少年まんがの人気漫画「この音とまれ!」3巻を無料で試し読み!?
2017/10/31
『少年まんが『この音とまれ!』あらすじ 3巻 ネタバレ
無料試し読みも紹介であらすじを全巻ネタバレ!
人気少年まんが『この音とまれ!』の結末まで3巻をネタバレ!

「この音とまれ!」3巻あらすじとネタバレ
「この音とまれ!」3巻あらすじ
遂に筝曲部の存続が懸かった演奏の日を迎えた愛達。全く興味の無い様子の生徒達も演奏が始まると、その迫力に飲み込まれてゆく。亡き祖父の事を思いながら演奏する愛、そして部の存続を願う皆の調べは、全校生徒の心を掴めるのか──!?
「この音とまれ!」3巻 ネタバレ
《8話:響き届け 僕らの音》
◼︎仁科の婆ちゃんを体育館に呼ぶように校長に頼みに行った久遠。
◼︎ついに箏曲部の存続をかけた演奏の日を迎える
・全校生徒と全教員、久遠に招かれた『仁科楽器』の仁科静音の前で演奏をする。
◼︎野次が飛ぶ中、倉田が全生徒に向けてスピーチを行う。
・「おかしければ、笑ってくれて構いません。つまらなければ文句を言ってくれて構いません。それでも、大事な仲間と居場所を失いたくないので、僕たちは最後まで真剣に弾ききります」と倉田がスピーチを終え、いよいよ演奏が始まる。
◼︎演奏の最中、久遠は祖父とのことを思い出していた。
〈中学時代の久遠〉
◼︎喧嘩に明け暮れ、誰も信用していなかった久遠
◼︎唯一、高岡や祖父の久遠源が気にかけて奮闘していた。
・「お前自分のことあきらめるなよ。周りがまだお前のことあきらめてねぇのに、お前が一番最初に自分見捨ててんじゃねぇ。そんなんじゃ、いつか本当に孤独になっちまうぞ」と源に声をかけられても分からないと久遠は一蹴してしまう。
◼︎「お前のような奴は私の子じゃない」「二度と私の前に姿を見せるな!」「あいつ親に捨てられたんだってよー」「そんで名前が“愛”とかって超うける」親に見捨てられ、周りに蔑まれ、心も体もボロボロの久遠に高岡は常に寄り添っていたのだった。
◼︎喧嘩に巻き込まれていた足立、堺、水原を高岡といつも一緒にいることを理由に助ける。
・足立、堺、水原とはこの日を境につるむようになった。
◼︎友達を助けるために久遠が怪我をしたことを知った源はごほうびにくまさんおにぎりを振る舞う。
・その不細工なおにぎりに思わず笑顔になった久遠に源は涙を流して喜ぶのだった。
・「そうやって笑顔を向けられる相手、多くなくていいからもっと作れ。そんでもってその手はよ、誰かを殴ったり傷つけたりするためじゃなく、大事な何かを守ったり幸せをつかむために使え」と源は久遠に言葉をかける。
〈時瀬高校箏曲部の演奏〉
◼︎力強い箏曲部の音色に聴いていた全員が衝撃を受ける。
◼︎そこから鳳月のソロ演奏に入るとその場で聴いていた皆が息をのむ。その音色を仁科は「仲間のいない孤独な龍の鳴き声」と表現する。
◼︎曲の中盤、水原が入りそびれたことで堺、足立とどんどん音がズレていく。しかし、鳳月のフォローで何とかズレが戻り、久遠のソロに入る。
◼︎久遠は大事な人に大切な言葉をなげかけるように弾き始めた。
・「おい、じじい。聴こえてっかよ、なぁ」その音色は聴く者の心を温かくしていった。
◼︎「届け、届け、届きやがれ」という箏曲部全員の思いを乗せて重く激しい音でラストまで畳み掛けたのだった。
◼︎久遠の筝の優しい音色に驚く教頭。
◼︎演奏を終えると箏曲部は拍手と歓声に包まれたのだった。
《9話:音の行方》
◼︎演奏を終えると鳳月、久遠と順々に箏曲部のメンバーが教頭にお礼のスピーチをして教頭の面子を立てるのだった。
・不良を構成させた教頭として生徒に尊敬の眼差しを向けられる教頭は「今後も気を抜かず頑張りなさい」と箏曲部のメンバーに声をかける。
◼︎部の存続が決まり、ジュースで祝杯をあげるメンバー達。
・「ぜ…全国…目指してみませんか」と倉田が言うと「(足立・堺・水原)うおー、いいねいいね!!全国!!なんか、かっけぇ!!!この勢いでいっちゃおーぜ!!」「(久遠)やるからにはてっぺんとるしかねーだろ」「(鳳月)最初からそのつもりですが」と盛り上がる。
