少女まんがの恋愛漫画「覆面系ノイズ」３巻を無料で試し読み!?

2017/04/26 2018/08/28

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「覆面系ノイズ」３巻あらすじとネタバレ

「覆面系ノイズ」３巻あらすじ

遂にイノハリのボーカル“アリス”として舞台に立ったニノ。だが再び気持ちがコントロールできなくなり…。果たして衝撃的なライブの結末は!?一方、お互いの正体を知らずに仲良くなるユズとモモだったが…!?音にする事しかできない3人のココロが激しいノイズを生む第3巻!!

「覆面系ノイズ」３巻ネタバレ

いよいよMK(ミュージックキング)収録本番。5分間のライブの間、ニノはどう歌ったのか覚えていない…。
ファーストアルバムに収録される先行シングル『カナリヤ』を披露するイノハリ。全部歌で吐き出し、モモを振り向かせてみせる…そんな想いで歌ったニノ。けれど、それは「歌」ではなく「絶叫」だった。ニノの暴走に合わせて演奏するクロとハルヨシ先輩。今のニノは新歓の時よりも突っ走ってるけど、楽器の音を聴けている。これならいけるかも、と思うユズ。でも、当のニノは「足りない」「これじゃモモに届かない」と思っている。

ニノの歌声が聞こえてきて、マグカップを落としてしまうモモ。新歓とも違う、ニノの歌はまるで「怪物」のようだった。
CMに移り、楽屋で休憩するイノハリメンバー＋ヤナ。広いステージでライトを浴びて、思いっきり歌ったらすこし前が見えるようになったニノ。みんなにお礼を言います。
翌朝、学生達の話はMKでのイノハリの事で溢れていた。イノハリメンバーそれぞれが驚く中、ニノの元にメビウスエンタテインメントの久瀬月果から連絡が来る。月果さんと今日の夕方に会う事に。

月果さんはオーディションの時に審査員席にいた女性の事ね！そんな月果さんからモモのギターを貰うニノ。ちなみに、彼女の独断で、モモは知らない。ギターについた傷－モモがニノの歌声を聴いてマグカップを落とした時の傷を指して、「金」云々ではなく体が反応せざる終えなかった…モモが一瞬、ニノの声に心を揺らした証拠だと言う月果さん。
その後、由比ヶ浜にユズを呼び出したニノ。ギターについた傷を見せ、お礼を言うニノ。ユズが自分を「アリス」にしてくれたから少しだけモモに届いた、と。それを誰よりも早くユズに知らせたかった、と。…ユズ頑張れ！喜ぶニノを見て、ギターを教えてあげてもいいと言うユズ。ニノはユズの曲を弾きたいと言う。

ニノ「私ユズの曲が一番好き」「大好きなの」
あの時、ニノの暴走を止めていれば良かったと後悔するユズ。そうしていたら…。
ユズ(きみのこんな笑顔みなくてすんだのに)
…このニノの笑顔はモモに向けられたものですからね。

その頃、桐生桃(モモ)のバンドのデビューアルバムの発売日がイノハリのファーストアルバムと同じ日だと気付くヤナ。明らかにイノハリを意識した行動。さらに、モモのバンドが夏フェス「ロックホライズン」に出る事も分かった。ぶつけられたらぶつけ返す、が信条のヤナは「ロックホライズン」にイノハリも出す事に決める。
月果さんからニノにギターをあげた事を伝えられたモモ。月果さんはモモが負い目があるからニノを突き放したとお見通しのよう。ちなみに、モモは月果さんの事が好きなようです。
メビウスエンタテインメントで月果さんと会い、ギターのお礼を言うニノ。そこで、月果さんがモモと一緒に暮らしていると知り、ニノの胸が痛む。

ユズに「オーディションに受かった」と報告する深桜。でも、ユズには素っ気なく返されてしまう。その後、ニノが深桜に声をかけるも、深桜は逃げてしまう。
由比ヶ浜まで逃げた深桜…と追って来たニノ。深桜は「イノハリは深桜の居場所だった」「深桜が別のバンドに行ったらユズが引き止めてくれると思ったのに」と胸の内をさらけ出す。「もうやめる」と言い、ユズから貰ったピアスを海に投げ捨てる深桜。ニノは濡れるのも構わず、海に入りピアスを探す。深桜が言うように、確かに6年も歌い続けるニノはおかしいかもしれないけれど、ニノだって歌い続けても無駄だと思って何度もやめようとした。…でも。

ニノ「…でもやめるのは行けるとこまで行ってからよ」「だから私はうたうわ」「どんなにみっともなくても馬鹿でもおかしくても」
普段ほんわかした感じのニノだけど、辛い事もたくさんあった。それを感じさせる言葉…というか、意志ですね。
ニノのポケットにピアスが1つ引っかかっていた。しぶとくてキラキラして、まるで深桜みたいだった。

深桜から、胸が痛いのはヤキモチだと言われるニノ。自覚してなかったどころか、薬まで飲んでいて、完全に風邪だと思っていたニノ。
ユズは母親から音楽に関わる事を禁じられているんだけど、母親には内緒で音楽に関わっている。だけど、母親に勝手に部屋に入られ、書きかけの五線紙が見つかってしまった。朝に家出してから、学校にも行かずに暗い時間まで外にいたユズ。ハルヨシ先輩の家は遠く、クロはバイトで行く先に困っていたところ、モモに出会う。それで、モモの家に入れてもらう事に。ちなみに、ユズは相手が「ニノの想い人・モモ」じゃなくて「榊」だと思ってます。多分、モモもユズが「イノハリメンバー」だと知りません。

