少年まんがの人気漫画「HUNTER×HUNTER」30巻を無料で試し読み!?
2017/11/13
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少年まんが『HUNTER×HUNTER』あらすじ 30巻 ネタバレ
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人気少年まんが『HUNTER×HUNTER』の結末まで30巻をネタバレ!

「HUNTER×HUNTER」30巻あらすじとネタバレ
「HUNTER×HUNTER」30巻あらすじ
失われた王の記憶を巡り、進められる王とプフの勝負。王は“円”に反応したウェルフィンの下へ。そして追い詰められたウェルフィンの一言が、王の記憶を呼び覚ます。一方パームが語る、王に使った爆弾の正体とは!?
「HUNTER×HUNTER」30巻 ネタバレ
この30巻は「蟻編」が完結する巻となっていました。
30巻までにネテロ会長との死闘の末、ミニチュアローズという破壊兵器によって瀕死になった王は、プフとユピーの文字通りの献身により、完全復活、いやそれ以上になってしまい、こんなんどうやって倒すんじゃ! っていうくらいの能力を手に入れましたね~。
その能力たるや、もはや神と言っても過言ではないもので、しかも人格としてもグッと成長しちゃって。考えてみたら王は生まれてから数ヶ月しか経っていないのですよね。
体格的には完成した形で生まれているものの、精神の方は生まれた当初は酷い有様。母親の腹を突き破って出てくるわ、無意味に殺すわ、手のつけられないやんちゃ坊主そのもの。
まあ誕生、即反抗期といった感じw
そう考えると、この数ヶ月で王の精神的な成長は著しいですね。さて、メルエムは、王道の少年漫画でいえば、いわばその章のラスボスに当たるわけですから、当たり前に考えるとネテロが負けた後、ゴン&キルアといった主人公に倒されるのが筋(笑)なんですけど、そりゃ~どう考えても力量に差がありすぎて無理がある。
ウイングさんいわく1千万人に一人の念能力の資質を持つゴンが生涯の全てをなげうって自分を強化(強制成長)した、いわゆる「ゴンさん」なら話は別なんでしょうけど、彼はピトー戦で燃え尽きてしまいましたしね。
主人公がラスボスの護衛と命がけで戦って燃え尽き、ラスボスは人災で死ぬ、というありえない展開がハンターならではw、という感じ。
ゼットンが科学特捜隊にやられた時とはシチュエーションが違うwただ、ネテロが相手にならなかったから、王に勝てる人間の念能力者が居ないか、というとそうでもなさそう。
その筆頭が、30巻後半にでてきた「十二支ん」のメンバー。十二支んの面々は、会長がやられたことに対する驚きよりも、敬愛する会長を失った悲しみと「どうして自分達を呼ばなかったのか」という思いが強いようだし。
つまり、「会長が負ける相手でも自分達ならやれた」という自信の表れにも見えますね。以前にモラウと話していたノヴが「謙遜はしているけど、会長はまだまだ俺達より強いよ」という台詞からは、ネテロといえども老いてなおまったく衰えないわけではなく、徐々に衰えがみえているものの・・・というニュアンスが伺えます。
まあ当然と言えば当然ですが、老齢のネテロは既にピークを大きく過ぎているのですよね。
その点、今が旬(笑)の「十二支ん」の面々(といっても戦闘に向いているタイプのメンバーとなるのでしょうが)や、ヒソカ、イルミ、クロロ(念を取り戻せれば)などであれば、王とどういう戦いになったか興味があります。
ヒソカが90点と採点したギンタや、95点と評したイルミでしたが、ぜひヒソカに王と戦う直前のネテロ会長の採点をして欲しかった。ネテロと十二支んの相対的な戦闘力がわかるという意味で。
