少年まんがの人気漫画「僕のヒーローアカデミア」８巻を無料で試し読み!?

2017/04/06 2017/11/27

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少年まんが『僕のヒーローアカデミア』あらすじ８巻ネタバレ
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「僕のヒーローアカデミア」８巻あらすじとネタバレ

「僕のヒーローアカデミア」８巻あらすじ

期末テストの演習試験が始まりましたわ。雄英の先生方を相手に、二人一組での戦闘試験！ペアの轟さんに比べて、今の私にできることなんて…。でも、必ず合格してみせますわ！ “Plus Ultra”!!

「僕のヒーローアカデミア」８巻ネタバレ

ステインの襲撃を潜り抜けることができた出久達。
再びいつものヒーローを目指す授業に戻ったのですが、その授業がまたいつも以上にハードなものでした！
それは、決められたクラスメイトと二人タッグを組み、現役バリバリのヒーローを相手に、特定のポイントまで逃げ延びるか、ヒーローの手首に錠をかける、という授業！！
しかも出久のタッグ相手は爆豪という相性最悪の人物で、おまけの対峙するヒーローはオールマイトというとんでもない事態に！！
果たして出久はこの試験をクリアすることができるのでしょうか？

轟と八百万のタッグは、見つめている相手の個性を使えないようにできる能力を持つ、イレイザーヘッドこと相澤との戦いに挑んでいました。
市街地に設定されたエリアで、とりあえず脱出ポイントを目指す二人。
八百万はその間、相澤の射程内に入っているかどうかを確かめるため常に個性を発揮し続けています。
歩きながらどんどん生み出されていくマトリョーシカ。
八百万さん、マトリョーシカが大層お気に入りのようです……！
轟は基本的にドライなので、何が生み出されていても気にしないようで、とりあえずなぜマトリョーシカなのかはスルー。
個性に異変があったらすぐ行ってくれ、と先を急ぐのです。
そんな轟に、八百万はつぶやきます。
この対策もそうですが、ベストで即決できる判断力はさすがだ、と。
普通だろ、と言う轟の答えを聞くと、八百万はすでにすぐれなかった表情をさらに曇らせました。
雄英の推薦入学者、スタートは同じだったはずなのに、実技において自分は特筆すべき成果を何も残せていない。
騎馬戦は轟の指示下についただけ、本線では常闇になすすべなく敗北……
こんな時に、こんな時だからこそ、自分のふがいなさを吐露したくなってしまったのかもしれません。
轟はそんな八百万の言葉に……答えるよりも早く、彼女の体からマトリョーシカが出ていないことに気が付きました！！
来るぞ！と周囲を見回す轟、判断が遅れたことを謝りながらそれに倣う八百万！
ですがもう相澤はすぐそこまで来ていました！！
来ると思ったらすぐ行動に移せ。
そう言いながら、得意の包帯を使い、二人の頭上に迫っていたのです！！
とっさに迎撃しようとする轟ですが、すでに相澤の能力の支配下。
轟の苦し紛れの攻撃はあっさり空を切り、先手を取られたんだからこの場合は回避を優先しろ、とダメ出しまで喰らってしまいました。
轟はとっさに、八百万に脱出ポイントへ向かうように指示！！
一瞬のためらいの後、八百万は走り去っていったのですが……
この展開は、むしろ相澤にとって好都合でした。
また悪魔に轟を縛り上げ、宙吊りにする相澤。
攻撃的な轟からとらえるつもりだったとのことで、確かに2対1ではこうもあっさりとらえることはできなかったでしょう。
しかも轟がぶら下げられた場所の足元には、まきびしをびっしりとまいて包帯を焼いて下に降りるという脱出法も封じる完璧な対策ぶり。
八百万を逃がし、自分が相澤の攻撃を一手に引き受ける。
そんな負担の偏った策はどうなのか、もう少し話し合ってもよかったんじゃないか？
相澤は再びそうダメ出しして、八百万を追うのでした。

