少年まんがの人気漫画「この音とまれ!」10巻を無料で試し読み!?
2017/10/31
『少年まんが『この音とまれ!』あらすじ 10巻 ネタバレ
無料試し読みも紹介であらすじを全巻ネタバレ!
人気少年まんが『この音とまれ!』の結末まで10巻をネタバレ!

「この音とまれ!」10巻あらすじとネタバレ
「この音とまれ!」10巻あらすじ
技術の底上げのため、箏曲部の指導を任された堂島晶。無償での指導という事もあり、何か裏があるのではと勘繰る部員達…。だが彼女の実力は本物で、さとわが破門される原因になった大会で一位を取る程のもの。しかし彼女は、その大会でさとわの演奏を聴いて以来、心に深い闇を抱えていて!?
「この音とまれ!」10巻 ネタバレ
#36 ただの一度も
晶のレベルの高さが衝撃だったのか、夢にまで見るチカ。
で、早朝に起きてまた寝そうになるも、我慢して起きて部室に向かいます。
あと、この回は晶の家庭の事情がだんだんと描かれ始める回で
お兄ちゃんが大分シスコンというのと、昔は仲が良かったのに
今は壁ができてる事などが冒頭で描かれますね。
晶も抱え込んでる闇が深いので天泣を指導することになって
空の青さにさえ苛立ちを覚えるなんて思っちゃったりしています。
で、早朝から練習してるチカのところに
さとわがやってきて、17弦の弾き方は箏と少し違うというので
手本を見せます。
それを見たチカは羨ましがって自分もこんなふうに
クリアで雑音がなく、一音一音に意味を感じるように弾きたい
なんて思っちゃったりします。
多分前回のチカの使えるもんは何でも使う、というのは
悔しさは有るだろうけれども晶の発言に対してというよりも
自分の実力の無さ自体に対してなんだろうな、というのが見て取れるシーンですね。
あとヒロ先輩がまた可愛いリアクションしてくれますw
一番ピリピリしてたのは自分だ、というヒロ先輩に
武蔵が鳳月さんの事を一番に考えてたからでしょ?
来栖さんがちゃんと鳳月さんのこと一番に考えてくれてたから
僕は堂島さんを受け入れても大丈夫だって思えたんだよ
なんて、言われて泣きそうになっちゃってますw
そりゃ自分が好きな人からこんな感じで
認められるような事を面と向かって言われたら嬉しさしかないw
武蔵はホント、ヒロ先輩に対してナチュラルジゴロだなw
で、数日で劇的に上達したチカを見て
基本だけをやらせるつもりだった晶も折れて
天泣の練習に入っていく事になります。
基本をおそろかにするのはお前らの悪い癖だ、と言ったそばから
おろそかにしてるつもりはない、と正面切って
高い説得力を持ったプレイでもって叩き切るチカがすごいです
で、実際に練習を見ていく晶なんですが
部員に対しての指導は見てると的確そのもので
ヒロ先輩が押し手がなってないのもただの一言二言で
すぐに出来るようにしてしまう手際の良さです。
これにはヒロ先輩も感動。
で、晶は指導して部員を見ていく中でチカとサネの
才能の違いを感じ取って自分とさとわ、兄との違いを重ね始めます。
そしてさとわを指導する段階でついに晶も自分の抱えている
闇を明かし始めます。
なぜ、さとわがすべてを投げ出してまでこの部を選んだのか
その価値が何なのかを知りたい、と。
#37 堂島晶
晶の過去の回ですね。
まだ兄と仲もよく、父母が居た頃の話。
幼少期の晶が可愛すぎるw そりゃ兄貴の慧士もシスコンにもなろうもんだ
というレベルですなw
で、兄の箏の天才っぷりに感化されて晶も箏を始めるんですが
やればやるほど、兄の天才ぷりを実感。(兄はコンクールで優勝しまくり)
努力を重ね、参加賞から始まったのが2位まで行った頃
事故で父母を亡くします。
そんな状況で、兄は箏を辞め、大学もやめて働く事に。
軽い感じで慧士は箏やめて椿会はお前に任せると晶に告げますが
この時多分慧士は葛藤はあったと思うんですよね。
でも、晶や祖母のためにも収入源がなければどうしようもないし
働くことで二人を守ろうとしたんですね。
しかしながら、慧士がミスってたのはまさにここなんだよなぁ。
堂島祖母が蛇みたいなキャラなんで自分の地位を上げることばっか考えてて
晶の気持ちとかそういうもんは一切考えてないから
晶も2年間、箏に向かわさせられてプレッシャーにさらされ
いろんな感情に飲まれそうになりながらも水の変態に取り組み続け
実力を上げていく期間を過ごします。
さとわが出て来るのを知り、不安を感じながらもより練習に没頭し
大会当日、渾身の演奏をしたにもかかわらず
それとは全く別のベクトルで凄まじい演奏をさとわがしたのを見て