メルエム対ネテロ会長の戦いを見て感じたのは、ネテロの攻撃力不足という点。
百式観音の能力自体は、完全に王の数段上を行っていましたよね。もし百式観音の一撃一撃に「零」くらいの破壊力があれば、王とはいえども圧勝という訳には行かなかったはずだし、「相手の呼吸・ゆらぎをさぐる」という、無限ループ的な戦術自体が実行不可能だったでしょう。
もしかすると、ピーク時のネテロなら勝てた戦いだったのかもしれません。まあ、それはさておき。
結果的に、キメラアント対人間の戦いは、人間の完全勝利で幕を閉じたわけです。
討伐軍の犠牲者は、ネテロのみ。
パームが蟻化されたのと、シュート・ゴンが瀕死、ノヴが精神的ダメージということもあるが、王+護衛軍+主だった幹部級が死亡または離反した蟻サイドに比べると被害は少ない。
もっともそれまでに食われてしまった人間や、「選別」の過程で死んでしまった東ゴルトーの国民の数を考えたら人間の負けとも言えるのかもしれませんが。。。そもそもキメラアントは人間を取り込んだ時点で敗北していたという解釈もできるかも。
自我の強い人間を取り込んだことで、蟻としての特性を著しく狂わせてしまって内部崩壊したといえます。最後の方など、もはや蟻など存在しない人間同士のやり取りに等しいかと。
ウェルフィンの「貴様は、貴様等は! 敵だ! 俺達の!」という叫びは紛れもない人間サイドのそれだし、それに応じた「会えるといいな、その者と」という王の答え、「そして可能なら、人間として生きるが良い」という言葉、それ自体が人間が持ちえる慈愛の心の表れだと思いました。
戦いそのものに終止符を打ったのは、もちろんネテロ会長が使ったミニチュアローズという悪魔兵器ですが、王の心の戦いという意味で、蟻と人間の戦いに終止符を打ったのはウェルフィンの命懸けの一言だったという訳です。
あそこでウェルフィンが正解にたどり着けず、ただ王に食われていたら、王はパームとイカルゴまでは辿りつけても、そこで二人の抵抗にあい、コムギと会えないまま時間切れになっていたかもしれません。
王とウェルフィン、そしてプフが集った、あのシーンの数ページ。
そこには物理的には蟻しかいないわけですが、そこには人間しかいなかったともいえると思います。
そして、あのシーンがキメラアント対人間の決着のシーンだったと思えるのです。蟻はもう・・・
という思いに続くのは、どんな言葉なんでしょう。
「蟻はもう、負けた」 「蟻はもう、終わった」 「蟻はもう、ダメだ」 何でも会いそうですが、僕的には「蟻はもう、存在しない」がいいのかな、と思いました。
奇しくもネテロが王の立ち振る舞いを見て、「奴は揺れている。蟻と人の間で」と評しましたが、コムギという存在により、王は人間側に傾いた生涯を終える決断をしたのでしょう。
王は人間としての死を選んだのです。
コムギの行方をパームに尋ねる際に、ヒザをつこうとすることからも分かるように、あの時既にメルエムは蟻の王を辞め、ひとりの人間としてパームにお願いをしています。蟻の王として生きた場合、その生の目的は「種の繁栄と存続」という一言に尽きるでしょう。
かたや人間の生の目的はどうでしょう。
多くの人間が自分の生の意味や目的を求めつつも、知らないまま死んでいく中で、王とコムギは軍棋を通して自分の生まれた意味を理解し、そして死んでいきます。アマゾンのレビューを見るとレイナとブロヴーダのくだりで、ブロヴーダの涙に心を打たれた人が多かったようですね。
自分の涙に「あれ?何だコレ?」と戸惑うブロヴーダですが、読んでいる方も「あれ?何だコレ?」的にもらい泣きしてしまいそうになります。でも僕的に30巻最大の見せ場は、やはり王とコムギの軍棋シーンですね。
