少女まんがの恋愛漫画「覆面系ノイズ」５巻を無料で試し読み!?

2017/04/27 2018/08/28

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「覆面系ノイズ」５巻あらすじとネタバレ

「覆面系ノイズ」５巻あらすじ

ギターボーカルを目指して必死に練習に励むニノ。更なる向上のためハルヨシの提案でメンバー合宿を開催することに!! 一方、ニノへの想いが限界にきつつあるモモは…!? 皆が本当のココロを隠したまま、舞台は邦楽フェス「ロックホライズン」へ!! 激しくて切ない衝撃のライブがいま幕を開ける!!

「覆面系ノイズ」５巻ネタバレ

イノハリ週末合宿の始まり！
目的はニノをギターボーカルにするため。
メンバー全員、諦めてない。
そんなメンバーをめんどくさいと言いつつも見守るヤナさん。

一方、モモと月果さん。
RH(ロックホライズン)の会場はイノハリと同じキャパの筈だったのだけれど、一つでかいキャパ8千の会場に変わったらしい。
モモの脳裏に浮かぶのは「イノハリのためにしか歌いたくない」と言ったニノのこと。
''私も好きだった''、その言葉を聞いて、今ニノが好きなのはユズだと気付いたモモ。
嫉妬に浮かれてる場合じゃない。
今は稼ぐことだけを考えるモモ。
…一方通行が辛いんですけど。

何回も練習を繰り返し、惜しいとこまで来たニノ。
ニノのために何回も練習に付き合ってあげるイノハリメンバーも優しいなぁ。
いいチームワークだなぁ。
暗くなったので、1日目の練習は終了。

その後は、皆で素麺大会。
…完全にクロがオカンでした。
皆で素麺を食べながらお話。
羽依ちゃん(クロ兄の彼女)の話を嬉しそうにするクロが切ない…(ﾉω･､)

深桜に電話するハルヨシ先輩。
ユズの事を聞かれたのでムッとしたので、「ニノと一緒で楽しそう」と意地悪するハルヨシ先輩。
おやすみとだけ言って、電話はブツ切りされちゃったけれど…。
ハルヨシ先輩「…おやすみ …深桜」

シャワーを浴びた後のユズの元に現れたニノ。
突然、「好きな人いる？」と聞かれる。
「いる」と答えるユズ。
ユズ「(きみだよ)」
…ユズ、報われないなぁ。

今度はユズがニノに「モモのどこが好きなのか」と聞く。
ニノは「ニノ」と呼ぶ声だと答える。
正直、物心ついた時から一緒だったからどこが好きとかは分からない。
けれど、6年前にモモが消えた時、自分の一部がもがれた気がしたと言う。
ニノ自身、変だと思う。

けれど、ユズはニノの気持ちが分かる…。
ライブが不安だったけれど、今日しっかり練習して楽しみになってきたと言うニノ。
ユズがツンデレ全開で言葉を返すも、その時にはニノは寝落ち状態。
寝ているニノの名前を呼ぶユズ。
ユズ「…ニノ」

ラジオ収録。
このラジオは毎回サプライズゲストが来るらしい。
今回のゲストはなんと、モモ率いるSILENT BLACK KITTY！

ニノ、ユズ、モモが揃うのは、屋上以来。
ガチ重くて気まずい雰囲気の中、ラジオ収録が始まる。
早速、険悪な感じに…。

イノハリも、黒猫も、RHの宣伝をしてラジオ収録は終了。
その後、ニノは帰宅して「夏フェス」について調べる。
そして、MC練習をしている最中に気付いてしまう。
モモが「滅茶苦茶」だと言ったのはイノハリに対してではなく、ニノに向けたものだったと。

自分以外のメンバーは完璧。
自分がまた暴走したら滅茶苦茶になるかもしれない…。
それをモモは見抜いていたんだ、と。

イノハリメンバーで練習。
ニノはいきなりノーミスで弾けるようになり、演奏はほぼ完璧なのに、前の方が面白かったと思うクロやハルヨシ先輩。

そこで、ユズはニノを連れ出す。
率直に、この間のラジオから変だと切り出すユズ。
暴走したら迷惑をかけるから上手くならなきゃ、と言うニノ。
そんなニノに対して、ユズは「ばーか」とデコピン。
ユズは言う。

