に当たる。
それでも良いか?なんて・・・まぁよくもそんなハッタリ口から出たもんだ。(笑)

しれっとして堂々としているアリババの姿に思わず笑ってしまう紅炎。

まぁ紅炎にもわかったんだろうね、
マグノシュタットのときのようにまたアリババがハッタリかましてるのが。(笑)

アリババと二人っきりで話をしようとする紅炎。

自分は先帝が死に本来あるべきその後継者が二人死に、父が死に
たまたま自分に鉢が回ってきて今の身分になっただけだと言う紅炎は

『そもそも血筋に尊卑の差など、ない。』と言います。

えーーーー、奴隷制度設けちゃってるあなたたちが言いますかぁあああっ!?

当然”今のバルバッドのどこが自治国家ですか!?”とキレるアリババ。

そんなアリババに紅炎は言います。

「おまえは・・・誰もが何もかもを理解し、分かち合うこと以上に切実な何かが、この世界には存在すると考えはしないのか?」

ん?一体なんの話よ?

紅明を呼びつけ自分は部屋を出て紅明に説明をさせる紅炎。

第二皇子の紅明。

その紅明から”バルバッドの自治権を奪い取ったのは自分だ”という爆弾発言が飛び出ます。

バルバッドは共和国だが、その上に煌帝国の”総督府”があり、
これがすべてを決定するのだと言う。

国の統治機構のあり方、人、物、金のすべてを煌帝国の意の元に管理すると言う。

・・・って全然それって共和国として成り立ってないじゃんっ!(呆)

バルバッドの子供にはサルージャ王家などそもそも無かったと教育しているとも言う。

”世界を一つにするため”嘘も付き続ければ真実となるという紅明。

アリババを招いたのは、自分たちと同じ道を歩んでいけると思ったからだという。

唯一最も尊いのは”煌帝国”だと支配する国の人々に信じ込ませ
栄えるのは”煌帝国”のみにしようとしてるというのか!!

それが世界を一つにするためだと!?
その為にバルバッド国民の心を変え従わせてるとか!!(怒)

ないわー、絶対これ”世界を一つ”にするって意味間違ってと思うわー。
アリババくん、怒っちゃっていいと思うよー!!!

ジュダルと白龍の会ったかもしれない話(おまけ)

自国の王の器と親睦を深めるべき白龍を酒の席に誘ったジュダルちゃん。
そこまではよかった・・・。

しかし・・・酔っ払ってジュダルの隣でクダを巻く白龍にげんなりするジュダル。(笑)
「うわぁあああ!きいてるんですかぁああ!」
「俺だってがんばってるんだよぉおお!」

・・・って、あー、やっぱ白龍って絡み酒の人だったかぁ!(笑)

白龍はジュダルに感謝しているという。
そして『煌帝国一の”金属器使い”になってやりますよ!!』
と意気込む白龍にジュダルは喜びますが吐きそうになる白龍の口を押さえ

「飲み込め。そして明言しろ。俺と『迷宮攻略』に行くと言え~~~!!」

そしてケンカになる二人は翌日きれいさっぱり記憶をなくしてる・・・というお話。(笑)

他にも紅明、紅覇との酒の席を設けたジュダルの話もあったのだが
白龍の絡みざけっぷりが一番面白かったので載せました♪

今回は久々にいぢられまくりのアリババくんにめっちゃ笑わせてもらいました。(笑)
いやぁ、相変わらずですなぁ。アリババ君の暴走振り!!(笑)

でもね、たいていの読者は思ってると思うよ!!
そんないぢられキャラのアリババくんが好きだって!!(笑)

いつになったらドーテー君卒業できるのかわからないけど
モルさんとうまくいくといいね♪

そしてそんなほっこりした話題から、”煌帝国”ですよっ!!!

なんなのよーッ!せっかくのバルバッドが!!
いくらなんでも約束が違いするし『世界を一つにするため』とかいって
人の心まで変えちゃうとか!!

いや、言いたいことはわかるんだよ。
争いが無い世の中にするために
”一つの国”のみにして統制を計ればいいんじゃないかって言う考えは!!

それはわかるんだけどさ、でもそううまくはいかないと思うのよ。

だっていろんな欲のある人間だよ?
同じ国の中でも争いが起こると思うんだよねぇ。

そこら辺はどう考えてるんだろうね!?

あー、なんかイイこと言ってるんだけどやり方が納得いかないわー!!(怒)

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