ユズは、モモに母親が自分が音楽に関わるのを怖がっている事、そのゴタゴタで留年した事を話します。だから、ユズが音を鳴らせるのは学校(とイノハリ)だけ。そんなユズをいつも作曲をしている部屋へ連れて行くモモ。モモは言う。元々は幼馴染(=ニノ)のために曲を作っていて、最近そいつを横取りされてムカついている、と。…目の前にいるユズがニノをスカウトしたんですけどね。…知らないって怖い。それから、音に触れた事でニノに会いたくなったユズ。モモが電話に出ている間に家を出ます。
モモの家を出て、走ってどこかを目指すユズ。すると、ニノが向こうから走って来ます。「6年前みたいにユズが消えちゃったのかと思ってすごく怖かった」と言うニノ。マスクはずれ、髪もぼさぼさなニノ。これはぜんぶ自分を見るためだけにこうなったと知って…。

ユズ「見るな」
…そうだよね、好きな子にこんな顔されたら一層好きになっちゃうよね。
その頃、イノハリを容赦なく潰すと決めたモモ。

オーディションでボーカルを募集していた桐生桃(モモ)が立ち上げたバンド「SILENT BLACK KITTY」の事について話すイノハリメンバーと深桜。イノハリと同じ覆面バンドで、アルバムの発売日も同じで、しかもバンド名に黒猫が入っている。明らかにイノハリを意識したバンド。ベースはモモで、ボーカルは深桜だった。そして、ヤナから「イノハリのロックホライズンへの出演が決まった」と一報が入る。イノハリの初ライブにして、モモのバンドとの直接対決。当然、ぶちかます。
深桜に「RH(ロックホライズン)は仁乃にぴったり」だと言われるニノ。理由はRHには3つのステージがあって、一番大きいステージから地平線が見え、歌がほんとに地球全体に届きそうだから、と。

RHでモモに会えると知り、頭がいっぱいになり、毎日無理に練習していたニノ。そんなニノに、気持ちはわかると言うユズ。喉と指が治り次第、放課後もギターとボイトレをみてあげると言うユズ。
その後、ニノの想い人とは知らずにモモに恋愛相談するユズ。…知らないって怖い(2度目)。
話したい事があるから朝練を屋上でするとユズに言われたニノ。ユズを待ち、ギターを弾くニノ。ユズが屋上に向かうと、隣の校舎の屋上には榊…モモがいた。ついにニノ、ユズ、モモの3人の視線が交差した。
ニノが隣の校舎に向かう間、話をするユズとモモ。お互いがお互いの正体を知る。2人の関係はここまでで終わり。
モモに会えたものの、「もう話しかけるな」と言われてしまったニノ。でも、会えて嬉しくて、モモと話したいと思うニノ。

ずっとギターを弾き続けるユズ。ハルヨシ先輩とクロは何かあったと察する。
一方、モモはニノと会った事で曲作りに手こずる。詳しくは明記されていないけれど、モモには叶えたい夢があるらしい。
翌日、モモに話があると言われるニノ。6年間言えなかった事を言うモモ。そして…。
モモ「6年前ニノのことが好きだった」
過去形の告白。今好きな人が背中を押してくれたという。…やっぱり月果さんだよね？

ニノ「私も6年前モモの事が好きだった」
この日、はじめてニノはモモに嘘をついた。…本当は好きなんだね。もう好きだと言えなくて、気持ちを隠す事しかできなかった。ほんとのこころを。
心の痛みを消すように無理して笑うニノ。

保健室でユズが休んでいると、ハルヨシ先輩がやって来る。ハルヨシ先輩に「失恋した」と言うユズ。それから、ニノが好きな奴と両想いだと伝える。モモと会ってからニノがよく笑うのを見てくっつくのは時間の問題がするとも。
ユズ「いつかぜったいアリスは僕を好きになるに決まってるってどっかで信じてたんだけどな…」
「信じてた」って事は「本当はそうじゃない」って知ったからで、ユズはすごいと言うハルヨシ先輩。
今日はイノハリの衣装合わせ。ニノだけは紅いドレスで、そんなニノに見とれるユズ。

そして、相手がモモという恋敵だと知らずに恋バナしたり、家に行ったり、CD貸し借りしたり、ギターを一緒に弾いた事をハルヨシ先輩とクロに咎められるユズ。2人の前で、ユズは失恋しても逃げないでアリス(ニノ)の友達になると決意する。
アルバムの音源収録をするニノ。練習の時より声が伸びている。これは、ひとえにニノの練習の成果。『カナリヤ』を歌っている時、歌詞に出てくるカナリヤと自分を重ねてしまい、その場から逃げ出すニノ。
ニノに追いついたユズ。ニノは、モモに好きな人がいる事、モモも自分のことが好きだと信じてた事、「好きだった」と嘘をついた事をさらけ出す。泣き叫ぶニノの口を塞ぐように、キスをするユズ…。