向上心も基礎力も大事だけど、気持ちが大事だと。
込めた気持ちは良くも悪くも絶対に伝わるから、感情で攻めろ。
暴走しても僕らがついてる。
モモに届けたいのなら、今まで以上に思いっきりぶつけろ、と。

そして、ユズはニノに「一度即興で好き放題の歌詞で歌ってみるか」と提案。
ユズ「アリスのことばでうたうんだ」
ニノ初の即興の歌詞はひどかった。
「モモの馬鹿」「わからずや」…悪口のオンパレード。
けれど、ユズは声にならなかった最後のニノの単語を見逃さなかった。
「すき」

自分の言葉で歌ったらいろいろ見えてきた。
モモは自分の事を何も思ってないのに、モモの言葉に振り回されてしまった…。
ついに、泣いてしまうニノ。

…「泣きないならなけば」って言うユズがイケメン！(〃∇〃)
自分の言葉を歌詞にのせたら、はじめて自分まるごと歌えた気がした。
そして、ユズに「新しい曲の歌詞を書いてもいいか」と問う。
…いつだってニノに火をつけるのはモモだったけど、この日ばかりは、ニノに火をつけたのはユズだった。

新曲の歌詞はニノが書く事になったけれど、どうせモモの事を書くに決まっているから聴きたくない、と言うユズ。
当て馬大王ww

一方、深桜に「お風呂で気持ちいい」という歌詞を聴いてもらうニノ。
モモの事を書けばいいと言う深桜。
だけど、ニノは「恥ずかしくて書けない」らしい。

モモは北鎌倉駅で母親に遭遇。
母親に、今は北鎌倉に住んでいるのかと聞かれるも、住んでないと言うモモ。
ニノについての問いもかわしていくモモ。
モモ…何だか険悪じゃないか。
母親と何があったのよ？

ユズもまた、母親にデモを見つけられてしまう。
「アリス」を身代わりにしているのなら解放してやれ、と言う母親。
きっとユズに会わなければよかったと後悔している、と。
…ユズの母親はもちろん、父親についても何かしらありそうです。

母親との喧嘩の末、家を飛び出し、ヤナさんの所へ泊まりに来たユズ。
何かあったと察するヤナさん。
ヤナ「…オレは味方だからな」

いよいよ明日に迫ったRH。
新曲の歌詞が書けたから、最後に演奏する事に。
モモについての歌詞だと思っていたユズだけど…。

ぼくたちは
ほんとのこころをかくしてる
みつけて
とどいて
あのひから
ぼくのこえは
きみのおととともにある
あわになって
きえるこえ
のどにふれる
きみのくちびる
オワリとハジマリは
すべてせなかあわせ
あいたかった
あいたかった
あいたかった
きみにあえて
よかった

この歌を歌うニノの声は優しかった。
ユズはモモじゃなく、自分のことだと気付く。
ヤナさんからニノのギターボーカル合格が出る。

ユズに対してだけ最後まで歌詞が書けたというニノ。
好きな人との状況が似てたのも理由の一つ。
思い出したようにユズの好きな人を聞くニノ。

ユズ「…誰だと思う？当ててみなよ」
ニノの反応はイマイチだったけど、ユズめっちゃイケメンだったよ。
あ、新曲のタイトルは『ノイズ』に決定しました。

ロックホライズン、いよいよ開幕！
ちなみに、フェスは出入り自由なので、ライブ中に人が増えたり減ったりする事もあります。
客の出を止められるか不安になるニノ。
でも、ひとりじゃない。

一方、準備のためにモモを呼びに行った深桜は、モモが電話口で口論しているのを聞いてしまう。
どうやら、モモは母親に「戻ってくればニノには近づかない」と言われたようで…。

もうすぐライブが始まる。
イノハリのライブ会場には、MKに出て大ブレイクしたハタチの浪人生・グミもいた。

客の入りを確認して、その人の多さに驚くイノハリメンバー。
緊張のためか、皆トイレにw

外にいるニノ。
そこへモモがやって来る。
いきなり、モモに頭を抱かれるニノ。
そして…。
モモ「ニノ今度こそ本当にさよならだ」
6年前みたいに、何も言わずに消えるのは嫌だから、せめてもの別れの言葉…。

追いかけなくちゃ、今も好きだと言わなくちゃいけなかったのに…。
ニノが思い返すのは、イノハリの皆との思い出。
そして、いつかモモが言った''お前の歌を目印にして会えたらいいよな''という言葉。
…今は歌わなくちゃいけない。