◼︎その日の放課後、久遠は一人、仁科に呼び出された。
・「あんたのじいさんが最後につくった箏だよ」と仁科は久遠に箏を渡した。それは柾目の箏だった。
・高価な箏を貰うことを迷う久遠に「誰よりも優しい音をしていたよ」と仁科は優しく声をかける。
◼︎仁科から渡された箏の龍舌(※補足あり)には『愛』の文字が施されていた。
・「これはあんたの箏だよ」仁科のその言葉に素直にお礼を言う久遠だった。
〈箏の補足〉
◼︎木の年輪に対しほぼ垂直に切りだした柾目の箏は、木目が真っ直ぐなのが特徴。高樹齢の幹の太い木からしかつくることが出来ないため高価。
◼︎箏は龍に見立てられた楽器(作中でも出てくる)。
演奏者が座るのが『龍頭(りゅうとう)』部分で、その反対側は『龍尾(りゅうお)』。龍頭の側面が『龍舌(りゅうぜつ)』。
◼︎教頭との一件で、箏曲部に対する周囲の反応が変わる。
・今まで全く話しかけてこなかったクラスメイトが久遠や鳳月に次々と話しかけてくるが、鳳月はなかなか馴染めずに、その輪の中から距離を置くのだった。
◼︎放課後、箏曲部の部室には『目指せ全国』という張り紙が新しく貼られていた。
・「このメンバーで全国目指そう!」倉田が箏曲部メンバーに言うと「全国って、お前ら本気で言ってんの?勘弁しろよ、まじ…」と箏曲部の顧問、滝浪が水を指す。
◼︎滝浪が顧問だとこの時に初めて知る倉田以外のメンバー達。
・「お前らがあんな目立つことすっから、教頭すっかりヤル気出しちゃってんじゃねぇか。めんどくせぇ」と滝浪の挑発的な態度にキレる久遠。
・鳳月に対しても「何でお前みたいのがこんなとこいんだ?一人レベル違うだろ。わざわざこんな弱小部いたら、下手んなるぞ」と言い放つ。
・見かねた倉田が「いい加減にして下さい」と強く言うと滝浪は「これからは俺もちょくちょく顔出すわ。今日はそれ言いに来ただけ」と部室から立ち去るのだった。
《10話:見えない境界線》
◼︎教頭との一件後、箏曲部の演奏に感動したという来栖が入部する。
・顧問の滝浪に入部届を出しに行った倉田だが、滝浪に「頑張れよ」と意味深な声をかけられる。
◼︎足立、堺、水原は熱烈に歓迎し、初日にも関わらずすっかり馴染んでいたのだった。
◼︎全国に向けて、まずは『高校生関東邦楽祭』で演奏経験を積むことにした時瀬高校箏曲部。
・高校生関東邦楽祭は、関東の1都6県が参加する大会。団体の部と個人の部があり、各県(都)から優秀校を1校選出し、その中からさらに最優秀校を決める。
◼︎足立、堺、水原がメラメラと闘志を燃やす。
・一方で、鳳月は音に奥行を出すために古典曲の演奏を提案する。
◼︎筝が人数分ないため、久遠は祖父がつくった筝を持って来ることに。
・最後に祖父が久遠に筝を遺していたことに来栖以外の箏曲部メンバーは喜ぶのだった。
◼︎鳳月ももう一面、筝を持って来ることになり、倉田が運ぶ役目を買って出たが鳳月は激しく拒否する。
・その様子に来栖は不敵な笑みを浮かべるのだった。
◼︎その日の放課後、来栖は足立、堺、水原と下校した。
・その中、足立達が先程の部室でのやり取りを話していると「同じ部にはいるけど、実際、鳳月さんて住んでる世界違うしねぇ」と来栖が言い出す。
・「さっき二人になったとき言ってたもん。低いレベルに合わせるのは大変だーって」来栖の言葉に3人はうつむいてしまう。
◼︎次の日、久遠が部室に筝を持って来ると足立達3人は目を輝かせる。
・鳳月は「信っじらんない。何こんな高価な筝、学校に持ってきてんのよ!!?」「でも高価っつったって筝は筝だろ!使わねぇともったいねぇじゃん!」「盗まれたり、壊されたりでもしたらどうすんのよ!?」と久遠と喧嘩になってしまう。
・仲裁に入った来栖だが「お筝盗むとか壊すとか、そんなことする人いるかなあ?」その言葉に鳳月は罪悪感を感じる。
◼︎古典曲の練習に入り、足立への教え方に鳳月が悩んでいた。