自分のやってきた事はなんだったのか、ってなっちゃうんですね。
それを晶は圧倒的で絶対的な差、と表現します
どんなに努力しようが、あの場所には決してたどり着けないと。
ここはその後を読んでいけば絶対思う事なんですが
これって、さとわから見ても晶はそう見えるんですよね。
さとわが晶と同じように弾こうとしたってそうはならない。
技術的な水準で言えばむしろ、晶のほうが高いはずなんです。
しかしながら、音楽の残酷なところで、ぱっと聞いた段階での
インパクトっていうものや、自分が持ってないモノを見た時の
絶望感を感じてしまうかどうか、などはどうしようもなくあるわけで。
だから、最優秀をおそらくさとわが居ても取ったであろうに
兄、慧士と同じようなモノを持つさとわに負けたと思い込んじゃうと。
だからこそ、闇から抜け出せずに光もみえず苦しんでしまうんですね。
ほんと、悲しい女性ですなぁ、晶は。
#38 対峙
そんな、まるで真綿で首を締められているような毎日の中で
さとわが鳳月会に来て、部活をやっている、というのを知り
晶は最初本気でやっている人間をバカにするな、と思うんですが
それでもさとわから感じた光を頼りに少し歩み寄ってきていた
というのが実情なんだってのがわかる回ですね。
で、さとわがそうなった理由を知りたかったんでしょう。
それを直接、さとわに問いかけたその時、さとわが弾いた一音で
感覚として理解します。
しかし闇に飲まれてから久しい晶はそれを受け入れられずに
昏い淵に沈んでいきます。
そんな淵から引っ張り上げるのはさとわじゃなくて
サネなんですけどね。(これは次の回で見れます)
サネが何度も何度も挫けずに練習に励む様子を見て
自分と兄との違いを重ね合わせるようになっていきます。
部員全員で晶の弾いた水の変態。
それを聴いたことで何かを企んでいるのが恥ずかしくなった、とさとわ。
素晴らしい演奏だった、と謝るんですが
それは晶にはタブー中のタブーなわけで、晶もなぜあんな事をしたのか?と
直接問いかけます。
しかし、さとわがあの時思っていた気持ちを吐露したことで
歩み寄ろうとするんですが、葛藤からより昏い淵へと引きずり込まれていきます
なんとか保っていた自分も無くなりそうになり
あがくのは終わりにしよう、と時瀬の指導も辞退しようとします。
#39 青春力
で、晶はすぐに時瀬の指導を辞退することを滝浪先生に相談しに来ます。
面接の際に、見ていて使えないと判断したら即やめていただきます、と
滝浪先生は言ってたんですが、それに対して力不足と感じた瞬間
首にしてもらって良い、と晶は返してたんですね。
しかしながら滝浪先生も引き止めます。力不足ではない、と。
ただ、晶はもう自分に自信なんて1ミリも持ってないんで
辞めることを譲りません。
なので滝浪先生、後任がみつかるまでお願いします、と。
晶もそれは承諾。
で、改めて部室に生徒を見に行くと、生徒の演奏が
数日で一気に変わったことを感じ驚きます
で、武蔵に何があったのかと聴けば
「堂島先生の演奏を聞きました」と返されます
一音を大事にする事の意味を理解した、と。
部員一人一人から声をかけられ、ついさっき、私に何を教えろと?
と突き放したさとわからも頭を再度下げられようやく正面から
向き合う気持ちが復活してきます。
で、天泣のパートをグループに分けた練習を始めるんですが
サネの苦戦を見て、でもそのサネの出来るまでやっていいですか?
という問いかけと、実際出来るようになったところをみて
兄とまだ仲の良かった頃、純粋に箏が好きだった頃を思い出し
闇から抜け出していきます。
目からは大粒の涙。
澄み切った空からこぼれ落ちる雨ですね~
長い間、自分の中の昏い淵に沈んでた晶もこれで光が見えたわけです。
ホント、このシーンは読んでてこっちも泣きましたよ。
何かに挫折した経験があって、凹んだ事があると
感情移入をどうしてもしちゃうキャラが晶だと思います。
居るんですよね。天才だこいつは。。。って思うような人って。
どうやったって勝てない、どんだけ努力したってモノにならない。
そんな経験があるもんだから、私は晶が好きでたまらんわけです。
この音とまれ!の11巻へ
前回と次回のネタバレです↑↑
無料試し読みできる電子コミックサイト
おすすめの電子コミックサイト!
自分好みの少年漫画がきっと見つかるはずです↓↓↓↓↓↓↓↓
少年漫画を読むならソク読み
【その他おすすめまんが一覧】
ここからは少女マンガの全話一覧になります↓↓