少女まんがの恋愛漫画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」２１巻を無料で試し読み!?

2017/03/10 2018/06/17

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「カノジョは嘘を愛しすぎてる」２１巻あらすじとネタバレ

「カノジョは嘘を愛しすぎてる」２１巻あらすじ

「怪刀乱麻」のシバケンと2人で食事中の動画が、ツイッターで拡散されてしまった理子（りこ）。
二人きりで食事に行ったと聞き、秋（あき）は嫉妬から愚痴を言い続ける。
「せっかく久しぶりのデートなのに…」と言い出す秋に、驚く理子！

「だってここ事務所じゃん！」
「でも二人っきりじゃん！！」
「こっち来いよ」といつになく強引な秋に、理子はドキドキしながら、事務所の会議室でキスをする。

そんな２人の様子を見てしまった、秋の元カノ・茉莉は過呼吸に。
秋は茉莉を助けるため、理子の前で人工呼吸をして…!?
遂に、二人にとって特別な朝が来る…！！
“その後”を、雑誌掲載時より10ページ描き下ろし！！

「カノジョは嘘を愛しすぎてる」２１巻ネタバレ

茉莉が、アキと出会った時のことを回想するシーンから始まります。
出会ってからすぐ、茉莉に夢中になっていったアキ―――
だけど、そのアキは今リコと事務所でデートをしているのです。

と言ってもデートだと思っているのはアキだけで、
「事務所に説教に呼び出しただけじゃん！」とリコは怒り、ケンカが始まってしまい焦りました…！汗
リコの気持ちも、アキの言い分も、両方分かりますね。

「でも 2人きりじゃん！」というアキの言葉に言い返せないリコ。
アキは急にいばってキスを迫るけれど、そんなアキが『すごく　好き』と気持ちが高まり、
自分からキスをしたリコにドキドキしました！！ハート

そんなリコとアキの幸せそうな姿を見てしまった茉莉……。
見てしまったことを、2人に気付かれずにそのまま立ち去ろうと思えば出来たはずだけれど、
『強者になれないなら　弱者になったほうが　得だよね』という気持ちの表れなのか…、
扉を叩いて正面から2人に、笑顔のまま涙を見せた茉莉は、少し怖かったです。涙

そして、弱者になったほうが得だなんて自分を苦しめた結果、
茉莉はリコとアキの前で過呼吸になってしまったのかな…、と思いました。
二酸化炭素を送るためだと言って、茉莉と唇を合わせるアキ。

『アキ　あなたのことは　全部解ってる』
涙を流しアキの温もりを思い出す茉莉を見ていると、切ない気持ちになりますね……。
また一方で、目の前でアキと茉莉が唇を合わせているところを見なくてはいけなくなった
リコのことを考えると、とても胸が痛くなりました…。

そんな中で、リコの学校の文化祭準備が進んでいきます。
寺田さんのソーちゃんへの想いは無事に着地点を見つけられるだろうか…、ということも気になりますが、
文化祭という学校行事で出るライブなのに何で事務所に仕切るのかと、
イライラが収まらないリコのことが心配でした。

そんなリコの八つ当たりを諌めようとしたユウは、「お前今　すげーブスだぞ」と……。
涙がこらえられなくなっていたリコは、その一言で茉莉との差を感じてしまったのですね。悲しス。
やはり、アキが茉莉を助けるために起こした行動は、リコを悲しませていました…。

発言を謝るユウにだって、リコが無理をして笑っていることなんてお見通しですよね。
「～～～お前は…　かっ可愛いからな！」と、真っ赤になりながら
何とか本当に伝えたかった意図を伝えようとしますが、しかし伝わらず…。汗
それでも帰り道、ソーちゃんにチャンスを作ってもらったユウは、ついにリコに告白しました。

答えは解っているけれど、リコに言ったユウの真っ直ぐな告白は、とても温かく優しい言葉の数々―――
『ユウちゃんは　あたしを励ますためだけに　気持ちを伝えてくれたんだ』
返事は考えなくていい、リコが元気を出してくれたらそれでいい、
ユウの優しさが本当に素敵で、涙がこぼれてくる程でした……。

その日、生まれて初めて描いた曲を、リコはアキに聞いてもらうために走ります。
ユウに告白された時の感情と、なぜ一番自分を大事に思ってくれる人ではなく
こんなにもアキが好きなのか…、という気持ちが込められた曲。

別れの歌ではなくラブソングだけれど、リコの苦しい心が詰まったラブソングでした。
「…大嫌い」だと泣くリコに、「理子に会えて　良かった」と伝えるアキ。
2人がついに、結ばれる時が来ます―――

目覚めたリコとアキの楽しくて幸せな時間、そして始まる文化祭。
「ハッポ☆スチロールズ」として始まったリコとソーちゃんとユウのライブでは、
リコの笑顔はもちろん、ユウの演出力、ソーちゃんの書いた歌詞を見ることがきました！！

さらに、心也とともに文化祭ライブを観ていたアキの中のリコへの気持ちが、
「僕が作りたい」「僕の曲を歌わせたい」というものから、
「応援させてほしい」「理子の中に響く音を　取り出す手助けをしてあげたい」
というものへと変わっていたのです。

劣等感は今もあるけれど、ただ頑張ればいいと教えてくれたユウとソーちゃんに感謝し、
そして心也に「僕の曲を　弾いてくれてありがとう　心也に出会えて　良かった」と、アキは伝えます。

完結巻を次に控えたこの21巻では、アキと、それからユウのいい変化が強く印象に残りました。涙
その分最終22巻では、リコの変化が大きく表れている展開を期待してしまいます！！
終わってしまうことは寂しいですが、どのような結末を迎えるのかとても楽しみです