・すると足立は「こんなレベルに合わせんの大変だよね」「俺らみてーのと筝ひくよーな人じゃねーのに」と言い出した。
・足立の言葉に鳳月は以前、友人に「さとわちゃんはあたし達とは違うから」「一人で弾いてれば」と言われた過去を思い出して表現を暗くする。
◼︎来栖に呼ばれ、鳳月は次に来栖に教える。
・すると、来栖は鳳月を質問攻めする。「何でわざわざ部活なんてやってるの?」「超“今更”じゃない?筝のレベルも、住んでる世界もみんなと全然違うのに」「なんでここにいるの?」鳳月はますます表情を暗くしていくのだった。
◼︎鳳月が学校を休んだため、久遠は担任から鳳月にプリントを届けるように頼まれる。
・鳳月が休んだことを知ると足立、堺、水原は「俺らのせいだ…!!!」「俺らがあまりにも下手だから心労で…」「ヒロ先輩言ってたし…」と騒ぐ。
◼︎そこへ来栖が部室にやってきて「多分そのせいだよ」と告げる。
・来栖は鳳月が久遠に対しても「お筝に対する価値観が違う人と一緒にやるのはやっぱしんどいって」と口にしていたと言い出した。
◼︎その言葉を聞いた久遠は来栖に冷たい視線を投げる。
・「俺、本人が言ったことしか信じねぇから」
・その場にいた全員が久遠の言葉にハッとする。
・足立が「俺っ、鳳月さんのこと傷つけたかもっ」と反省する一方で、「ばっかみたい…」小声で言った来栖は苛立つのだった。
◼︎担任からのメモで鳳月の家を目指す久遠。
・そこには想像していた豪邸ではなく、目を疑うようなボロアパートがあるのだった。
◼︎祖母から『鳳月会』の内部事情を聞いた来栖
・「『信じる』とか『仲間』とかくだらないんだって。ちゃーんと教えてあげる」またしても不敵な笑みを浮かべるのだった。
《11話:知られざる音の葉》
◼︎鳳月に対してお嬢様のイメージを持っていた久遠だったが、訪ねた家はイメージとはかけ離れたボロアパートだった。
◼︎インターホンを押すと出てきたのは猫のパジャマを着た具合の悪そうな鳳月
・鳳月は久遠を見るなりわめき散らすが、すぐにその場で倒れてしまう。
◼︎鳳月を部屋に運び布団に寝かせた久遠
・鳳月の部屋に置かれていた箏の演奏が入ったDVDを見つけた久遠は、鳳月に確認をとり見るのだった。(寝込んでいた為、返事はありません。)
〈鳳月の過去〉
・幼い頃に父親を亡くしていた鳳月。
◼︎『鳳月会』の家元だった父を亡くし、母親が家元も引き継ぐと実力不足から離脱が相次ぎ鳳月会は傾き始める。
・弟子が次々に辞めている現状に「鳳月会ももう落ち目だな」と陰口を言われている母親。
◼︎それを見ていた鳳月は幼いながらに母親の支えになろうと頑張っていた。
・「もうあんなこと言わせない。私がもっと上手くなって、すごい跡継ぎになれば、きっとお母さんの助けになる。支えになれる」色々なコンクールで優勝していく鳳月。その裏で母親にはますます家元の重圧がかかっていくのだった。
◼︎幸せになることを夢見て、友達を失い周りに何を言われても厳しい練習に耐えていた鳳月。
・中学生になり、進学のことで母親と意見がぶつかってしまった鳳月は幼い頃の優しい母親に戻って欲しいとコンクールの舞台で自作曲を演奏する。
◼︎再び母親の笑顔を見たい一心で弾いた筝の音色に観客は拍手喝采だった。
・しかし、「あなたの筝はまるで凶器だわ」母親は鳳月に背を向け立ち去ってしまう。
◼︎「届かなかった…っ」母親に想いが伝わらず鳳月は絶望するのだった。
◼︎鳳月の演奏が入ったDVDを見て涙と震えが止まらない久遠。
◼︎鳳月が目を覚ますと久遠が台所に寝ていた。
・久遠は鳳月の熱が下がったことを確認すると「お大事に」と何も聞かずに学校に行ってしまう。
◼︎部屋に残された鳳月は久遠が作ったおかゆに涙するのだった。
◼︎学校では来栖が倉田に「箏曲部のみんなのこと“大事な仲間”って言ってたけど、その中の誰かがみんなのことだましてたとしても同じように言えるの?」と意味深な発言をするのだった。
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