ニノの只ならぬ雰囲気を感じ、今日は滅茶苦茶暴れるかもと思うユズ。

イノハリのライブが始まる。
観客の中の7割は「興味本位」で来ている。
モモだけじゃなく、全員ここから離れられなくする気で歌い出すニノ。
その時のニノは、グミが慄くほどのオーラだった。
ニノが歌い出したのは『ノイズ』。
ユズは初めてニノのこえに恐怖を感じた。

始まったニノの大暴走。
本当は1曲目は『カナリヤ』で、『ノイズ』は3曲目の予定だった。
セトリガン無視のニノ。
しかも、ユズのことを書いた詩をモモに向けて歌っている。
その事に妬いちゃうユズ。

「モモ、行かないで」。
そんな想いで歌ったニノ。
通常4分の『ノイズ』を、3分で突っ切った。
ここでセトリを戻し、『カナリヤ』へ。
ニノの歌声にグミが抱いた感情は「怖い」だった…。
2曲目に入った頃、会場の外では、入場規制がかけられる。

一方、モモ率いる黒猫のライブ。
こちらは1曲目の時点で入場規制がかかっていたらしい。
今日のモモは何だか感情的で、深桜が「荒れてる」と感じるほど。
深桜も「ニノより上へ行く」その思いで歌う。

戻ってイノハリサイド。
ライブ開始から5分経過。
突っ走り過ぎて、ユズ達の音が聴こえていないニノ。
その様はまるで怪物のようで…。

ここで予想外のハプニングが。
ユズが観客の中に母親の姿を見つけてしまい、ギターが抜けてしまったのだ。

それに気付いたニノ。
ユズのパートがないと演奏がスカスカになってしまう。
ニノは咄嗟にユズのパートを代わりに弾き始める。
ユズに「私のこえを聴いて」と願いながら歌うニノ。
そのこえに呼応して、ユズの意識が戻ってきた。
2人一緒に、戻ってきた。

テンポが更に上がる。
怪物のライブはここから。

ユズはニノが笑ったのに気付く。
いつもとは違う笑み。
3曲目に入って、また飛ばしているニノについていくハルヨシ先輩とクロ。

間髪入れずに4曲目。
色んなものが溢れて溢れて、指が、声が、止まらない。
ユズがピックを落とした時以来、自分の音しか聴こえなくなったニノ。
声が潰れてもいい。

これが最後になってもいいから。
ニノ「飛ばすわよ」
…ここのニノが凄くカッコよくて、ゾクッとした。
いそげいそげとどけ－－－…！

一方、黒猫サイド。
演奏中にニノの声が聴こえたモモと深桜。
モモにとって、ニノの声だけが光だった。
ずっと好きだった。
ニノのために曲を書き続けていたかった。
もう一度会いたい。
…好きだと伝えたい。

会場外にも聴こえるニノの声。
これで最後かのようなニノの声。
それを止めるために、ニノの前に飛び出すユズ。
向かい合うニノとユズ。
ユズ(もう余所見させない…‼︎)
そして、イントロをループさせる。

最後の曲で、ようやく打ち合わせ。
これが吉と出るか、凶と出るか。
ニノは、ユズやクロ、ハルヨシ先輩が自分に完璧に合わせてくれている事に気付く。

聴こえなかった音が、歓声がきこえてくるニノ。
きたきたきたいまだ…‼︎
最後の曲、『ハイスクール』！

ユズは、『ハイスクール』を完成させたら、終わりにするつもりだった。
でも、この曲がニノにまた会わせてくれた。
やっときみの声に、手が届くところまできた！

最後の曲が終了。
やっと目の前まで、手が届くところまできた。でも…。
「黒猫のライブが予定より早く終わったからすぐ行け」とニノに言うユズ。
それを聞き、ステージから飛び降りるニノ。
ユズ「…あー… …くっそ馬鹿過ぎ……」
…ニノを想っての行動なんでしょうけど、切ないなぁ。

「覆面系ノイズ」第5巻、いかがでしたか？
この作品は、本当のココロを隠してしまってすれ違い、一方通行になってるところが凄くツラい…。
でも、そこが凄くイイところでもあります。
…私個人としては、ユズに頑張ってもらいたいですが。