逃げ回る八百万は、どんどんと混乱していってしまいます。
脱出ゲートまでどのくらい？これが最短ルートなのか？轟は無事？走る速度を緩めてでも移動用の道具を作るべき？このまま逃げ切れるのか？
もはや混乱は頂点にまで達し、八百万は自分がどこを走っているのかもよくわかっていない状態に……!!
そこへ相澤が追いついてきます。
もう轟がやられてしまったのか、先生相手に私では勝ち目がない……!
そう考えた八百万は、逃げるのをやめて轟のもとへ戻り始めました。
相澤はそれを見て、彼女の迷いを見透かしていました。
体育祭以来、自身が喪失している。
轟と自分を比べ、迷いの少ない轟を見て「格上」だと決めつけてしまったうえ、自分の考えに自信が持てなくなっている。
それを取り戻してやりたいが、それは俺の役じゃない。

宙吊りにされた轟は、「もっと話し合ってもよかったんじゃないか」という言葉について考えていました。
そう言えば、八百万は何か言いたげだった。
そう考えていたところに、八百万が戻ってきます。
轟に何かを謝ろうとする八百万に、轟は後ろから相澤が来ていることを告げつつ、こう尋ねたのです。
八百万、なにか、あるんだよな！？
悪い、聞くべきだった、これでいいか？って。
何かあるんだよな？
そう言うのはお前のほうが適任だった。
学級委員決めたとき、お前二票だったろ。
一票は俺がいれた！そう言うことにたけたやつだと思ったからだ！！

……その言葉を聞いたとき、八百万の胸に熱い何かがこみ上げてきました。
あふれ出そうになる涙をこらえ、八百万は懐に入っていた大量のマトリョーシカを相澤のほうへと投げつけました。
実はそのマトリョーシカはただの人形ではなく、中に閃光弾が入ったもので……！！
司会を奪われる相澤の一瞬の隙をつき、轟を救出する八百万！！
そしてはっきりというのです！！
私、ありますの！

相澤先生に勝利する、とっておきのオペレーションが！！

轟・八百万組にようやくエンジンがかかり始めたそのころ、出久と爆豪組は。
爆豪と出久がようやく息を合わせ、手も足も出なかったオールマイトに反撃ののろしを上げた……はずだったのですが……
オールマイトは、そんな二人を称賛していました。
素晴らしいぞ少年たち！
不本意ながら協力し、敵に立ち向かう。
ただ、二人とも！

それは本試験の前提だからね！
称賛しながらも見せつけたのは、圧倒的な力の差！！
息を合わせた攻撃をもってしても、手も足も出ないこの実力差に対し、二人の打つ手はあるのでしょうか……！！

というわけで。二人一組の戦闘訓練が繰り広げられる今巻。
今や完全に一目置かれている出久や、言うまでもなくクラスでトップクラスの実力を持つ轟、良くも悪くも目立つ爆豪などに比べると、どうしても目立つところのなかった八百万。
今回のエピソードでは、ようやく彼女に目覚めの時が訪れるわけです！！
ただのお色気要員になりかけていた彼女の見せる頭脳と意地、そして本音を見ることができるののです！！

さらにほかのメンバーの奮闘もばっちり収録！！
今までも活躍を見せていた常闇・梅雨ペアはもちろんのこと、こちらも今までパッとしなかった耳郎・口田ペアの活躍、そして一人では何にもできないと思われていた峰田の奮闘も！！
今まであまり戦うシーンのなかった先生方の能力まで楽しめる、見ごたえばっちりの内容となっているのです！！

さらにこの後は新展開へ！
林間合宿という大イベントが始まります！！
新たな訓練に加え、こう言ったお泊りイベントにはつきものの入浴関係のあれこれも用意されておりますよ！！
そしてそのイベントの直前には、出久のもとにとんでもない来客がやってくる見逃せない出来事も！
最初から最後まで見どころ満点の一冊になっております！！