コムギの手はかつて自分が生み出した子供ともいえる「孤孤理固」
死路が確定しているはずの一手に苛立つメルエムは、孤孤理固崩しの定石の一手の「中将新」
そこへコムギが打つ予想外の新手に驚くメルエム。
考え込んだメルエムはそれに対抗する逆新手を打つ。盲目の軍棋王である少女コムギはこの至高の一手一手に、他人から見ると決して幸福だったとはいえそうにない自分の人生に幸せを感じ、その光を失った目からは涙があふれます。
そして更なる逆新手での切り返し。
この瞬間、メルエムとコムギは、言葉と、そして軍棋を通じて、ガンダム的にいうと「分かりあえた」のでしょう。
蟻の王と盲目の人間の少女という、通常であれば一切交わらないはずの二人が、「この瞬間のために」自分が生まれてきたのだ、と確信するほど、魂が通いあったのだと思います。いずれにせよ、女王蟻はもうおらず、王も死に、今回の騒動となったキメラアントは実質繁殖の手段を失い(旅団に狩られたザザンのような奴がもういなければ)、あとは残党と、パームのように蟻化された人間だけとなりました。
残党は暴れたらハンターに狩られるだろうし、平和裏に暮らすのであればモラウが言っていたように、珍しい新手の魔獣として扱われるでしょう。世間には蟻騒動はまったく報じられていないので。
蟻化された人間(宮殿前にあったたくさんの繭も含め)の問題を残し、キメラアント事件は終結といった感じですね。
あ、それと東ゴルトーの元暴君のディーゴ総帥は影武者で、ご本人はNGLだかどこかの自然の中で隠遁生活を謳歌されていた模様。実は賢者だったのね。でも本国があんだけ荒れてたら駄目でしょう~
総帥が読んでいた本が民明書房の発行物だったのはご愛嬌wwwさてさて、蟻編が始まる前と、終わった後は何が変わったのでしょうか。
■ゴン
ピトー戦の際の、自分の念能力の「誓約と制約」により瀕死(普通なら死んでいるw)■キルア
健在。神速(カンムル)を使いこなし、スピードマスター的能力者へ成長
⇒今後はゴン復活の秘策を求めて実家(ゾルディック家)へ■パーム
蟻化しちゃったけど、登場当初より扱いやすいキャラになっている感ありw■シュート
ユピー戦で瀕死の重傷を負うが、ナックル・最終的にノヴに助けられ治療中■ナックル
戦いが終わったらモラウとシュートで旨い酒を呑むはずだったが
ユピーにモラウの命乞いをして作戦を中断したため、息も絶え絶えの
モラウ師匠に「あの甘坊を殴らせろ」といわれる始末。師弟の絆やいかにw■モラウ
見た目は健在だが、病院にて療養中のよう。■ノヴ
クールな風貌だったが、単身で蟻の宮殿へ潜入した際の恐怖により、
髪は白髪となって抜け落ちてしまった。(帽子で隠しているw)
ゴンの治療を全面的にバックアップしている。■今後も登場の可能性のある蟻連中
影の立役者ウェルフィンと、何気に除念能力を持つヒナ、蟻ではないが
東ゴルトーの影の総帥だったビゼフ長官ら3名が連るみ、元NGLの王
ジャイロを求めて流星街へ。
ジャイロ編はあり得るのか(笑) というかなかったら許せんw■ハンター協会
会長が辞任(事実は死亡)⇒次期会長選挙へさて、今後の展開は次期ハンター協会会長をめぐる選挙と、ゴン復活をめぐる
キルアのゾルディック家絡みの話になってきます。
かつてシルバが言っていたキルアに対する言葉の真意は?
そして気になるジャイロの動向は?
あとクラピカと旅団、それとヒソカとクロロ!
あー、気になる枝がありすぎるw
HUNTER×HUNTERの31巻へ
前回と次回のネタバレです↑↑
他の方が書いた漫画感想が読めます。
ランキング形式ですので見たかった
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